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特別なエンボス加工で差をつける!その方法をご紹介!

皆さんこんにちはカワシマです!
今回はエンボス加工に+αをすることでより高級感のある加工に仕上げるための方法をご紹介します。

基本的なエンボス加工は以前に投稿しているのでそちらを見ていただければと思うのですが、まずはおさらいしていきましょう!

エンボス加工とは?

衣類に限らず、手紙やトイレットペーパーの模様にも使用されているのがエンボス加工です。皆さんが無意識に目にした数はおそらく衣類よりもトイレットペーパーの方が多いのではないでしょうか?(毎日のように見るからそうですね)
エンボス加工とは素材そのものに「型」をプレスして凸凹させることで柄を表現する加工のことを指し、柄を浮き出たせて表現するパターンと柄を沈ませて表現するパターンの2種類あります。

基本的なエンボス加工2種類はこちら。↓↓

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どちらも同じエンボス加工ですが、手法や型が異なります。
(エンボス加工なのに柄がSHISYUU・・・)
今回はこの2種類をベースに、差別化を図るための方法をご紹介していこうと思います!

高級感を演出

凸+ゴールド転写

こちらは浮きだたせるエンボスの上にゴールドのカッティングシートをプレス機で圧着したものです。特にブランドのロゴなどはインパクトが大事だったりすることも多いので、浮きだたせるだけではインパクトが足りない!と感じたかたにはうってつけの加工になります。カッティングシートはシルバーやブロンズなどいろいろなカラーバリエーションがあり、この他にも転写シート(写真などを印刷したシート)も貼り付けることが可能です。
ただ、シートを圧着させるということはあまりにも細い、細かい部分には不向きな場合があるので注意が必要です。

加工の周りに背景をつける

昇華+凸

こちらは昇華転写プリントと組み合わせた加工になります。柄(文字)の部分だけではなく、さらにその周りにも色や背景を乗せることができます。エンボス加工は基本的にポリエステルを推奨しているのでプリント手法も昇華転写になります。
(詳しくはこちらの動画をご覧ください)

Youtubeチャンネル【カワシマ加工室】
「インクジェットと昇華転写って何がちがうの?」
https://youtu.be/tqqLpCT8y_k

今回はロゴを使用しましたが、この海辺の背景であれば鳥や貝殻、魚を浮きだたせてみるのも面白いかもしれません。

使い方で差をつける

押し型エンボス

続いては沈ませるエンボス加工です。
一見、編み物を見せられているかのように感じますが実はコレ、れっきとしたエンボス加工なんです。
もともとは濃い茶色の部分だけの生地を、この模様になるような型を作成しそれをプレスすることで写真のような見た目に仕上がります。熱で変色する生地の場合、あえてこのような使い方をすることで差別化が図れるかもしれません!
さらに押し型のエンボスの場合、大きめのプレス機を使用することができるので写真のような、前身の裁断物の一部として活用することも可能になります。

刺繍と組み合わせてみる

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これはいったいなんぞや?という方、多いのではないでしょうか。
これままず、真四角の刺繍を先にやり、その上に押し型のエンボス加工をするという方法なんです。ただ!普通の刺繍では写真のような立体感は出ません。
そう、中空刺繍を活用しているんです!中空刺繍で刺繍を浮かす→押し型のエンボス加工でしっかり沈ませる→柄の周りがはっきりと盛り上がる、という仕組みです。この一連の流れを会社内で完結させられるのがカワシマの強みの一つです。

いかがでしょうか?
エンボスは人気の加工なので、差別化を図る手段をいくつか提示できればと思い、投稿しました。
気になることなどありましたらお気軽にお問合せ下さい!

ではまたー!

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