アイマスエキスポ day2(2024/12/15)に同人誌を出した話 現地編
Day1の日まで仕事だった
昼飯時にスマホを見て「いいな…エキスポ楽しそうだな…」と思うなんかすごく寂しさを感じる仕事であった。
夕方に仕事が終わってから家に戻って風呂に入り前日に準備しておいた鞄を持ち、駅へ走って即座に特急へ乗る…前に駅弁を買った。
列車旅の醍醐味といえば駅弁だと思うが、恥ずかしながらあまり食べる機会がなかった。なので夕飯も兼ねてと思ったのである。
煮物には出汁がしっかりと染みこんでいて、黄色のカップにはわさび漬けなどもはいっていて。カツは衣に味がついていて、こごみのごま和え(山菜)も嬉しい存在で。特に左上…黒くてよく見えないが…にはゼリーが入っているのだが、ワインゼリーである。これがまた最後に食べるとぽっと熱くなるおいしさなのだった。
……その後、スマホで色々と検索をしていた。『頒布停止』について。
エキスポにて、楽しいことの他に頒布停止が話題に登っていた。
夕飯を食べた後もその事が気になって、自分の作品で当てはまる所がないかについてずっと悩んでいた。またその場修正をすれば頒布できるのだろうかという事例がないかについても。そのためにマジックと修正テープをわざわざ買った。
さて、この日は千葉県まで移動であった。
乗り継ぎを繰り返して、宿泊させて頂く家に着いたのは0時を過ぎてから。
そこまで上記の件について悩んでいて、真っ先にかにかまぼこ氏に話したのはそれだった。
そして就寝になっても「全然眠れん!」と、寝たのか寝てないのかよくわからない状態で翌日を迎えたのだった。
アイマスエキスポday2 朝
朝食のパンを買いに暫く歩き、『ピーターパン』という名のパン屋へ赴く。パン屋とパンの写真は撮り忘れてしまったが、ロングソーセージパンは辛子(さちこじゃないよからしだよ)が効いててなかなかの美味だった。(昼時に会場で食べた)
それから電車に乗って会場へ。土地勘のあるビクトル伍長氏が一緒だったため、会場の駅までは案内をして頂いた。
余談だがビクトル伍長氏とかにかまぼこ氏の二人はモバマスにて僕の作ったプロダクション『白狼茶房』にて一緒だった方である。また山梨行きの際にも二人とは同行をすることになり、なかなか楽しい旅をしたのだった。
会場に付き、かにかまぼこ氏に分けてもらったチケットで入場をする。元々申し込んだのはかにかまぼこ氏なのに自分も参加者というのは申し訳ない気もしつつ、入場セットとバンドを貰う。バンドを手につけて、自分がサークル参加側だなというのはやはり不思議な気持ちだと思いつつ。
審査の時間
会場のサークルスペースに着き、『ねこのしっぽ』さんから印刷物が来ていることを確認する。一応中を確認したがその後も、頒布できなかったらどうしよう、と、ずっと考えていた。
それでも一応は設営をしなければ……と思い、荷物を出し紙製の本棚(使用ができるかどうかは事前確認済みでOKを貰っている)を組み立てている間にかにかまぼこ氏に本の名前等を書いてもらった……ありがとうございます本当。自分だと手が震えていて書けなかった。
大体八時過ぎに入場して、そこから一時間半近く。スタッフの方が通る度に、(とうとう指摘にきたか……)と何度も思ったのだった。
……のだが。
なかなか来なかった。
心配していた部分は、
・フラスタ本にてミンサカやパスマーケットの名前を出している
(企業の宣伝に当たるのではないか?)
・文香本で『「獄門島ですか」「横溝正史」』などの名前を出している
今にしてみればそこまで怯えることはなかったのかもしれないが。企業の宣伝や他社版権といったエキスポの頒布物禁止の項目に触れないだろうか、また前日調べてみたことで触れないかどうか心配していたのである。
結論として頒布停止のお知らせはこなかった。
アーリーアクセス開始時間になり、
「え? もう? ……頒布停止のお知らせ、ないの?」
と、かにかまぼこ氏に困惑の表情を見せる結果となった。
その後、「……ドッと疲れが出た」と、暫くぐったりすることになったのだった。一緒にサークル参加したかにかまぼこ氏にも「大丈夫ですか?」と心配されるが、「頒布停止にならないか心配であまり眠れなかった…」というと「ああ……」と。
その節はご心配をおかけしました。
サークル『海senどんぶり』の様子
素敵なゲストに来て頂いたので、その方と共にご紹介。
できるだけ本を頒布する時は自分が対応したかったのだが。
頒布が出来るまでの心労でふらふらであり、異様に疲れていた。
ので、少しでも元気を出すためにちらほら出る事にし…… 今中川さん通ったな? ……ということがあったり、うわあ同人誌頒布している方々も知ってる人ばかりだ!!(隣とか)
……凄い空間だなと思いながら出歩いたのだった。
EXPO会場の様子(主に物販)
最初に書いてしまうと、シャイニーカラーズの30msで先行販売のヘッドを除く全てが最後まで残っていたのが素直にバンダイナムコグループの底力を感じた。そう、頭なしボディも全種残っていたのだ。
こんな感じで回っていた。
他にも色々なブースがあるのはわかっているのだが、どれも人が並んでいて時間が取られるという事を考えると、できれば即売会の方にいたいと思ってしまったのである。
また(例のカレーパン以外にも)飲食店が出ていたらしいのだが、どこに行けばいいのか、行って迷子になったりしないか等を考えると外に出る気はしなかったのだった。例のカレーパンは人が並びすぎてるのは知っていた。
