面倒くさいへの処方箋「ちょっとだけ」
面倒くさいと思うことだらけだ。だがやらなければならない。ストレス。私の脳は面倒くささをどう感じているのだろう。
今朝も起き抜けに英単語帳のDuoを読む。布団から出ても珍しくデスクの前でも読む。そこで思った。気分で1~5つの文を読むよりも、1セクションをさらっと流し読みした方が楽ではないか、と。
1セクションのほうが文が多いのに?
1セクションはだいたい9~13文ある。気分で1~5つの文を読むより倍以上だ。だが、脳は1セクションの飛ばし読みを楽だと感じた。なぜ?Why?
脳は、ダラダラと気分に任せた1~5文の精読よりも、まずはダッシュで通読するほうを好んだらしい。
……1文の精読が面倒だと思っただけかもしれない(笑)
だがしかし、選ばれたのは、やめるという選択肢ではなく、1セクションの流し読みだった。
ちょっとだけ1セクションを流し読みしよう
やはり脳は楽なほうを選ぶのだな(笑)でも間違っちゃいない。記憶の定着には繰り返し回数がかなり重要。気合いの有無や、五感をフル活用する度合いなど、曖昧なものに振り回されない。繰り返しの数が一定数以上になればほぼ確実に記憶は定着する。繰返し回数を上げる仕組みがあれば、記憶の定着はブレない。
記憶したか否かだけが重要
勉強する行為や学習することそれ自体に意味はない、と思う(少なくとも他人から見れば)。覚えたか否か、記憶したか否かだけが重要なのだ。その点で言うと、脳が楽に記憶の定着する方法を選んだのは正しい。直感は大体正しい。この場合、私はダラダラ学習するかわりに絶対に毎日継続すると決めているから、脳はそれに乗っかって最も楽な手段を選んだ。今日はそれが1セクションの流し読み数回だったわけだ。
「面倒くさい」に報酬を与える
脳がDuoをやめるのではなく1セクションの流し読みを選んだのは、恐らく、報酬に気が付いていたからだろう。Zbrushのスキルアップに英語は欠かせない。世界中のクリエーターからのTipsは英語で配信されている。対して日本語の情報は少ない。アップデートが進んで行くにつれて先細りの最新情報。そこで英語力が大いに自分自身に役立っている。それを知っているから、脳は、英語の学習を諦めることをしなかった。
1.今やると「ちょっとだけ」効率的だという報酬
だがしかし、Zbrushと関わらない「面倒くささ」はどうしよう。
効率的、という情報を報酬として与えてみてはどうか?
これは恐らく断捨離の第一歩に通ずる気がする。思いついたときにさっとやれることは、さっとやってしまったほうが効率的だ、と信じる。(実際、2分以内に片付けられることはこうして片付けるほうがよいというメソッドもある。GTD (Getting Things Done) 参照。
2.今やると「ちょっとだけ」ストレス解消になるという報酬
ゴミ捨て、片付け。面倒くさい。でも、永遠に片付けないわけにはいかない。いつかは片付けないと。今やると「ちょっとだけ」ストレス解消になるよ、という情報を脳に与えてみる。
なんだかやる気が出てくる。ちょっとだけ。だから、ちょっとだけ片付けてみる。意外とスッキリする。場所だけでなく、脳もまたスッキリする。
ちょっとだけ、ってのがいいらしい。
自分をポジティブな方向に「ちょっとだけ」加速させることができる。
ちょっとだけの積み重ねが長~く続くことで、今の自分が作られている。
今までの自分の悪い習慣も「ちょっとだけ」改善していこうと思う。
読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