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note離れ(今後はnote投稿が減る話)

(約 3,700文字の記事です。)

普段は意図的にネガティブな投稿を避けている。だが今回は事実であり予定なので、書くことにする。

長い間、noteとブログで右往左往

もともとnoteとブログを始めたきっかけは同じ時期であり、色んなことを考え、時にはnoteメイン、時にはブログメインで右往左往していた。

だがつい最近、自分の創作活動のコアが決まった。もちろん3DCGである。つまり、3DCGに関する情報の発信媒体である「ブログ」がメインになるわけで。

そしてやりたいことが決まると、あとは突っ走るだけ。

やりたいことも沢山あるし、やるべき事も山積みだ。そしてそのアウトプットや中間報告、ぼやきなども全て3DCG関連になるので、ブログに投稿することになる。


noteで無駄なガス抜きをするモチベーションがなくなった

つまりはこれです。やりたいこともやるべき事も決まって、その出力先が3DCGというカテゴリで長年育てたブログである以上、ほとんどの投稿が3DCG関連になるので、なかなかnoteに投稿する必要がなくなってしまうわけで。

それにガス抜きのために文字をたくさん叩くくらいならば、その日の3DCGのTipsをブログに放つほうが、誰かの役に立ち、しかも自分の備忘録や活動記録にもなるわけで。

そう考えると、ついに、私にとってのnoteの存在意義が1つに決まったかも知れない。

noteは有料記事の配信プラットフォーム

これは今までそのように活用してきたし、その意義も大きい。また売上から平均で約20%も中抜きされるわけだから、そりゃnoteさんもウハウハでしょう。パトロンサービスやGumroadなどが7~12%前後の手数料からすれば、ハッキリ言って高すぎです。

でもそういう利益がnoteのエンジニアやインフラを支えているわけだから、それは否定しない。

個人的には結構高ぇなぁとは思うけれど。

一方で、その中抜きの高さ故にnoteから離れる著名クリエーターもいることは知っている。その気持ちも分かる。公正な競争の結果だからしょうがない。

では私はそんなにnoteに肩入れしているかというと、実はそうでもない(笑)人は現金な生き物だ。それも否定しない。


マネタイズの観点で言うとやはりnoteは弱い

とか言うと「いいえ、私は月に○○万円もnoteで稼いでいるんですよ!」とかコメントが付いたら「じゃぁそれでいいじゃん?でもそれはあなたの場合であって。。。」ということになるでしょうね。

私に当てはまらなければそんなご高説は無駄なので止めてほしいwww

そしてここは私のnoteなので私の主観で書かせてもらう。私の感想では、マネタイズの観点では先ほど言ったように「有料配信プラットフォーム経由でのマネタイズ」を除くとほぼ絶望的に弱い。

Googleアドセンスや他社製のアフィリエイトは使えない。唯一使えるのはAmazonアソシエイトだが、私の経験上ではnote経由のアマゾンアソシエイトはほぼ0だ。0.0x%という誤差程度にしかなっていない。ブログとは比較にならない。それはnoteの雑記帳という性質からそもそも集客できていないことが原因だろうが、マネタイズのためにnoteで雑記を書いているわけではないのでしょうがないことだ(有料マガジンを除く)。

なので、Amazonアソシエイト・他社製アフィリエイトに関して言えばnoteに集客するメリットがゼロだ

むしろワードプレスで立てたブログに集客した方が色々と便利だろう。私の場合は手間を惜しんで&惰性で「はてなブログ」ってだけだが。


そして有料配信プラットフォーム経由でのマネタイズであっても、売上から平均で20%も持っていかれるのは、全然魅力的じゃない。むしろ高い部類だろう。

とはいえ、乗り換え先のいいサービスも見つからないため、惰性でnoteでの有料マガジンの配信はしばらく続けるだろうが、note最高!という気分ではない。


noteは中途半端になりつつある?

