暁のヨナ大原画展素晴らしかった…!

暁のヨナ大原画展行ってきました!

素晴らしすぎて脳が焼けるかと思いました…!!

何が素晴らしいって、

めちゃくちゃアナログモノクロ原稿多かった!!!

モノクロ原稿とは普通の漫画の原稿って意味(表紙とかに使われるカラーイラストじゃないって事)です。

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漫画の原画展といったら、
個人名で原画展できる作家は一握りなんで、どうしても雑誌括りとかでしか見る機会はないんですが、
そうなるとやはりカラーイラスト中心になってしまうんですよね。

でも個人的に、漫画系の原画展の面白さってアナログモノクロ原稿にあると思っています。

と言うわけで、私は海外で少女漫画家のアナログモノクロ原稿の美術展を絶対やったほうがいい!って思い続けてるんですよ(「私が語学堪能で頭が良かったら、マジで海外で私が選んだ少女漫画家のアナログ原稿展覧会をしてキュレーターとして一発当てたい」と20年ほど言い続けてます笑)
冗談抜きで、少女漫画家のアナログ原稿は間違いなく日本が誇る文化のひとつなので。

そもそも私は第9回ヴェネチア・ビエンナーレ「おたく:人格=空間=都市」でコミケを知った人間なんで、
「え…??こんなに細々としてるスペースに本物の人間が座って?漫画を売ってる??アマチュアの人たちがが営利目的ではなく????」
と、当時めちゃくちゃ驚いたんですよね。

そして、
少女漫画の原稿も独自の文化「目の大きさ」や「背景に突然飛ぶ花←空間無視」など、違和感を持たずに進行している部分が面白すぎる上に、効果として使う修正ペンなどで筆致が生々しく残る、そしてなんといっても華やか!と言う部分で、マジで世界見ても珍しい文化なんじゃないかと思いました。

海外で日本の漫画が人気って言っても99%アニメから入ってると思うので、
少女漫画家のアナログ原稿を輸出したら浮世絵クラスの衝撃を与えられるんじゃないか…と。
未知の世界…!
少なくともコミケを知った時の私と同じレベルの衝撃は与えると思います!

心から思っていることなんてそう何個もないんで、
年取れば取るほど同じ話何回もしちゃうよね…!
と言うわけで、漫画の原画展みた後はいつもこの話します!
話に付き合わされる友人すまない!

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で、話を暁のヨナ大原画展に戻して、
暁のヨナ大原画展、モノクロ原稿が本当多く、
しかも見開き原稿が多かったので普通の一枚原稿に比べて大きめの絵をたくさん見ることができ、本当に良かったんです…!!本当に良かった…!!!

マジで良かった…!!!

語彙力が無さすぎる…!!!!!

もちろんカラーイラストもめちゃくちゃ美しかったです!
が、やっぱアナログモノクロ原稿が良すぎて…!

ただでさえ原画展の展示はカラーイラストになりがちな上、
現在の作家さんはほぼデジタルで漫画を描かれる方が大半だと思うので、今後の漫画の展覧会でアナログモノクロ原稿を一般で見られる機会ってのはないと思うので、

興味のある方はぜひ!!!


ただ…ちょっと私もここ最近ずっとバタバタしてまして…私も一応末端といえど少女漫画家なんで自分の原稿もしなきゃいけなくて…

つまり…

暁のヨナ大原画展は…

今日が最終日なんだ…!!

みんな!!!すまない!!!!


(いいと思ったものを紹介できなかったという謎の使命感からくる謝罪)

まぁ暁のヨナは白泉社が誇る大ヒット漫画なんで、
興味のある人は既に行ってる(本日も大盛況でした)と思うのですが…。

私ももう一度行きたかった…日程調整失敗したなぁ…と。

広いスペースにたくさんの原稿が展示されていて本当にいい展覧会だったんで、巡回して多くの方に見ていただきたいなと思いました。

以上、あまりに展覧会が良すぎて帰りの電車で書いた記事でしたー!

私も仕事頑張りまーす!

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