南相馬
年越しは南相馬に行ってきた。
大好きな博物館も図書館も休みだとわかっていながら。
ポイント使ってほとんどただ同然で宿が取れたってのも大きい。つか、それがあったからかw
須藤さんのライトアップと初日の出が目的だった。
須藤さんの「光」はほんと感動した。高見公園以外で見るのは初めてだったから、いつも写真で見るほどじゃないんじゃない?と半信半疑で行ったのだけど、いや、想像していた以上に美しかった。iPhoneで撮ってもこのレベル。ものすごいカメラを抱えた方が数名いたのでその人達の写真はきっともっと綺麗なんだろうな。メルヘンは持ち合わせていないけど、あんなに綺麗なものはね。ほんと見とれていた。写真では伝わりきれない、現場にいてこそだったな。カウントダウンも拍手も起きない静かな年越しだったけど、いろんな思いが巡る年越しだった。今年は高見公園にも行こうとおもう。(金曜日か・・・)
海無し県の人間には水平線から登る日の出ってのには縁がなくてちゃんと見たいんだよね、って言ったら女川の友達の漁師のおいちゃんは「普通だからな、それ」って言われてまぁそうなんだろうけどw 結局2日行ったけど雲に隠れて見ることが出来なかった。
残念だけど仕方ない。
初詣は東北にいるときは小高神社に行っている。以前の相方が某学会員だったんだが彼女に言わせると「年に一回くらいお願いしたって神様が聞いてくれるわけないだろ」と否定的だった。その部分には賛成するんだが、初詣はなんとなく年明けのものとしてね。
今回は小高神社と太田神社まわってきた。中村神社行けばコンプリートだったけど、まぁそれは来年以降。はじめて気がついたんだけど、ノボリの向きはわざと交互にしてるんだね。これなら風で舞ってもどちらかが正面を向く。気にしたことなかったけど、どこの神社でもそうなのかな?
本来は神社に馬を奉納する代わりに現代では絵馬として代用している みたいなことを野馬追のとき文彦さんの解説を聞いたことがある。
太田神社には白馬が(模型)奉納されていて社には絵馬が掲げられていたけど、白馬を奉納する野馬懸けをするのは小高神社。なんでだろ?あとで文彦さんに聞いてみよう。ここには書けないけどもろもろ疑問も湧いたので、また機会があればいろいろ聞いてみたいことが。憶測の範疇のことなのかもしれないけど。
帰りも川俣、飯舘を抜けていったんだけど、元旦に降った雪がそのまま残っていて綺麗だった。綺麗だったけど、2,3年前までこの景色には一面黒いフレコンバックが山積みになっていたのを知ってる。
復興オリンピックとダシに使われ、ロボットなんちゃらやドローン、廃炉関係者のために新築のアパートが建ち並ぶ原発近接の町。
復興っていうのはそういう意味ではないはずなのに。
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