見出し画像

左手キーボード狂想曲もいったん終了(Tartarus Proを使うことにした)

(約 2,400文字の記事です。)

ここ数日、ZbrushとCLIP STUDIO PAINTとで左手キーボードであるRazer製Tartarus Proを試していた。ボタンの感圧化の改良を施した後にちらほらと出てきたデュアルファンクション化の仕様上の制限など、色々あったが、結局はしばらくはProで使ってみることにした。

Razer Tartarus Pro

https://amzn.to/3lsovUA


Proを使用した結果、普通押しと強押しとで使い分けられる予定のデュアルファンクション機能が、Amazonや公式サイトでの説明にはなかった様々な仕様によって、想定した使い方ができないことが判明。

詳細はこちらの記事をご覧下さい。
https://www.yamato-tsukasa.com/entry/lefthand-device-tartarus-pro-review2-bad

これはAmazonの返品理由に該当するので、正式に返品は可能だ。

だが一方で、デュアルファンクション化による恩恵、つまり、限られたキートップに対して2つの機能を割り当てられることにより、ホームポジションからアクセス可能な機能数が多少なりとも増える事を意味する。

1キーに対する2つのホットキーの価値

簡単に言うと、少ない左手操作でより多くのホットキーを押せる可能性が高まるわけだ。「キートップ数よりもあと2, 3個のキーに触りたい」と思ったときに、仮にV2のように1キー1ボタンのシンプルなデバイスな場合、諦めてキーマップ切り替え機能を利用するしかない。だがそこでデュアルファンクションが可能ならば、一部のキートップを強押しするだけで全ての機能にアクセスできる可能性が出てくる。この違いは少しだがとても大きい。

検討した結果、返品後にV2を買い直すのではなく、将来的なポテンシャルも考慮してそのままProを運用することにした。

ただし2つのキーの組み合わせには一定の制限がある。詳しくはこちらをご覧下さい。
https://www.yamato-tsukasa.com/entry/lefthand-device-tartarus-pro-review2-bad

Zbrushに関して言えば、主にブラシの種類の切り替えにデュアルファンクションは有効だとすぐに分かった。なのでキーマップ切り替えなしにアクセスできるブラシ数を少しでも増やせるのはメリットだ。

CLIP STUDIO PAINTについてはZbrushよりもさらに若干の制限があるものの、ホットキーの修飾キーとキーコンビネーションとの兼ね合いで多少の調整をすれば問題なく使えることが分かった。

シンプルに使いたいならば旧製品のV2で十分

もちろん1つのキーについて1つのホットキーを割り当てると言うシンプルな使い方をするのであれば5千円ほど安いTartarus V2でも充分だろう。それは否定しない。

だが私はすでにCLIP STUDIO PAINTについては2個のキーについてデュアルファンクション化して便利に使えている。もしV2にすれば余計に2つのキートップがそのキーに専有され、利用可能な残りキートップの数が2つ減っていたわけだ。

https://amzn.to/30KfxtY


だがProでデュアルファンクション化していたことで、残りキートップは2つ減らずに、まだ空きのキーがいくつかある状態だ。

ホットキーの多重化に5千円の価値を見出せるかどうか

そこに5千円分の価値があるかどうか出判断が変わる。だが私は現状と、さらに将来的な「何かしらのデュアルファンクションへの可能性」の2つについて、5千円分の価値があると考えて、投資することにした。なのでそのままProを使うことにした。さようなら1.5万円(笑)

しかし、今の時勢にキーボードなんて千円台で買えるのに、左手キーボードに1.5万円も投資しているのだから、何ともアホな話である。それだけ普通ではないデバイスはお高いものなのです。(なおTartarus V2ならば約1万円。それでも十分に高い。)

ま、液晶ペンタブレットなんてかつては10万円台が当たり前だったが、今でこそ最小サイズで3万円台で買えるが、それにしてもデジタルデバイスはお高いのです。。。
諭吉さんが消える。

https://amzn.to/2GIC4QN

ただし13インチが大きいのか小さいのかは別問題。大型量販店の店頭在庫を触って確認して下さいね。表示デバイスなので見え方の善し悪しも関わるし、見え方の気に入り具合も関わるし。

私は板タブを使っているが、個人的にもし液晶タブレットを買うならば最低でも16インチクラス以上、できれば21インチクラスだと感じた。某大型量販店で触った結果。13インチは余りにも小さかった、個人的にはね。

ちょっと脱線した。

今も少し便利だし、将来性への投資

ま、要するにデュアルファンクションの有用性が認められたので、パーフェクトな想定とはだいぶ違うものの、便利に使える部分があるし、それがたとえ2, 3個であったとしてもその価値はあると考えたのでV2への買い換えではなくてそのままProを続投することにした、というそれだけの日記。

将来的な管理ソフトのアップデートで便利になる可能性や、別の新たな使い方や工夫で見えてくるかも知れないデュアルファンクションへの可能性について、5千円分を投資してよしということにしようと思ったのでした。


今回の創作活動は約1時間(累積 約1,936時間)
(502回目のnote更新)


筆者はAmazonアソシエイト・プログラムに参加しています。(AmazonアソシエイトとはAmazon.co.jpの商品を宣伝し所定の条件を満たすことで紹介料をAmazon様から頂けるという大変ありがたい仕組みのこと。)
以下のリンクを経由してAmazonで何かを買うと購入額の1~3%ほどのお小遣いが私に寄付されます(笑)


読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