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池袋キューブオフ計測会システムの記録(及び第17回雑感)
こんにちは。池袋キューブオフ主催のツチダです。2022年8月27日(土)に行われた第17回ではなんとか暫定ではありますが計測会の結果表示のシステムを稼働させることができましたのでその記録とその他諸々です。
池袋キューブオフ、無事終了しました!
— 池袋キューブオフ (@ikebukurocube) August 27, 2022
(おそらく)過去一番の計測数でしたが余裕を持って終了できました。参加者の皆様ご協力ありがとうございました😆 pic.twitter.com/SLAH2vE5bs
今回は参加者が非常に多く、また翌日の用賀B大会の予行を兼ねた計測会ということもあり、過去最大の計測数になりました。通常は競技卓3で運営していますが、今回に関しては競技卓5にしました。普段と異なる机椅子のレイアウトを試したり当日システムに不具合がないか色々と緊張していたので写真が全然ありません…
計測会始まりました!テレビでかい! pic.twitter.com/mMkOhUxSGC
— 池袋キューブオフ (@ikebukurocube) May 15, 2022
既に第15回から会場で借りた40インチ超のTVモニタに計測会の結果を表示する試みは始めていて比較的うまく動いていました。
システム自体は簡易な自前のWEBアプリケーションです。Google Spreadsheetでなんとかならないかと色々試したのですがどうも不満が解消しきれず作りました。
競技者自身での結果入力
計測用紙の裏側に結果を入力するためのQRコードを印刷しました(写真無い)。今まで通り計測してもらい、結果をまず計測用紙に記載、その後各自のスマートフォンでQRコードを読み込んでハンドルネームと結果をシステムに登録してもらいます。スマートフォン持っていないorQRコードがうまく読めない場合等は僕が代理入力しました。
結果入力はcsTimerのタイピング入力と同様で、10.23であれば「1023」、1:23.45であれば「12345」と打ち込みます。この説明を入力画面に注意事項として表示しました。競技者から入力方法についての質問はありませんでした(確か)。
入力を間違えた場合は、もう一度正しい結果を新規で登録し直してもらい、間違ったデータを僕が管理画面から削除するスタイルを取りました。競技者自身でデータ修正or削除させるには色々と考えることが多いので、競技者は新規登録のみが可能な仕組みとしています。運用としても困ることはありませんでした。
前回までは計測用紙を回収して僕が全部入力していたのでめちゃくちゃ楽になりました。結果反映のリアルタイム性も上がったしとても良かったです。
結果一覧はTVとWeb
本日第17回の計測結果はこちらに適時反映される予定です。https://t.co/jTVYbb8DbF
— 池袋キューブオフ (@ikebukurocube) August 26, 2022
前回までは僕のPC上で動く仕組みでしたので会場のテレビをPCとつないで結果を表示していましたが、今回は公開URLで見ることができるようにしました。TwitterにURLを流したのでリアルタイムで見てくれた人も何人かいたようです。WCA Live的な楽しみ方もできるかなと。
会場でのTV表示もPCとの接続をやめたかったので、Chromecast with Google TVを購入、内蔵のWEBブラウザで結果を表示しました。誤入力の削除修正もスマホからできるのでPCを用意する必要自体が無くなり撤収も楽です。(今回は不測の事態に備えてPCを用意していましたが、必要なかった)
2人一組制の計測
前回までは自分の試技が終わったらジャッジ席に移動し次の競技者を呼び出す方法をとっていました。このスタイルだと1競技卓で10人計測するには当然10回呼び出しを行う必要があります。話が盛り上がっていたり、ちょうど個別に計測している最中だったりするとオフ会ですから僕としては交流や自分時間を優先してほしい気持ちがあり呼び出しにはそこそこの"待ち"が発生しがちです。
今回は計測数が多かったので効率重視で2人一組で呼び出し、片方が計測、もう片方がジャッジ兼スクランブラをやってもらい、その後役割を交代する方法を採用しました。スクランブルは複数用意してそれぞれが自分の試技のスクランブルを見なくて済むようにしました。呼び出しは半分に減り非常に効率よく計測できたと思います。
スクランブル用紙の電子化
スクランブル用紙はカラー印刷です。会社の複合機でカラー印刷すると1枚30円、結構費用がかかります。特に今回は1競技複数スクランブルで5卓それぞれに用紙が必要なので、事前に希望があった種目分だけでも2400円…当日希望が出る可能性があるものを余分に印刷すると3000-4000円くらいになってしまいます。
豊島キューブ会では既に試していたのですが、今回からスクランブルのPDFをタブレット端末(Kindle Fire 7)で表示させるようにしました。中古のKindle Fire 7は2000円前後で入手しています。A4用紙よりも随分小さいので見にくかったりはありますが、皆さん思ったよりうまく使ってくれたように思います。途中で1台タッチ操作がうまくいかなくなったタブレットがあったので予備を用意しておいて助かりました。
今の所スクランブルを表示させるためだけのタブレットですが、後々記録用紙自体を無くしたりすることも可能だったりといろいろ妄想はしています。そもそもA4のスクランブル用紙PDFをそのまま表示させているから画面サイズが問題になるのでスクランブル表示自体も自前のシステムにしてしまえばスマホサイズで足りるようにも思います。(csTimerの共通スクランブル機能を使っても良いかも)
他オフ会への計測記録システムの提供(妄想)
計測会を行っているオフ会は他にもありますが、僕が悩んだように他の主催者の方も色々と苦労して計測結果の集計をしているようなので、できたら(できたら)他のオフ会でも使えるようにシステムを改修して提供したいなぁ…と妄想しています。現状実装されていない機能としては複数ラウンドがあるので、そのあたりが解消できれば試用をお願いしていこうかなと思います。一覧表示のスタイルとか、非公式競技(4OH、FTO?)対応とか、個人成績とかランキングとか構想は膨らむ一方なのですがシンプルなところから…
今後の池袋キューブオフ
10月10日に池袋西口方面の会場「IKE BIZ」で開催予定の「超計測会」(早く準備して募集開始しないと…)を区切りに少し形を変えようかと考えています。参加者は増加傾向ですが、豊島キューブ会も定期開催の流れに乗ってきたと思いますし、会場の予約も取りづらくなってきたので開催頻度を減らしつつ別の会場も視野に等、色々と考えています。このあたりはまた改めてお知らせします。
次回は9/10です。予定が合う方は是非是非ご参加ください。
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