個人的にはnoteはだんだんと中途半端になってきているかな?と感じている。なぜならば、実力のあるクリエーターならばPatreonやPixiv Fanbox、Fantiaなどのパトロンサービスで稼いだ方が中抜き量が少ないから。

もっとも、本質的にnoteとパトロンサービスとは異なるのでシンプルに比較できないが、何かを有料で配信すると考えたときに、「今は」もうnoteがそんなに有利じゃないと感じている。

もちろんnoteサービス立ち上げの当時はnoteは画期的ではあったけれども、某ウィルスの影響があってからのWebでの変化の量はすさまじい。多くの人が自宅で稼げる手段を模索し始めて2年目となっているわけだから。。。


見る側にとってはそこそこ良い媒体だが

noteも知名度が上がって質のいい作品を眺められるようになってきた。

だが逆に古参の撤退が多い気もしている。私の知る限り、古参の投稿がここ1年でかなり減った気がする。そして増えてきたのが「note始めたよ、見てね!」系、「マネタイズやノウハウを教えるぜ!」系だ。もちろん昔から細々と続けてじわじわと人気を博している実力派もいるが、その割合は1割未満だと感じる。

そしてクリエーターにとっては意外と不自由なnote

そして悲しいことに、私もそうだが、長期的に活動できて知名度や実力が認められて「自分というブランドで集客できる」ならば、noteから離れてパトロンサービスやブログなどで「質や純度の高い情報提供」をした方がいいのではないか、と思っている。

そもそもnoteで自由にできる部分はかなり少ない。そしてマネタイズに結びつけるにしても中抜き量が多い。アフィリエイトはできないし、Amazonアソシエイトの効果も出にくいと感じている。自分の作品のマネタイズにしても、そもそもBOOTHなどとの連携がかなり弱く、いくつかのサービスとの連携の発表などで頑張ってはいることは認めるが、今の私にとってはあまり便利とは言えない。

要するに、エネルギーを投じる先としてのnoteと、そこから得られる金銭的なリターンとのバランスが、あまり良くないと感じている。noteよりももっといい選択肢がある、というのが本音だ。

とはいえ、それを探し求めて実行するのはクリエーター自身なので、それが良いか悪いかは分からない。ただ、私はあまり満足してない。どちらかというと、不満がある(笑)


【結論】私にとって無料記事を書き続けるメリットがほとんどなくなった

結論はこれ。今までは思うがまま書き殴る先がnoteだったが、やりたいことが決まり、3DCGに主軸を移すと決めた時点で、駄文を書くのが無駄だと思った。それよりも、私がなじんだZbrushやBlenderなどのTips情報をブログに書いて発信した方が、自分や、自分の読者の役に立つ。

対してnoteでの読者は、うん、あまりよく分からない(笑)note古参としてゆるくつながっている(と勝手に私が思い込んでいる)人とのつながりが希薄になるが、それを犠牲にしてでも、3DCG関連でのつながりを持ちたいというファン層を厚くするほうが、私にとってもファンにとっても重要だと思い始めている。

なので、選択と集中をすべきときが来たのかも知れない

なので、今後、noteの投稿はかなり減ると思います。


有料マガジンの記事の執筆やメンテはこれまで通り

有料配信プラットフォームとしての活用はこれまで通りです。滞るのは無料の雑記記事の執筆だけです。マネタイズはいつの時代も大事ですから(笑)

唯一note配信のメリットは、更新通知などに回数制限がない点。これのサービス利用として中抜きを許容している。でもそれくらいか(笑)とはいえ過去の蓄積と、今後の新たなサービスへの乗り換え先がない以上、しばらくは有料マガジンを使うためにnoteの有料記事の更新とメンテは続ける予定。


本音は美しいとは限らない

なんだか世知辛く、冷徹な記事になりまして申し訳ありません。読者によっては胸くそ悪いと感じるかも知れません。ごめんなさい。ですが本音で書いたのでその汚さが表現されています。隠すつもりはありません。これこそが私の表現だからです。

本音は美しい部分だけではありません。ですがさらけ出しておくことにします。それができる場所だから。ここは私の日記置き場。

とはいえ、書きたいときには書くかも知れませんが、そんな単発かつ訳の分からない書き殴りな文章に価値などあるはずもなく。緩くビュー数が0に近づいて沈黙することでしょう。

それはそれで構わない。


この記事は事実上の、note停滞宣言となります。


気が向いたら更新する程度、という意味ですね。積極的に更新しないという意味です。


今までお付き合い下さりありがとうございました。


2021/06/27 AM 1:25
大和 司


今回の創作活動は約1時間30分(累積 約2,446時間)
(641回目のnote更新)

読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