プレ予稿の作り方(案)
アウトライン
大まかに4つの段落で書きましょう。
緒言
新しいアイディアの説明
アイディアの評価
結言
1.緒言
緒言の中身は、3つの項目に分けて記載できるようにしましょう。
①研究する内容の社会的背景
・現代社会の動向(国の資料や論文を根拠に)
・動向から見える社会的課題or学術的問い
(論文が根拠になってると強い)
②先行研究の取り組みと、行えてないこと
・社会的課題or学術的問いに対する解答例(論文を根拠に)
→解答例でも手が届かないところは?
③研究の目的(仮説の提案)
・課題解決に対して、自分の仮説
・仮説を証明するための取り組み(目標数値が望ましい)
プレなので、②が弱くてもいいですがここに厚みがあるとアイディアの良さが目立っていくようになると思います。
①に関しては、何に応用できるのかをイメージするとデータ収集がしやすいと思います。
2.新しいアイディアの説明
①アイディアの説明
・なぜそのコンセプトにしたのか
・図を使ってきっちり説明する
②アイディアの要素ごとの説明
・アイディアが成り立つための要素技術等の説明
(全てが新規ではないと思うので先行研究を基に)
・アイディアの根幹を定義
①で終わる場合もがあるが、複数の要素やシステムとアルゴリズムに分けれられる場合は、それぞれについて節を設けて記載することが望ましいです。
図は必ず作り、論理的な文章となるようにしましょう。
3.アイディアの評価
①実験手順・実験内容
・どんな内容で作ったものを評価するのか
・その文章を読めば同じものがあれば実験ができるように記載
(過不足なく記載)
・実験内容の妥当性(論文を引用できると強い)
②実験結果
・図を用いて記載する
・図からわかることは細かく文章にしない、図は詳しく
③考察(自分の仮説と正しかったのか)
ここが大事! 客観的に記述する
・緒言に記載した「研究の目的(仮説の提案)」が達成できたのか記載
・できなかったのであればどうしたらいいのかを記載
アイディアも大切ですが、考察も大切です。
客観的に記載することで、誰もがアイディアの有効性を読み取れるようになります。
プレなので、仮説通り行かないことも多いと思います。
何が足りなかったのかを、定量的に評価することで次につなげることができます。しっかり考えをまとめましょう。
また、「思う」や、「考える」は使わない文章を心がけましょう。
4.結言
まとめ、今後の課題を箇条書きで記載する。
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