見出し画像

少女⭐︎歌劇 レヴュースタァライト〜新弾の純那が使いたい〜

こんばんは.EXEです。
明日、全国大会があるので正確にはまだ終わってないですが、みなさんWGPお疲れ様でした。
たくさんの方がnote等に記事として、またはレシピの写真付きでツイートするなど、様々な形で今期使ったデッキについて発信しているのを見て、いい風潮だなと感じている今日この頃。
今期の話は今年のまとめとして次回書くつもりなので、今回もいつも通り(?)ざっくりとした構築経緯のレシピ投げつけるだけのnoteにしようと思います。

はじめに

さて、突然ですがこのタイトルあまりにも見なさすぎるんですが既に諦められてしまっているんですか…?もしくはそもそも魅力的なカードがなくて研究が行われていない…?

かくいう僕自身もレヴューに関しては全く興味を示してなかったんですが、ある日唐突にレシピをぶん投げられたんですよね、これいけるんじゃないか?って。そのデッキに入ってた新弾の純那がすごく好きな効果を持っていたので、僕はこれを見て組むキッカケになりました。

早出し可
攻撃時控え室からマーカー追加
マーカー分パワー上昇
なんだか遠い記憶にそんなカードがあった気が…はて?


構築初期

カード紹介

最初にぶん投げられてきたレシピがチョイス宝だったのでチョイス宝から始めました。レシピをもらったのが博多地区が終わったタイミング(10/22)で、札幌地区(10/29)にこのデッキを持っていったんですが、さすがに練度足りなくて五月とDに斬られ予選敗退。ただ、負けはしたものの純那自体にポテンシャルは感じました。

札幌地区使用デッキ
この時は東リベの2/1バニラ型を意識して
アサリの2/1雨嘉(ランサー)と同じ効果のまひるを
2枚採用して運だけ3落下で破壊を試みました。


簡単にカード解説しながらデッキの流れを説明します。

専用応援強スンギ

純那はこのデッキのキーカードで、先程も書きましたがレベル2からの早出しが可能で攻撃する度に控え室からマーカーを増やしてパワーを上げていけます。そしてさらにCXコンボ(宝)で攻撃終わりに1点×マーカーの数のダメージを与えられるので、マーカーが多ければ多いほど詰めの威力が増します。つまりこのデッキは純那を維持して戦っていくことがポイントとなるデッキです。

そしてななはこの純那の専用応援で、元々がレベル3への2000応援を持ちながら、レストさせることで純那に1500パンプを付与しつつ純那にマーカーが無ければ控え室から純那にマーカーを入れることが出来ます。そして純那は攻撃時にマーカーを入れるので、純那はこのななの応援と合わせると登場ターンで行き14500返し13000のパワーになります。これは1つの基準となる数値になるので覚えておきましょう。

続いては回復枠の紹介
新弾で登場した香子が単純に早出し11000回復で性能もよく、また純那を維持していく=助太刀で純那を守る=ダイレクト枠が空くのでストックブーストの効果も発動しやすいので相性がいいと思い採用してます。

ただ回復のためにデッキの枠を何枠か割かないといけない上に、レベル0の香子を試合中1回は出さないと回復のパワーが7000しかないのでそこはハッキリとデメリットといえるでしょう。僕個人としてはそのデメリットを補って余りあるリターンがあると思ってるので現状回復はこの香子でいいのかなと思ってます。

先程のななの応援と合わせてレベル2で香子と純那を展開して返しのパワー13000を2面並べて助太刀を構えるのが1つの理想展開です。

ちなみに思い出に飛ぶ双葉ですが、1枚派と2枚派に分かれます。レベル0の香子を出したい時に山札か控え室以外の領域にあると困る、また双葉を盤面に出す可能性を残したい人は2枚派。僕は双葉を盤面に出すなんて1㍉も考えてなくて、デッキに使わないカードは極力入れたくないので1枚にしてます。余談ですが先日対戦動画を観てたら、レベル0の香子を出して山札を見たら1枚採用の双葉が居なくて、トリガーした宝のストックブーストで埋まってることが判明したシーンを見て大爆笑しました。まぁそういうリスクも確かにありますわな。

というわけで話に出たので次は助太刀枠の紹介

上半分の2枚、早出しメタと思い出送りの助太刀は必須かなと思ってます。早出しメタが必須なのは純那の維持のためです。13000もある純那をレベル2から倒してくるキャラは、いわゆる足立と呼ばれるような早出しメタのアタッカーを除けば基本的にはレベル3のキャラであることが多いので、そういったキャラに助太刀圏外で攻撃されても早出しメタの効果を使って純那を守っていきましょう。

