2/17 パンパンの腹と100円ショップ
17日目に突入ということでなかなか何を書こうか迷う日々であります。
引っ越してという大イベントのおかげで話題には事欠かないので、あとは自分のアクティビティとバイタリティ次第です。
たくさん地球を知りたいですね。
2/17(木)
新居に移った時の楽しみ、それはなによりも街の雰囲気や飲食店だと思う。
前回住んでいた朝霞は、満点の星空と鳥貴族だけが受け止めてくれるような穏やかな場所だったため、あまり散策したりすることはなかった。
2時間散歩して猫とおじいちゃんしか合わなかった時はさすがに滅びるのかと心配した。
その点、代田橋という街は雑多でとても面白い。朝霞のように歩いて5分で古墳が見れる穏やかさも捨て難いが、古さと新しさが同居しているこの街は、しばらく飽きることがなさそうだ。
今日は、昼間に時間があったので友達とランチをしようという高尚な考えに至った。
友達が「代田橋 ランチ」で調べたらヒットしたところだ。なんでも街に根付いた洋食屋さんで、スパゲティハンバーグや、ピラフハンバーグのような、いわゆる「のっけもん」というものが有名なお店らしい。
どれどれ、と場所を調べると一つ隣の笹塚駅だった。おやおやと思ったが、笹塚のくせに代田橋で調べて1番に出てくるということは、よほど人気なのだろう。
向かってみるとなんてことはない、徒歩10分で着くところだった。
想像以上の近さに朗らかになっているとあっという間にお店に着いた。
よくある洋食屋のような出立ちのそこは、凝った作りでもないけれど、居心地の良さがあるふんわりバターのような匂いのするお店だった。
ペッコペコだったぼくは、オムライスドリアという6歳児が作った「ぼくのかんがえたさいきょうのごはん」みたいなやつの大盛りを頼んだ。
友達はケチャップライスにデミグラスカツが乗っているやつを頼んでいた。
注文の時におすすめを聞くとミートソーススパゲティにチーズをしこたま乗せてその上にハンバーグを乗せるという、皿に乗った暴挙みたいな食べ物を教えてくれた。
2人とも自分の胃袋を過信していたのでそれをシェアしようということで、計3品を注文した。
オムライスドリア、白目剥くほど美味しかった。ホワイトソースがバターパンパンなのにしつこくないしもったりし過ぎない、ケチャップライスは酸味が程よく残っててさっぱりする、卵はトロトロではなくザ・洋食屋のまきまき卵で主張しすぎない。火傷してでも掻き込みたい美味しさだった。
ただ、学生さんご用達の看板出してもいいくらいボリューミーだった。柔道部も食後すぐ眠るくらいにたくさんで、チーズミートハンバーグは後半ほぼ食事の域を超えて闘いだった。
でもハンバーグが美味すぎた。肉肉しい〜。
幸せな気持ちでパンパンになったので、友達と解散してネタ合わせに向かった。
向かっている最中に3回くらい「もうご飯食べない」と思った。
ネタ合わせが終わって帰る途中、100円ショップに寄った。引っ越したてなので諸々水回りの用具を買いたかった。
あそこはダメだ。人を終わらせてしまう。よりどりみどりすぎて買うものを決めていたはずなのに1時間くらい居座ってしまった。
デザインなど気にしないはずなのに、こっちの方がかわいいぞ、スタイリッシュだぞ、と色々見てしまった。
絶対に使わないはずのお寿司柄のマスキングテープを見ている途中でふと我に帰った。
結局突っ張り棒とお風呂の椅子だけ買って帰った。よく耐えたぞぼく。
いろんな気持ちが一新されるこの街。明日からも頑張るぞ。
とにもかくにもお腹いっぱいです。まだお腹の中でホワイトソースがほくそ笑んでいます。
明日からもどうか乞うご期待、そしてぼくの新居が完成することをどうか心待ちにしていてください。
100円ショップには本当に気をつけてくださいね。
ありがとうございます。