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左手キーボード Razer Tartarus Proを改造してボタンを2値の感圧ボタンにした結果

(約 1,700文字の記事です。)

技術情報などなく、祝杯中の駄文です。noteだから書き散らかします(笑)

詳細な記事はこちら。

https://www.yamato-tsukasa.com/entry/lefthand-device-tartarus-pro-impression1

BELKIN社製n52teがついに限界を迎えたため、最新のRazer Tartarus Proに買い換えた。Tartarus V2ではなくてProを選んだ根拠である「1ボタンで2機能を感圧で切り替えて使う」ための工夫を施した。

ボタンが20個もあるため、20箇所の単純作業。もちろん初めての試みなので試行錯誤も当然ある。最終的には累計40箇所の作業を行った形だ。そして納得のいく仕上がりになり、祝杯と共に駄文を生成中である(笑)

この商品、買っただけでは感圧ボタンになっていない。そこで私は各ボタンに工夫を凝らし、0.1ミリメートル単位の押し込み制御から感圧式の制御に変更することに成功した。結果、普通にキーを押すと第一機能が発動し、底付き感がある位置からさらにグッと押し込むことで第二機能を発動させることに成功した。

この結果、左手のホームポジションから指の位置を全く変えることなく、人差し指から小指までの4本の指の「押し込み圧力を普通押し・強押しの2種類で」合計8つの機能を呼び出すことができるようになった。

そのうち人差し指はホイール制御に使われるので、実質的には3つのボタン×2=6つのホットキーを、左手の位置を変えることなく押し込み圧力を変えるだけで制御できるようになった。

指の位置を変えずに6種類のホットキーを自由に制御できる。普通押しと強押しの2つだけだけれども、底付き感・更に押し込むという、とてもシンプルなインターフェースでそれを実現できた。iPhoneの感圧タップみたいなものだが、それが19個のボタンで人差し指~小指で制御可能なのだ。

本来ならばTartarus Proが製品出荷段階でそれが実現できているべきだし、そうなっていれば歴史に名を残す有名デバイスになったはずなのだ。

だが実装はそうなっておらず、技術者のエゴというか技術的に可能なデバイスを実装しただけであってユーザー体験が置き去りにされている。

20個の全てのキーを感圧化してみると、思った以上に便利だったのだ。加えてTartarusは親指周りにキーマップ一時切り替えボタンを割り当てると、現実的に6種類、システム上では最大で8種類のキーマップ一時切り替えが可能だ。なので理屈上は20×2×8=320通りのホットキーを割り当て可能だ。

1つのソフトウェアに対して左手一つに320通りのホットキーを割り当て可能なのだから、十分すぎるポテンシャルだ。ホイール操作でも6~8種類まで割り当てられる。これならば十分な量なので、CLIP STUDIO PAINTなどのお絵描きデバイスにも、キャンバスの回転などにも割り当て可能だ。

カメラのズーム、ブラシの直径、不透明度、で3つが埋まるが6つまで割り当て可能となれば、キャンバス回転、その他のパラメータ制御に2つまでは割り当て可能だ。十分だろう。最大8つまで可能となれば、十分すぎる。

総合的に考えても、さらに代替手段がないことを考えても、クリエーターにとっての左手据え置きデバイスとしてはTartarus Proは最高だと思っている。自信を持ってオススメしたい一品だ。


今回の創作活動は約1時間30分(累積 約1,928時間)
(501回目のnote更新)

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読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