見出し画像

Notionを用いた投稿管理と、ブログと、noteと。(ブログとnoteの使い分け)

(約 4,500文字の記事です。)

Notionの使い方の学習も8割が終わり、いよいよ自分に合わせてNotionを組み立てて運用するフェーズに入った。なので今回はそれに関する日記。

Notionは色々できるが構造自体はシンプル

Notionはスモールウェブシステムなので、組み合わせ方で色んなことができる。だが、それを実現するための仕組みは極めてシンプルだ。

1. ページ

そう、ウェブページ。文字や写真があって、上から下に読む媒体。ただNotionの場合には文字、写真、ではなくて、それらを「ブロック」という単位で扱う。全ての要素はブロックであり、共通の操作方法でドラッグ&ドロップで移動可能。左右に配置も可能。

2. データベース

エクセルのスプレッドシートみたいなアレ。ただし各縦列を自由に絞り込んだり並べ直したりできる。エクセルの比ではない。(Microsoft AccessがDBソフト)。

この2つだけ。だが、ややこしいのはここからだ。

データベースの1行が「1つのページ」

ここからややこしくなる。エクセルシートの感覚だと、1行の要素は全て文字だけだ。ところがNotionでは、1つの行の全ての要素が「ページの中身」なのだ。ページタイトルが「タイトル列」であり、その他の要素は全てページ内の固定された項目である。ページなので、中に写真なども含めることができる。だからデータベースのビューをギャラリー表示などにもできる。何でもDBに入れられることが強みだ。そしてDBなので検索やしぼり込みにメチャクチャ強い。

つまり、データベース内に表示されるあらゆる項目は、ページ内の情報だ。なのでデータベースの内容を書き換えることは、対応するページの対応項目を書き換えることと一緒である。

だんだんと複雑になってきた(笑)


リレーショナルデータベース(RDB)が使える

もうこれ、正しく説明しようと思うとDBの教科書でも読んで下さい、ということになる。とても便利な仕組みなのだが、理解するまでが長い。一言で言うと?一言で言えません(笑)

何でもかんでも144文字に収まると思うなよ(笑)

多分Notionを初めて触ってから、基本操作や概念を理解した上でRDBの仕組みと使い方を理解するまでには、おそらく10時間以上はかかると思う。全体を理解し終えれば便利に使えるが、中途半端にしか理解していないと全然便利に使えない、謎の仕組みになってしまう。この辺からいきなりNotionは難しい、面倒だ、という評価になるだろう。

RDBが使えるし、当然ルックアップテーブルも使える。入力内容のねじれの関係を防げる。Aを決めたら他のDBで定められた「対応する項目」が自動入力される機能ね。

もう、いきなり謎のカタカナがたくさん出てきた。

大半の人はここで挫折する。Evernoteでよくね?ってね。

だがDBを使いこなすことにNotionのうま味がある。逆に言うとDBを使いこなさないならばNotionを使う意味がない。ほぼない。Evernoteと大差ない使い方になるだけだ。


1つのページに他のDBをリスト形式で挿入できる

会社の報告書の1枚みたいに、1つのページ内に文字とDBのリストを一緒に表示させることができる。DBの埋め込み表示と言っていい。だがそのページ上でいつでもリアルタイムにDBの項目を加筆修正できる。新規登録もできる。この辺に辿り着くと、一気に便利に使えるようになる。

例えば、大見出し、小見出し、解説、データ的な資料の表示、数字の表示、チェックリスト表示、などを混ぜれば、色んな使い方ができる。Webページのような情報ページにもできれば、現状を分析しながらのレポートページにもなる。あるいはチェックボックス付きのタスク管理シートにもなる(DBにはチェックボックスも追加できる)。


1つのページを1つのプロジェクトと考える

これで一気にNotionの使い方が開花する。1つのページを大規模なプロジェクトページとすれば、その中には当然、中規模プロジェクト、小規模プロジェクト、ToDoリスト、進捗管理ガントチャート、担当者リスト、顧客リストなどなど、たくさんの項目を配置できる。中規模>小規模>ToDoリスト、という階層構造の他に、それらと並列して各種リストと進捗管理のページを用意できる。

そしてそれらを「たった一つの統一したDB内に格納する」こともできる。もちろんDBの項目によっては複数のDBに分けて格納もできる。とにかく、ごく少ないDBにそれらの「全て」を格納できることにNotionの強さがある。

DBだから、フィルターでの条件検索の複数の組み合わせと、並べ替えができる。そして各ページで必要なデータをDBビューで絞り込んだ後に、それらが必要な各ページに埋め込むことができる。埋め込み先での加筆修正も、全てリアルタイムにDB項目の変更につながる。

全ての情報源が、限られたDBに全て紐付いて管理されていく。なので抜け漏れがない。この統一性にNotionの強みがある。

うん、多分言葉だけで言っても全く伝わらないと思う。。。Notionユーザーに分かりやすく簡潔に説明すればするほど、非Notionユーザーの初心者には全く謎の呪文になるのだ(笑)

テンプレートによる繰り返しの強さ

一応ここまででNotionの基本は解説した。ページ、DB、DB埋め込み、DB検索、これらがNotionの特徴だ。

そしてページもDBも、他の全てのブロック要素も、全て「テンプレート」によって既存の繰り返し作業はボタン一発で生成できる。

多くの作業は、「成功例の繰り返し」になる。ブログの日々の更新も、YouTube投稿も、作業の大枠は常に繰り返しになる。その繰り返しをテンプレで管理すれば、抜け漏れがない。チェックリスト化したものにチェックを入れることで、記憶に頼らない単純作業に落とし込める。うっかり忘れによるやり直しが発生しないだけでも、効率が上がる。

ここまででNotionの全ての使い方の解説が終了だ。あとは各自の使いやすいように工夫すればどんどん便利に使える。


Notionによって私が受けた影響とは?

