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【インタビューこぼれ話】原稿の確認とはなんぞや

(Rallysメルマガ5月掲載)

インタビュー記事については、基本的に僕らは書けた原稿を相手に確認してもらいます。

事実や呼称の確認のためもありますし、ここまで書きましたけどこんな文脈ですという、踏み込み方をお知らせする意味もあります。

原稿に、或る迫力と、崩すべきではないと感じさせる強度のようなものが宿っていれば、先方も大きな変更依頼はしないはずだという、相手への信頼のようなものが前提にあります。

事実、原稿確認の戻しで大幅な変更依頼は、ほぼ皆無です。

そして、意外と小さな一点でも、作り込んだ記事ほど、消したり、加えたりすることは大変です。

何事もそうなんでしょうね、料理とか、プログラミングとかも。
後から部分を変えると、全体が変わらざるを得ない

書き手の作為を感じない記事というのは、作為がないわけでは全く無くて、その存在を感じさせないほど細部にこだわり全体が構成されている、ということだと思います。

僕らがそこに到達しているかどうかは全く別として、目指す理想として。

読むこと、書くことがどんどん軽くなる時代ですが、「信頼」が質を担保するのだとこれからも信じています。

少し固い話になってしまいました。

最近、我が家で流行っている言葉は「ピンチ!パンチ!ウンチ!」です。

唐突に柔らかくするには無理がありますね。こういうことですね。


さて「日本生命レッドエルフはなぜ強いのか」のインタビュー記事が続きます。

村上総監督はじめ、みなさんとても信頼してくれたので、楽しく書けました。

どうぞ。

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