女性

女性表現が多すぎやしないか

漫画でもアニメでも、女性表現が男性表現に比べて圧倒的に多い気がする。男性のクリエーターが女性を表現したいのは分かる。しかしながら、女性もまた女性表現が多く、次いで美男子が多い。中年男性以上の男性表現はおまけやアクセント表現であることが多い。

この理由、長年自分の中で謎であった。が、聖書の学びを深めるにあたり、真理が分かった。詳しくは割愛するが、聖書における「男性」と「女性」の出で立ちが異なるのである。そして、「美とは何か」についても、聖書の学びを深めることで真理を得た。と書くとこれまた宗教臭いので、今回は割愛。

画力のない私が絵を描くにあたり、3DCGをフル活用する際に、女性の3DCGに関しては、事欠かない。溢れている。一方、美男子ではない男性表現には苦労する。3DCGモデルがない。

やたらめったら、女子が多いのである。なぜこんなにも、2Dも3Dも、女性表現が多いのだろうか?思春期の男子なら分からなくもないが、中年になる今、冷静に市場を見ても、女子の表現が多すぎる。なぜなのだろうか?

一つには、美の表現の媒体として女性形が表現しやすいこと。美の表現は、男性よりも女性を模したほうが表現しやすい。髪型然り、メイク(表情)然り。男性に美の表現を求めるのは難しい、という逆説的な理由もあるだろう。雄々しさとの対局。フィギュアスケートなどの例外がない限り、普通は難しい。

もう一つには、テンプレ的、模写的な過去資源の豊富さゆえ。とりあえず、あまたある資料をなぞれば、それなりに美しい、可愛い表現が手に入る。それもあるだろう。おおざっぱに言えば、一般受けがいい、無難な手段とも言える。

別に悪いとは思わない。市場受けして、描きやすいなら、Win-Winだろう、作り手にとっても、消費者にとっても。

でも、困ったことに、今、私にとって必要なのは、男性表現なのである。女性表現は十分手元にある。が、男性表現が手に入っていない。難しい。渋い男を描くための資料や前例が少ないからこそ、それを描くことが難しい。

どうにもこうにも、ニッチな方向に進むたがるのが自分の性分らしい。

(199回目のnote更新)


読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