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2021/11/21 津田AnimaL&株式会社Buddies 共同イベント

こんにちは!津田AnimaL副代表の黒川です。

私たち津田アニマルは、この間の11月21日に、株式会社Buddiesさんとの共同イベントを行わせていただきました!私たちにとって二回目のイベントであり、外部の企業様と一緒に何かを行うのは初めての機会でした。
津田塾の生徒だけでなく、外部のお客様にも参加していただき、津田アニマルについて多くの方に知っていただきたい!皆さんにも、動物のトピックにもっと関心を持ってもらいたい!そんな思いを持って、この日のために、運営メンバー一同、かなりの時間をかけて準備してまいりました。当日はとても緊張しましたが、多くの方に楽しんでいただけて私たちも本当にやりがいを感じました。
Buddiesさんからもまたオフラインイベントを行おうというお声がけをいただきましたので、またその際は宣伝、レポートを投稿します!

本番は、①企業・団体紹介、②ペット紹介、そしてメインである③座談会・質問コーナーの順番で進めさせていただきました。
ペット紹介では、津田アニマルメンバーの自宅から参加した数人がペットを実際にお見せし、カーナさんにもBuddies dog であるBee と Kumaを紹介してもらいました。
質問コーナーでは、参加者のみなさんから予想以上にたくさんの質問をいただけて感激でした!
ここでは、本番で時間の都合上お答えできなかった質問にカーナさんに解説していただいたので、ご紹介したいと思います!

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・私の愛犬は高齢で、病気の影響で盲目になってしまいました。しかし、ある程度嗅覚と記憶で散歩はできるため毎日同じルートで散歩しています。現在老化により足腰が弱ってきているので、その防止の為に散歩の距離を伸ばそうか、距離を伸ばしての散歩だと記憶が頼りにならないため同じルートのままでいるべきか悩んでいます。

⇒ 高齢になってから、ドッグホテルに預けたりガラッと模様替えをするなど、環境の変化がもたらされると、突然認知症を発症することもあります。
そのため、劇的な変化というのはあまり好ましくありませんが、ある程度の五感への刺激は効果的です。
目が見えないということですが、嗅覚や聴覚を使うことができ、家族のアシストがある上での散歩ルートの延長というのは、ワンちゃんのQOL向上のためにも有効かと思います。
ワンちゃんの様子を見ながら、うまくアシストして調節してあげてください。

・ブラッシングや歯磨きや耳掃除を嫌がられないでやるコツをしりたい
⇒ ブラッシングなどのケアは、まずその行為を達成しようとするのではなく、その行為に至るまでの行為を細分化し、全てのステップを不快なく受け入れられたり、好きになるようにしてあげてください。
あるステップでつまづいた時は無理に進めず、そのステップまでの行為を問題なく行えるように、おやつなどのご褒美をうまく使いクリアするようにしましょう。

具体例
【ブラッシング】
① 近くに座る
② 体を触る
③ ブラシを見せる
④ ブラシを体に当てる
⑤ ブラッシングをする
【歯ブラシ】
① 近くに座る
② 口周りに触る
③ 口の中や歯を触る
④ 歯ブラシを見せる
⑤ 歯ブラシを歯に当てる
⑥ 歯ブラシを口の中で動かす
*ハミガキの練習用にはハミガキシートも有効ですが、歯周病予防の観点では歯ブラシがベター
*3日に1回以上ハミガキをしてあげると、歯垢の歯石化を予防できる
*口を思いっきり開けようとするのではなく、顔の後ろから、口角に歯ブラシのブラシ部分を引っ掛け、耳の方へと歯ブラシを動かすだけで、奥の歯の表面にアプローチすることができる

【耳掃除】
① 近くに座る
② 耳周りに触る
③ 耳の中にイヤークリーナーを入れる
④ 顔をブルブルと振らせる
*耳には蠕動運動により、耳垢を自ら外に排出しようとする働きがあるので、健康な耳では耳掃除は必要ではありません
*耳掃除が必要な状態の子に関しては、病院にお任せする方がいいかもしれません
*綿棒を用いて耳道の中を掻き出すのはリスクがあるのでやめましょう

・保護犬•猫を引き取るときの手順やアポの取り方
⇒ 行政の運営する愛護センター、NPO団体が運営する保護施設、個人が行う預かりボランティア、などによって手順が異なります。
WebサイトやSNSでそれぞれ確認してみましょう。

・とってもお利口なイメージがあります。人間との違い、脳の構造、犬の視界、感情を読む手がかりとか知ることができたら面白そうだなと思います。
⇒ 体や脳の構造もとてもよく似ていますが、ところどころ違うところがあります。
視界に関しては、犬は色盲と言われており、私たちの多くが感じる世界の見え方とは異なる見え方を体験しています。
青色や紫色に関しては、その色を感じることができるようですが、私たちにとっての警告色である赤色や黄色はベージュのような薄い色にしか感じ取ることができません。
緑色も同じような薄い色として感じているので、芝生の上で赤色のボールを投げても、色を識別して見つけるのは難しいので、青色のボールなどに変えてあげるのがいいかもしれません。
ちなみにBuddiesは、色々な思いを込めて紫色をブランドカラーに選んでいますが、そのうちの一つの理由が「犬にとっても見えやすいから」です!

感情を読む手がかりに関しては、「カーミングシグナル」というものがあります。
これは、犬が他の犬との交流の際に、相手を落ち着かせたり、自分を落ち着かせるために使うボディランゲージです。
犬だけでなく、私たちもそれを読み解くことで、犬と仲良くなることができたり、噛まれるなどの危険を回避することができます。
あくび、みぶるい、そっぽを向くなど色々あるので、ぜひ調べてみてください。

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どうでしたでしょうか?皆さんも気になっていたお悩み、新しく学んだこと、ありましたか?
獣医さんに直接質問する機会ってあまりないですよね。
運営メンバーである私も、聞きながら初めて知る情報がたくさんあり、もっと勉強したいと感じたとともにとても貴重な体験をさせていただいたと思っています。
少しでも動物に関心を持ってくださったり、ご自身のペットライフが充実したものとなりましたら幸いです!

カーナさん、イベントに関わってくださり、また今回の質問にすごく丁寧に答えてくださり本当にありがとうございました!
このnoteを覗いてくださった方も、貴重なお時間を割いてくださりありがとうございます!
私たちはまだまだ未熟ですが、今後もさらにイベント活動を行い、津田アニマルという名前や活動理念をもっと広げていきたい、多くの方に共感していただきたいと思っています。
よろしければ、SNSなどもやっていますのでぜひそちらもチェックしてください。
今後とも津田アニマルをよろしくお願い致します!


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