思い出送りは早出しメタほど強い必須感(?)はないですが、ほぼ必須と思ってもらって差し支えないかと。というのも、<凛明館女学校>か<シークフェルト音楽学院>という、レヴュースタァライトを組んだことのない人は恐らく聞いたこともないような特徴のキャラを採用しなければ、このタイトルには防御札がありません。(余談ですが防御札は2種類あり、それぞれこの2つのマイナー特徴を5面埋めることが発動条件なので、数枚指定特徴キャラを採用したところで使えません。)

なので、例えば五等分の花嫁のレベル3二乃のCXコンボ(電源)だったり、Pixarのレベル3ウッディ&バズのCXコンボ(チョイス)だったり、攻撃終わりに発動するタイプの詰めに対して思い出送りの助太刀が防御札になり得るので、ワンチャン防御札という立ち位置でこちらも必須かなと。

この2種を採用した上でさらに助太刀を増やしたいならそこからは好みで好きな助太刀を採用していいと思います。実際しばらく回してみた感想としては、純那や応援を集めることは出来ても助太刀まで集めるとなると少し大変になってくるので、単純に引きやすいように助太刀は3枚はあったほうがいいかなというのが個人的な意見です。純那を助太刀で守れたらいいや、ではなく絶対に守るんだ!という気持ちを持ってるので。


さて、上のカード(レベル2〜3)は概ね決まったんですが、下のカード(レベル0〜1)が割と自由なのでここから主に下のカードをいじっていく形になります。

レベル0は霞、フカ次郎、オカ研、集中、CX入れ替えあたりはよくあるカード達、それに回復の条件のための香子と、純那を同時に2面展開する際に圧殺しなくて済む+手札の要らないCXを処理する2つの役割を持つ移動ロック持ちの純那を採用しました。

レベル1は控え回収が出来るCXコンボ持ちのななと、サブアタッカーとして使いやすそうなツインドライブ持ちのななを採用しました。

見つかった課題

・霞がびっくりするほど弱い
・山が遅いくせにフカ次郎が弱い
・初回のレベル1のCXコンボを使用した後のレベル1アタッカーの供給が足りない
・霞が弱い
・青発生が難しく光景が出しづらい
・霞がほんと弱い


霞が弱かった理由は自身のパワーが上がる条件を後攻1ターン目で満たすことが難しかったことと、仮に満たしたとしても3000では相手のキャラを倒すことが出来なかったからです。エアプだとほんと気付けないのでみなさんちゃんと練習期間は設けたほうがいいですよ、当たり前のことなんですけど。

山が遅い問題としては、削るのは基本フカ次郎しかないのでそりゃそうだよな、と。山の初めの方でCXがたくさん見えるとだいぶお通夜。そしてこのフカ次郎、よく見る着地3000〜3500くらいパワーが出たり、手札5枚以上で3000だったりしなくて、なぜかパワー1500しかないので何も倒せず弱いんですが、数少ない山削りの上に光景のための貴重な青として使わざるを得ないといったところ。

霞を入れ替え、山の遅さを改善したのが以下2パターン

レベル0のひかりは収録中
双葉を思い出に飛ばす香子を抜いたので
代わりに手札のCXを処理する役割で採用
レベル1を赤で戦うので
CX入れ替えを緑→赤に変更
レベル0のクロディーヌはCXコンボのための
パワーサポート役


というわけでまずは霞を変更

0のアタッカーとして申し分のない3500のパワーに加え、倒した相手を領域移動させる効果。これが主にDのレベル0のメインアタッカーである無弦とえるの効果を使用させないことが出来るので環境的な通りがいいと判断し採用。

そして山削り問題の改善策として、1つ目は4ルックイベントとイベントキャッチの3ルックを採用した形。

こちらは山削りと同時に、光景のための青発生のしづらさも改善されており弱点を克服したように見えたが、代償として多くのスロットを割いた関係で香子の回復パッケージを断念。それに加え初回CXコンボ後のレベル1アタッカーの供給不足に関しては克服出来ていないのも問題に。

続いて2つ目のデッキはチョイスを扉に変えてCXコンボで山削りをする形。サブアタッカーとして華恋のパワーサポートが出来るロボ子互換の双葉を採用

デッキの色が赤、黄色、緑の3色でいよいよ光景の青発生が不可能になったので、色無視でキャラを出せる新弾のレベル0のななを採用。

さて、華恋はというもののリバース時4ルックのCXコンボなため、そもそも純那と2000応援が集まらないことが頻発した上に、こちらもやはり先程と同じく初回CXコンボ後のレベル1アタッカーの供給不足は改善されてないので断念となりました。


