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自分に返ってくる切手を選ぶ:はじめての郵送複写サービス

東京都立図書館は、

都立図書館所蔵資料について、著作権法等で定める範囲内で複写サービスを行っています。

東京都立図書館HPより

ということで、はじめて郵送複写サービスを利用してみました。

図書館から資料のコピーが家の郵便受けに届くーー 想像すると、なんだかすてきです。

今回は、郵送複写サービスの流れと、切手選びについて書きたいと思います。


郵送複写サービスの手順

郵送複写サービスの手順は大きく2段階に分かれています。

前半:図書館へ申し込む

図書館から封書が届く

後半:請求金額を振り込み、返信用封筒に切手を入れて返送する

まず前半です。

図書館へ申し込む

  1. まず登録利用者サービスに登録します。

  2. 都立図書館蔵書検索にて、複写してもらいたい資料を検索します。

  3. 検索して、該当する資料を選択します。郵送複写対象資料であれば「郵送複写」というボタンが表示されるのでクリックします。(写真参照)

  4. 複写を希望する「ページ」、「白黒/カラー」、「記事名」などを入力します。(最初ページがわからず、ネットでその本を検索し、どうにかこうにか目次の画像を探し当て入力しました。みなさんどうしているのだろう。)

  5. 「申込」を押します。

3. 「郵送複写」

こんな感じの流れだったと思います。私は東京都在住なので、Eメールによる申込みをしました。

すると、都立図書館から郵送複写申込を受付した旨のメールがきます。そして、図書館から「送付書」「納入通知書」「内訳書」が郵便で届くのを待ちます。

郵便を受け取る

私は1月5日(金)の夜に申し込みをし、12日(金)に郵便物を受け取りました。

さて、ここから後半です。

複写料金を振り込む

私はある本の「p 9-21」を「白黒」でお願いしたので、A4サイズ7枚分で210円となりました。

「納入通知書」でも支払い可能ですが、私はインターネットバンキングで13日(土)に支払いをしました。(ペイジーが初めてで少し手間取った)

切手を返送しようとする

「送付書」に、「郵送料金」が記載されています。私の場合は140円でした。140円分の切手を返送用封筒に入れて、図書館へ返送する必要があります。

テキトーな切手を送ろうを思っていた私は、突然あることに気がつきました。

この140円分の切手というのは、複写物を図書館から自宅へ郵送してもらう際に必要な切手になります。つまり、この切手は私宛の郵便物に貼られる切手なのです…!!!

★切手を選ぶ★

実は文通をしている友人がおり、色々な切手を普段から買っていました。友人宛の手紙に貼る切手を選ぶのは楽しいです。今回はそれを自分のためにできるなんて…

悩みます。140円分ということなので、63円と84円の切手を組み合わせることにしました。

たとえば…
ヤカン扇風機温冷コンビ
いや、
ジュースパイおやつコンビ

ヤカンと扇風機の温冷コンビ(実線)
ジュースとパイのおやつコンビ(点線)

待て待て、
ヒグチユウコさんの『せかいいちのねこ』シリーズの切手が貼られたお手紙がきたらすごく嬉しい…!!

ということで、
ヒグチユウコさんのねこの切手の組み合わせにしました。

なんてかわいいんだ

本の複写が届くので、
本から資料が引っ張りだされているイメージで選びました…!
この並びで貼ってもらえたらとても嬉しい。

切手を返送する

さて、14日(日)。
返送用の封筒に、選んだ切手2枚を入れて、ポストへ投函しました。

返送用の封筒には何も考えずドジョウの切手を貼っていた

この切手が図書館に届き、料金の振り込みが確認されれば、複写資料を発送してもらえます。

資料のコピーが届く

19日(金)、郵便受けに封筒が!

キター!
望んだ順番で貼ってくださってうれしい

わーい!
うれしい!かわいい!だいすき!

郵送複写担当の方、ありがとうございます。
届いた資料、とてもきれいなコピーで感動しました。

まとめ

今年ははじめての体験をたくさんしたいと思っており、郵送複写サービスの申し込みに挑戦してみました。

必要な資料があるけれども図書館へ行く時間が取れないとき、郵送複写サービスは大変ありがたいです。そして、こうやって何かできることが増えるのは、日々の暮らしに新鮮な風が吹いて、いいことだと思いました。

そして、自分のために切手を選んで過ごすのは、ゆっくりとしていて、しあわせな時間でした。穏やかな日常が当たり前ではないことを忘れず、大切に生きていきたいです。

自分で選んだ切手が貼られた封筒が届くというのは、想像以上にうれしい体験でした。

以上です。

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