で、ここまでならばNotionは単なる便利ツールであって、それを使いこなしてタスク管理・プロジェクト管理を楽にすればいい、というだけで終わるのだが、今回、私はNotionによって色んな考え方が変わった。

あらゆることをNotion経由で集約・管理できることが分かったので、どうやってNotionに落とし込もうかと考えるうちに、Notionを使おうと思っていた作業内容について「これまでとこれから」を考えるきっかけになった。

そして、結果として、色々変わった。

Notionで管理したい項目の一つに「ブログの投稿」があった。前回の投稿で700回目となったはてなブログの投稿だが、同時にこのままでいいのか?という迷いもあった。

https://www.yamato-tsukasa.com/entry/blog-change-style-increase-worth

そしてNotionを使って管理しようと思って色々見直しているうちに、今までのダメなところと、今後どうしたいかの2つが明らかとなったのだ。

(詳細は省略)

DBで項目分けする=投稿記事の統一的な分析項目

投稿済み記事をDBでも管理しようと思った。DBなので当然全ての項目に共通する項目(プロパティ、縦列)を考える必要がある。

そして今までは好き勝手に書いてきたので、そういう「全記事に統一する項目」というものがなかった。今後はそれを導入し、決めた項目を全て含むような記事にし、数ヶ月後、数年後に見ても価値のある情報の蓄積となるように記事を投稿&メンテしていこうと思ったのだ。

自己満足以外に必要なもの、不要なもの

そうすると、今までのブログ記事にはずいぶんとごちゃ混ぜな記事が多かったように思う。それをよりスリムにし、必要な情報だけを盛り込むことで、コンパクトでインパクトを目指そうと思う。後からの情報参照性を高めるためには、無駄な情報はそぎ落とす必要がある。少なくとも、素人目線の感想などに価値はない。

では、そういうものはどこにも吐き出さないのか?と言われれば、そう、noteがあるじゃないか!ということで、執筆活動も3年を超えてようやく、noteとブログの明確な使い分けの基準ができたわけだ。

もうぶれないよ!(笑)

なので、この記事も最初は、専門的な話だからブログに書こうか?とも思ったが、大半は私の思いしかないエッセイであって、後からこの情報に触れた人にとって「どれだけ価値があるか?」「どんな価値を提供するために執筆したのか?」を考えれば、それらは限りなくゼロなので、それならばnoteだ、ということで、思うがままに気楽に書いています(笑)

あと、まだ試行錯誤中で微妙に仕組みが固まりきっていない部分もあるため、いったん作業を一区切りにして、もう少し固まったら、一定のMyガイドラインに従ってブログにもNotion枠の記事としてその投稿を開始する予定です。

Notion関連に限らず、3DCG学習記録として、Zbrushプラグイン開発者&販売管理人として、有料記事執筆者として、あらゆる成果物についてNotionを利用して、ガイドラインを策定し、それらを全て満たす一定の安定した品質のアウトプットを目指すことにしました。

それらからはみ出るようなエッセイ的な、書きたいように書く記事をnoteに投稿することにしました。明確な住み分けが、ついにできるようになりました。

noteへの投稿は「自分のための気晴らし」

なので、有料noteマガジンを除いて、情報としての価値を追求した投稿はジャンルに関わらず全てはてなブログに集約されていきます。そして今回のように、はてなブログに投稿できるほど成果の出ていない状態での、気晴らし的な記事がnoteに蓄積されていくことでしょう。「一気に思ったまますらすら書く」。全くもって誰得な日記になります。

俺得です(笑)


思いを吐き出す場所、それが私のnote

思いを吐き出す場所、それがnote。それは私がnoteを最初に使い始めた頃と何も変わらない。3年を超えて、一周して、最初の場所に戻ってきました。

やっぱり自由でいていい場所、それがnote。私の心の安らぎの場所。

ブログが真剣勝負の戦場ならば、noteは非武装地帯なのかな(笑)


とりあえず今日の執筆活動はこれにて終了です。


今回の創作活動は約1時間30分(累積 約2,287時間)
(595回目のnote更新)


筆者はAmazonアソシエイト・プログラムに参加しています。(AmazonアソシエイトとはAmazon.co.jpの商品を宣伝し所定の条件を満たすことで紹介料をAmazon様から頂けるという大変ありがたい仕組みのこと。)
以下のリンクを経由してAmazonで何かを買うと購入額の1~3%ほどのお小遣いが私に寄付されます(笑)


読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