スタンバイとの出会い

さて、これまでのどのデッキもレベル1アタッカーの供給不足に悩まされ続けていました。そもそもなんでそんなにレベル1アタッカーが必要なのかを説明します。

これまでのデッキはレベル1のCXコンボで純那と専用応援を集める動きが基本でした。仮にレベル1のCXコンボを撃った次のターン、カード紹介で触れた理想盤面である回復香子+純那+2000応援の布陣を作れたとしても、前列で戦うキャラがあと1体は必要で、それはレベル1のアタッカーじゃないといけません。なぜなら1ターン前のこちらがCXコンボを撃った盤面を相手は倒してきているわけですから相手の場にはレベル1以上のキャラが3体並んでるはずですからね。なのでこのレベル1のキャラはどうやって用意するんだい?って話なんです。

もっと言うとレベル1が2ターンあった時はもう最悪で、単純に戦えるキャラが1体も居ません。これはレベル1が2ターンありそうだな?と思ってCXコンボでレベル1のキャラを集めると、今度は純那と2000応援をどうやって揃えるの?となります。

そしてなぜ今ここまでレベル1のアタッカーに拘るのかと言うと、Dが無限にレベル1アタッカーを展開し続けてくるからです。蘭堂もえるも倒し続けてさえそれでも強力な動きをするDなのに、倒せないともなると相当の余裕を与えてしまいます。

これはもうレベル1アタッカーの総量を増やして対抗していくしかないか、と思われたがここでまだ試していなかったいいアイデアが浮かびます。

それこそがスタンバイ(+2/2キャラ)+スタンバイのCXコンボ+1/0まひるです。

思い描いたプランとしては、スタンバイで2/2キャラを後列に登場→CXコンボで1/0まひると2000応援をサーチ→1/0まひると集中を合わせれば山上6枚に1枚でもCXがあれば控え室のキャラを回収か交換出来るので、レベル2に上がったなら純那を、まだレベル1のままならCXコンボの双葉を手に入れることで、2/2キャラ+1/0まひる+(純那or双葉)で攻撃することが出来るため、レベル1アタッカーの供給不足を解消した上で、レベル2に上がったのかレベル1のままなのかを見てから後出しで回収を変えれるので裏目がない完璧なプランになります。

でもこれは理想論で、さらにこのプランは山上6枚にCXが無いと成立しないですし、そもそも集中どっから持ってきてん?って感じですね。それでも近い動きは実現出来ました。

CXコンボで1/0まひると2000応援をサーチすると説明したので集中はどこから?となりますが、要するに手札に足りない札をサーチしようという話なので状況に応じてサーチ先を変えれば問題なしです。

レベル2に上がってしまったときはダメージをもらった分まだ山にCXが残っていることが多く、さらに僕は運がいいとても運がいいので山上6枚にCXが大体あってくれたので滞りなく盤面展開出来ました。レベル1にとどまってしまった場合はキャンセルして山にCXが少ないので山上6枚にないことが多いですが、それでも運良くCXがあれば用意出来ますし、早出しの用意して1面もレベル1アタッカーがなかった以前のデッキに比べたら最低限2/2と1/0まひるがいるのでまぁ及第点かなと思うようにしました。(蘭堂とえるを全滅させる話どこいってん???)

また、次のターンはほぼレベル2に上がるだろうという時は、スタンバイで2000応援を出して1/0まひると純那をサーチしてあげれば、山上6枚に左右されず純那の登場は確実なものになるのでこちらのプランもよく使います。

というわけである程度弱点を克服した電源型のレシピがこちら

スタンバイはレベル1だけでなく、レベル2以降も活躍します。というのも純那は登場時効果を持たないので手札から出す必要が全く無く、スタンバイで出した方が単純に2ストック節約出来るからです。手札から純那を早出ししたターンにスタンバイで2体目の純那を出すことが出来たらかなり強力です。

とはいえ基本的には1〜2体の純那を維持していくのがデッキの理想の流れになるのでスタンバイで新たにキャラを登場させたいシーンはそこまで多くないため、スタンバイは6枚ではなく4枚として残り2枚は無難な扉にしました。

