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【読書日記】限界集落株式会社

NHKドラマの原作ということでストーリー性のある小説

日本各地に広がる限界集落をモチーフに都会のバリバリビジネスマンがひょんなことから経営に参画し、立て直しを図ることで見事に復活を果たす痛快サクセスストーリーです。

実際にはこんなにことがスムーズにはいかないと思うが先祖代々の土地に対する想いや既成概念に囚われた商習慣等等はリアルにある世界なのではと思います。

そして甘い気持ちで農業に飛び込むことの安易さも教えてくれるこの一冊ではあったが、この時代に忘れがちな人の繋がりが地方にはあるという景色は私が一番惹きつけられる点だった。

この書籍のさらにユニークなところはあとがきをとある書店員が書いているところ。

彼の言葉で最もココロに響いた一節は人と人は出会いで繋がり想いで一つになる 思えば夢は叶うし、それを実現する仲間が集まる…

小説を普段は読まないがあとがき含めて素晴らしい出会いだった。

この投稿を通じて想いがひとつになると嬉しいですね。

柘レビュー ★★★★☆

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