#28 生き辛さを抱えてる君へ
札幌でちいさな貿易商社を経営している、ケニー(tsujikenzo)です。noteでは、Tweet以上、技術ブログ未満の、アウトプットを行っています。
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今日は、生き辛さを抱えてる君へを文字にしてみたいと思います。
家庭環境と知的探求心
生き辛さを抱えている理由の1つに、「子どもの頃の家庭環境がよくなかった」というのは、分かりやすい例です。しかし、「人間は本来、知的探求心を持っており、知的探求心の動機に、家庭環境はあまり関係ない」という本を読んだことがあります。
本によると、おぎゃーと生まれて、世に放たれてから、「なぜ?」「どうして?」「知りたい!」と思う本能は、初めから人間に備わってる機能だと。なので「親に褒められたかった」とか「誰かに認められたかった」みたいな欲求は、自我をつくる時に備わった高度な能力であり、本能である知的探求心と、承認欲求のようなものは、切り離して考えることもできるでしょう。
ポイント①:承認欲求と知的探求心は、分けて考えることもできる。
繋がりと隔たり
インターネットが発達して、SNSという概念や仕組みが浸透しました。どこでも誰とでもつながれる夢のような社会。「既読」にならないと不安だし、「既読になってもスルー」はもっと不安だし、普通DMを送ったら返すもんでしょ。もう地球の裏側まで承認してもらわないとムリ。こんなことなら、繋がらなければよかったのに。
わたしは、起業や経営の重大な判断など、人生レベルで追い詰められたとき、墓参りに行きます。長崎の実家のです。墓前に立って手を合わせると、その人に繋がった気がします。Wifiは飛んでないのに。
あなたと、社会を隔てているものはなんでしょうか。あなたが、うまくいかない理由はなんでしょうか。「繋がりと隔たり」って言葉としても似てるでしょ?その密接な関係について聞きたいなら「Hi, ケニー!」って呼んで。通知はOFFにしてるけど、レスが早くて有名だよ。
ポイント②:社会と自分の繋がりと隔たりは表裏一体
ポイントカードはお持ちですか?
日本中のお店で、お会計時に聞くこのセリフ「ポイントカードはお持ちですか?」。これ、1日でどれくらい発せられるか考えてみました。
日本の地域分類:
日本を「都市部」と「地方部」の二つに分類します。
「都市部」には大都市圏(例:東京、大阪、名古屋など)が含まれ、「地方部」はその他の地域とします。
人口割合:
都市部の人口を全国人口の約70%、地方部を30%と仮定します。
店舗密度の仮定:
都市部の人口一人当たりの店舗数を0.2店舗、地方部を0.1店舗と仮定します。
日本の人口は約1億2600万人です。この概算に基づくと、日本には約2140万店舗が存在すると推定されます。ポイントプログラムに参加していない商店も多いと思うので、3割だと仮定してみましょう。700万店舗です。1日の接客数の平均が10回だとしても、日本では1日7000万回「ポイントカードはお持ちですか?」と発せられているわけです。
ポイントカードがどのような仕組みになっているのかは、割愛しますが、1言で言うと「現時点で経済的に社会がより良くなるような仕組み」になっています。数年後には言わなくなるでしょう。
では、この言葉がどんな言葉になると、社会がもっと良くなると思いますか?「今日はいい天気ですね」「そのバッグ素敵ですね」「あなたは神を信じますか?」など。わたしは、どんな未来になるのか楽しみにしています。
ポイント③:ポイントカードはお持ちですか?と聞かれてもイラっとしないようにしましょう。
生き辛さを抱えてる君へ
人は、短期的にできることやできないことで、行動や感情を評価をしがち。それは、経済活動が1年サイクルで評価する仕組みになってるし、わたしたちだって、過去のツケを背負わされてる世代。割を食うのはごめんだ。
でも、10年20年でできることもある。君にもこの10年20年でやってきたことがあるはず。何者でもないとか、何もやってないなんて言わせない。自分が自分を信じられなくなったら終わりだ。何もやることがないなら、わたしたちより未来の世代に、ツケ払いさせることをやめにしませんか。
この社会なんてクソったれ。ケニーには、そんなあなたが必要です。
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