これまで宝が2枚であることに全く触れてませんでしたが、試合中に詰めの1回しか使わないので3枚以上は多く、1枚だと手に来ないので2枚にしてます。

レベル0のクロディーヌは赤でありストック消費のない山削りでありレベル0アタッカーの香子やレベル1のロボ子互換の双葉の3500に対して、レベル1キャラを倒すためのパワーサポートとして採用してます。

山削りの話が出て、そうだ山が遅い問題はどうなったの?ということですが、えー諦めました…。というのは半分ジョーダン半分ホントで、中途半端な無理な山削りはやめて、その厚い山と向き合うといいますか、その山と付き合っていくことにしました。もちろんリフまで削れそうな時は削ったりしますが、基本的には山札にあるCXを無駄にしないように心がけて回してます。1-0で3キャンして厚い山に残り2枚とかになっても山削れないからほっといた結果、次のターンに全ダメージもらって2-4とかになっても許容してます。

これはこのデッキの話というよりかはWSの話になって別の話なので、機会があればまた別で書きたいと思います。WS始めたばかり〜ショップ大会やCSに出始めたばかりくらいの方達にとってはちょっと難しい話になるかと思うので、今はふ〜んと思ってもらえれば大丈夫です。

使う上で意識すること


さぁ、課題と向き合って改善したり弱点を見なかったことにしたり()して実質課題を全てクリアしたこのデッキですが、ここからは回した感想としてこうしたほうがいいなと思ったことを書いていきます。

・ゲームテンポを落とす

これが9割くらいを占めてます。

具体的なシーンだと例えば後手3パンはしないだとか、先攻もらって1パンした返しに後攻1パンで返ってきた時に、あくまで状況次第ではありますが先攻2ターン目に3パン出来たとしてもまだ1〜2パンで返すだとか、です。

理由はいくつかあって、1つは将来的に集めたいカードが多くて(純那+2000応援+助太刀+香子回復)、それらを集める時間が欲しいから単純にそれまでのターン数を多くしたいから。

1つはCXコンボがその性質上2体以上効果を使うことが出来ないため一気に大量のリソースを獲得することが出来ないから。他のデッキではレベル1のCXコンボ2面以上が確定してるから0で3パンしちゃおう!なんてこともあると思いますがこのデッキではそういうわけにはいきません。0で無茶をするとすぐ手札が無くなるので気をつけてます。

1つはレベル1、2共にこちらが先に上がりたいから。というのもレベル1で後上がりしてレベル1が2ターンあると、先述のようにレベル1のアタッカーが不足する可能性があります。なので1/0まひるやロボ子互換の1/0双葉を温存出来るように先上がりしてCXコンボ+レベル0×2体の攻撃で済むようにしたい。
レベル2に先上がりしたいのは相手の早出しメタ助太刀を使われたくないから。レベル2に先上がりして盤面を作った後、面を取ってダイレクトをもらって、早出しメタ助太刀を気にせず悠々とダイレクトし続けて、純那のマーカーを貯めつつ香子でストックも貯めつつ負けてるダメージレースを取り返すのが理想です。

何度も言いますが純那を維持するのがデッキの目指す動きなので、ゲームテンポを落としたい最大の理由はレベル2に先上がりしたいから、ですね。


・宝を持ってない場合、レベル2以降に引いたCXを1枚は持っておく

これはCX入れ替えで宝に変換する可能性があるから、です。とは言っても実際はスタンバイなら貼って純那を展開しつつあわよくばCXコンボで手の質を向上出来ればそっちのが強いことのが多いです。なので主に扉を引いたときの話で、すぐ貼ったり捨てたりするんじゃなくて、山に返すのか宝に変換するかをリフレッシュ前まで保留しておきましょうということです。

ちなみに↓画像のカードを採用することで、ある程度ストックは要求されますがCXを全部山に返して詰めたいタイミングで探しにいくことが出来るので、戻り枚数を増やして生存確率を上げるためにおすすめの1枚となってます。自分も採用を考えていますが現状リストとにらめっこが続いていて決着がついてません。

おわりに

いかがだったでしょうか?冒頭でも触れましたがあまりレヴュースタァライトを使っている人を見かけないので、純那を軸にしたこのデッキに関わらず色んなデッキが出てきたらいいなと思います。

このデッキは純那に比重を重く置いてるので、早出しメタのアタッカーや、バウンスが標準搭載されるような環境になると活躍が難しいので、そのあたりを見極めつついけそうだな?と思ったらぜひ使ってみてください。

質問等ありましたらいつものごとくコメントやTwitter(@tsucccchi_)のDMにて受け付けておりますのでお気軽にどうぞ。


それでは。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?