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【読書日記】都市をたたむ

人口減少が進む日本においてどのように都市は変化していくべきかを論じた一冊

人口が増加して都市を拡大していく際には二次元で捉えていた都市は商業繁華街、住宅地、工業地帯、農村と中央から離れれば離れるほどゾーンが変わっていく構造で作られていたし、考えられていた。

しかし縮小する時にはこの考え方で行けば外側から内側に縮小しそうだが実際にはスポンジのように所々で空洞が発生する。

そこで提示されてたのはレイヤーという考え方だ。

つまり都市は様々な層が重なり合って都市を作っている。

住宅地のレイヤー、農地のレイヤー等。

これを前提にした時に縮小する都市はそのスポンジ化したところから地域と住民を繋ぐコミュニティ形成が必然となっていく。

その壮大な実験を複数紹介したところで終了した。

実際の現場を見てみたくなるモチベーションと自らできることがないか、これからの研究テーマになり得る案件

柘レビュー ★★★☆☆

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