見出し画像

虫嫌いの私が虫と仲良くなるまで


虫も生き物も大の苦手。

虫が出てくるたびにギャーギャー騒ぎ、
幼い頃から生き物と触れ合う機会が少なく、
上手な接し方がイマイチわからない・・・。

そんな私でしたが、
ある女性との出会いによって変わりました。
その女性は、
自分の腕に乗っていたアリに向かって
「おお、そんなところにいたのか」と
やさしくアリを外に逃してあげました。

その姿は、まるでナウシカのよう✨
私もこんな女性になりたい!と強く思いました。

虫と仲良くなるために私がやったこと

「虫や生き物と仲良くなりたい」そう思って、
その女性に相談したところ、
「虫に名前をつけるといいよ」と言われました。

「え〜そんなやり方?!」と最初は思いましたが(笑)、
なんとしても自分を変えたかった私。
アドバイスどおり、
虫が出てきたら名前をつけはじめました。

しかもその女性の名前をお借りして、
「〇〇さんが来てくれた!」と思うことにしました。

やってみたら、意外にも、よかった!!!

虫を虫として見ているときは怖かったのに、
名前で呼ぶとナゾの親近感が・・・!
さらに自分が尊敬している人の名前を呼ぶことで
「会いに来てくれたんだな」と捉えられるようになりました。(笑)

よくよく考えれば、
人間と虫を比べてみるとこちらの方が大きいし、
虫目線で見てみたら人間の方が怖いはず。
そんなときに私が「ギャーッ!」と騒いで
追い払ったり敵意をむき出しにしたら
虫の方だって身の危険を感じて
攻撃してくるのもムリはない。

だったら、
「私はあなたに敵意はありませんよ。安心してね」
という気持ちで虫に接した方が、
むやみに襲ってくることは少ないのではないだろうか。

そう思って、
虫が私のまわりをブンブン飛んでいるときには
「私は木だ」と思い込んで
向こうが離れていくのをじっと待つようにしました。

それでもやっぱり苦手なものは苦手。
大きなクモが出てきたり、
ハチがこちらに向かって飛んできたときには
「ひぃ〜〜〜〜っ!」となること多々。

何度も粘り強く、驚く、驚かないを繰り返しているうちに、
虫に対する反応が徐々に変わっていきました。

家の中の虫

虫にだいぶ慣れてきたときにあることに気がついた私。
外にいる虫は平気なのに、
家の中にいると思いの外反応してしまう・・・。

もしかしたら、
「虫の暮らす場所は外で、家の中は人間が暮らす場所」
と思っているからではないか?と考えました。

そこで、この前提を
「虫の暮らしていた場所に、人間が家を建てた」に変えてみました。

すると不思議なことに、
家の中に虫がいても「あら、いらっしゃったのね」と思えるように!

家の中に「いないはず」の虫がいるから驚くのであって、
家の中に「いてもおかしくない」虫がいたところで、驚かなくなる。
意識によってこんなに変わるのか?と思いますが、
虫と仲良くなりたい方ぜひお試しください。(笑)

虫と仲良くなるために大切なこと

今では虫が出てきても「ああいるな〜」というくらいで、
すっかり驚かなくなりました。
正直、あまりの変わりように、
「人間ってこんなに変われるのか」と
自分が一番びっくりしています(笑)

かくして虫や生き物への苦手意識を克服した私ですが、
なぜ変われたのか?ということを振り返ったときに、
大切なポイントがありました。
それは、私自身が
「虫や生き物と仲良くなろう」と決めたこと。
正直何度も怖いな〜という気持ちが湧き起こりましたが、
それ以上に「変わりたい」という気持ちが強かったからこそ
少しずつ変わることができたのだと思います。

もしこの記事を読んで、
「虫や生き物と仲良くなりたい」
「子どもが虫や生き物にやさしい子に育ってほしい」
そう思う方がいたら、
大切なのは、本人の変わりたいという意思です。

そして、自分を変えるには
一気に変えようとしないこと。
人には恒常性といって、変化が起きたとき、
元の状態に戻ろうとする働きがあります。

一気に変われないのは当たり前。
ほんのちょっとずつ
「自分をだます」ような感覚で続けるのがポイントです。

これは虫の克服に限らず、
すべてのことに当てはまるかもしれませんね!

このお話がだれかのお役に立てれば幸いです^^(笑)

最後までお読みいただきありがとうございました!
本日もステキな1日をお過ごしください♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?