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目標設定の三つのポイント

あけましておめでとうございます。
八段塾塾長のつかさです。

2020年になりましたので、新年に皆さんが行うであろう【目標設定】についてお話しします。
自己啓発系の本や、ビジネス書に至るまで【目標設定】の大事さについて嫌というほど書かれています。

囲碁で強くなるのにも目標設定は大切です。
ですが、目標設定の仕方を間違えると達成し辛くなるかもしれません。

目標設定を行う3つのポイントを説明します。
ポイント①
設定する目標は第一目標だけにしましょう。
年始に掲げる目標は、その年一年かけて達成する目標です。
よくないのが、達成するためのハードルや期間がバラバラなものをいっしょくたにする事です。
例1
・大会の五段戦で優勝する!
・野狐で4dになる!
・毎日詰碁100問解く!
・毎週碁会所へ行く!

例1の場合、
大会の五段戦で優勝する!と野狐の4dになる!はどっちのハードルの方が高いでしょうか。
どちらも求められている条件が違うため一概にこっちだ。とは言えません。
こういう時は、自分自身にといかけるべきです。
「俺が今年の終わりに達成できて本当に嬉しいのはどっちだ?」
きっと、無意識に答えがでると思います。
もし、どっちも嬉しくない場合は設定が低すぎます。
もし、まったくイメージが湧かない時は設定が高すぎるかもしれません。

毎日詰碁100問解くと毎週碁会所へ行くなどは、優勝や4dになるための小目標なのでわざわざ最初に書く必要はありません。
もしかしたら途中で軌道修正してまったく違うことをやる可能性があるからです。

目標は、この1年で本気で達成したい1つの事に絞りましょう!

ポイント②
目標は数値化しましょう。
目標を立てた事に満足して終わってしまう事ありませんか?
僕はあります。
毎月5冊本を読むと言って1年かけて部屋に積読タワーマンションを2棟ほど作ったりしました。

何故数値化するかというと、わかりやすいからです。
失敗した時に目標とする数値にどれくらい足りないのかを確認することで、成長の糧にできます。

例2
・大会の五段戦で優勝→1日に5〜6連勝
・野狐で4dになる→なるだけなら3dで15勝5敗、維持なら4dで10勝10敗

1番厄介なのは4dになると言った「なる系」です。
なる→到達する
なる→維持する
少なくともこの二つのどちらなのかを明確にしておかないと、他人に意見をもらおうとしても話が噛み合わなくなります。

立てた目標は具体的に数値で表す。

ポイント③
自分の現在地と目標までの距離感を把握する。

目標の数値化をしたら自分の現在地点を確認しましょう。
野狐4dで10勝10敗と目標をたてたら、今の自分が野狐で何勝何敗しているのか。
大会の五段戦優勝(5〜6連勝)なら、五段戦出場者との対戦成績を確認する。
目標までの距離感を明確にすることで、初めて毎月・毎週・毎日やる事が見えてきます

ただ闇雲に毎日一生懸命やるのではなく、目標へ近づくイメージを持って取り組むために目標と現在地の距離感を把握しましょう。

まとめ
【目標設定】に必要な三つのポイントは
①目標を1つに絞る
②目標を数値化する
③現在地との距離感を把握する

黙々と機械のように繰り返し続けられたら良いですが、人間はご褒美がないと続けるのが難しい生き物です。
達成したらぜひ自分にご褒美をあげることも忘れないでください。

最後まで読んでいただきありがとうございまいた。
八段塾塾長つかさ

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