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有本香さんの視聴者の会に関する発言の5つの問題点(5)

「⑤この会を引き継ぐさいに、元代表呼びかけ人のすぎやまこういち先生から託された思いを踏みにじっている」ことについて

2017年7月、代表呼びかけ人のすぎやまこういち先生と事務局長の小川栄太郎氏が退任し、現行の体制に移行しました。この時、実は金銭トラブルがあったことは後に公開情報となります。この件に関する視聴者の会のプレスリリースは以下の通りです。

百田尚樹チャンネルで申し上げました通り、椙山氏(すぎやまこういち氏)と小川氏(小川榮太郎氏)の間で、運営に関するトラブルがあったことは事実であり、理事及び現事務局も認識しております。見返りなしで多額の資金を提供した椙山氏が、小川氏の使途に疑惑と不満を抱き、代表を辞任するまでに至りました。また、このトラブルをきっかけに、小川氏も事務局長を退任しております。
週刊文春に取材を受けたトラブルは、椙山氏と小川氏の間で発生したこのトラブルに関するものだと認識しております。しかし、任意団体であった旧「視聴者の会」と一般社団法人化後の現「視聴者の会」では運営体制等がまったく異なり、本件に関しては、多額の資金提供者であった椙山氏の疑惑と不満を、責任者である小川氏が解消するべき事案です。そのため、取材を行った週刊文春には、当事者である椙山氏と小川氏に直接ご確認いただくよう要望いたしました。
http://housouhou.com/2018/10/03/

このプレスリリースに込められた思いをお分かりいただけますでしょうか?一般に保守系の団体と認識されている視聴者の会において金銭トラブルがあったとなれば、左派メディアの格好のネタになります。「保守団体で仲間割れ!」といったセンセーショナルな報道をされることはあってはならないとのお言葉も直接いただいております。
だから、すぎやま先生は最大限の配慮をされ、このトラブルも視聴者の会の体制刷新前の出来事であり、個人的な金銭トラブルとしてご対応いただいているわけです。すべては左派メディアに付け込まれる隙を作らないため。そして、この活動を存続してほしいという熱い思いのためです。
一般社団法人として体制を刷新してから、理事は無給です。だから金銭トラブルは起こりようがありません。もちろん、毎年の利益処分を巡って意見が対立することはありますが、それはお互いが納得して結論を出し現在に至っております。
ところが、有本さんは1月14日のツイートで、軽率にも大統領選等を巡る意見対立を会内に持ち込み、公の場でこれを暴露することで結果的に「保守団体で仲間割れ!」といったセンセーショナルな事実を適示しました。このような暴挙をなした自覚はあるのでしょうか?そしてすぎやま先生の思いを踏みにじったことに責任は感じているのでしょうか?
15日夜の長文ツイートを読む限り、そういった感覚は一切お持ちでないことは感じておりますが、本件については、会のプレゼンス低下に対してどのように責任を取るかという問題に至っている事を認識してください。

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