そんなわけで買っておいたものを食べた。とてもおいしかった。ありがとう、ピーターパン。
……でも食べてみたいな例のカレーパン。
即売会での私
できるだけ来た人に自分の手で渡したい、と思ったのだが。
僕がいない間にも結構来たらしい。
勿論、即売会だけじゃない色々なことを目当てに来ている人もいるので、人の流れと動きは大きく感じた。
また、かにかまぼこ氏の繋がりのPが沢山訪れてくださったのを見て(友達おおくて羨ましい)と密かに思っていた。
勿論僕の方も知っている方が何名か訪れて下さって嬉しかったのである。
ところで。
主に、
・時間の半分くらいは本が出て、
・もう半分の時間はアクスタが多く出た。
……ような気がする。後半になるにつれて皆イベントやライブを見に行ったというのもあるのだろう。
僕らのいたサークルスペースからは、マスコットグリーディングやvα-liv(ヴイアライヴ)のステージ、おじサンタも見えて結構楽しかった。
ところで僕の本で出た量は、
フラスタ本>文香本>聖本
となっている。フラスタ本が一番出たのは少し驚いている。キャラ物より一番ニッチじゃないかなあと。しかしそうでもないということは、みんなそういう話を割と求めてる所もあったのかなあ……と思ったのだった。
いとうさんのイラストPOPのついたフラスタが表紙だったからかもしれんが……。いやそう思うと普通にイラスト効果はすごいね。
シンデレラガールズのライブ
Xを見ていたら道明寺方面から「day2のライブチケットが復活している」との言葉を見て、アソビチケットにて購入したのである。
そんなわけで行ってきたのだった。……その際にスーツケースを預けるロッカーを見つけられず、かにかまぼこ氏に預かって貰った……本当にすみません。
前説の響き渡る中慌てて着席。
そして。
なーはー可愛い! (後ろの方だったので)でもよく見えない!
佐藤心とウサミンの身長差結構ある! (後ろの方だったので)でもよく見えない!
速見と楓さんなんか色々若返ってる気がする! (後ろの方だったけど)顔がいいわこの二人!
……となどと思ったり、しゅがーはーとレボリューションをコールする時はこれをやりたかったんだと思いながら叫んだりと。
楽しかったのである。もう少し見えやすければもっとよかったのだが仕方ない。
文香でもこの形式のライブ見たいなー、と等と思い戻ることになった。
戻ってから……この曲は!?
学マスのライブの最中、聞いたことのある音楽が聞こえてきた。
この音楽は……relations!
どういうこと?! と思った時は体が動いていた。
DJブースにて中川さんによる曲と解説が行われていたので……この曲は……Dream! 僕の心の応援歌!!
……その後はじめて「変態!」コールをしたりオレンジ色にペンライトをつけるなどして楽しんだのでした。
DJコーナー終了後、今から学マスのライブの列に入るのは何処でも無理なので、歩きながらぬいぐるみなどを見ていたのだけども。campus modeの盛り上がり物凄かったなあ。元サークルスペースにも人がぎっしりで、凄いことになっていた。それを見越してか会場の端まで音楽が届くようになっていて、物凄い熱量を感じたのだった。
終了後と打ち上げのはなし
それからしばらくして、僕とかにかまぼこ氏は幕張メッセの通路の椅子でぐったりしていた。
そこから打ち上げの時間に間に合うよう歩いて行ったのだが、なんか盛大に階を間違えた。
…スマホの案内頼りにしてったの間違いだったかなと。他に誘った方も間違えたりしていたので、多分わかりにくい位置にあったんだろう。
で、今回は駅近くにある、アウトバックステーキハウス 幕張店さんに訪れた。
ビールを飲みつつ、エキスポで楽しかったことや出展物のこと、そしてモバゲー版アイドルマスターシンデレラガールズ(通称モバマス)の話をたんまりして、後から訪れた方等や初めましての方とも楽しく宴をしたのでした。
ところで、店内には他にも何人かPの人がいて。できることなら一緒に飲もうよ楽しかった話一緒にしよう? 君の話を聞かせて? って声をかけたかったくらいなのだけども、他の方もいる手前勝手にするのはいかんよなと思い直した。酔っているからそう思ったのかもしれんが…。
あと、今回はできることなら以前に会っている方でエキスポに来る方全員誘いたったのだけども。そもそもエキスポに来るかどうか当日まで分からない人も結構いたので行くことが分かっている人だけ誘う形になったのだった。
来てくれた皆さん本当にありがとう。
それから宿泊先では、疲れと酔いとでお風呂の後はすごく早く寝てしまった。
…こうして、僕のアイマスエキスポは終わった。
まるで、アニメシンデレラガールズの最終回に出てきた、『シンデレラの舞踏会』を、アイドルマスター全体でやったような場だった。
アニメの武内Pも、常務も、間違ってなかったのだ。
あらためてそう思わせてくれる場でもあった。
様々な人々に感謝をしつつ、楽しかったなあ嬉しかったなあと思い出しながら。
そんな楽しかったエキスポの思い出はこれでおしまい。
余談
元気甲斐は、僕の父が昔よくお土産に買ってきてくれた思い出の弁当である。
これを姉と分けて食べていた。
その姉のリクエストで新宿伊勢丹にて購入してきたのである。
僕にとっては駅弁の王様とお姫様が組み合わさった物で、思い出のご馳走だ。
(おわり)