見出し画像

D_CIDEに勝ちたい…

まえがき

こんばんは.EXEです。
昨今環境を賑やかせて今をときめくD_CIDE TRAUMERI。巷では「D_CIDEがtier1でそれ以外がtier2」や「D_CIDEかそれ以外か」なんて言われたりするほど、世間では圧倒的な強デッキの認識があります。
そんな認識をされてるもんだから、今デッキを組むにあたり"D_CIDEに勝てるかどうか"を考えることも多いので、どうしたら勝てるのか考えてみようと思います。(今回は8門のD_CIDEについて考えていきますので、その他のタイプは考慮しません。)

ただ先に言っておきますがD_CIDEに対して連戦連勝しようとは思ってません。(そんなものがあったら今頃世間ではきっとそのデッキが使われている)正直環境TOPには五分取れたらいいと思ってるので、そこを目指します。

敗戦の理由(1)

どういうデッキがD_CIDEに勝つの?というのが分かれば苦労しないんですけど、まずはD_CIDEにボロボロに負けたデッキからどんな特徴のデッキが負けたのかを見て、その特徴とは違うデッキを考えていく方向性でいこうと思います。

なんで宝扉じゃないん?
その言葉、心に閉まっておいてください…

このデッキのコンセプトとしては、中学生を絡めて序盤から多パンしながら、各種パンプカードを駆使し毎ターン相手のキャラ3面を踏みつつ1000/1も貼り続けて走り切るデッキです。

6月に出たCSにてこれを使ってD_CIDEに0-3しました。対D_CIDEはしっかりとコンセプト通りの動きを遂行出来ているのに連戦連敗。はたしてこのマッチアップで何が起きているのか…

こちらが毎ターン3面踏み続けて1000/1も貼り続けていますが、これはD_CIDE側も同じで毎ターン3面踏まれ続け1000/1を貼られ続けます。同じことをしているのにどこで違いが出てくるのか、大きく分けて2つあると思ってます。それはD_CIDE側はこの動きをしながらストックを貯めることが出来ている点と、デッキ内のドラの総量の差による打点差の違いです。

お互い踏み合っているのにD_CIDE側はストックもある上にダメージレースで優位に立てなければそりゃあ一生勝てないよねって話ですね(厳密にはそこまで単純な話ではないと思いますが)。

敗戦を踏まえて(1)

さて、D_CIDEに対して3面踏み続けるだけでは足りないと分かりました。というわけで踏みつつも踏ませないことを考えてみましょう。踏まれなければキャラを用意するためのクロックやストックを節約出来ますし、相手の面が空けばダイレクトアタック分で打点差も詰めれますし、特に"海神の力 える"に踏まれなければストックブーストを拒否することが出来ます。

というわけでまずはD_CIDEのレベル1帯のパワーラインを確認してみましょう。

両方行きは8000、特徴応援込みだと8500の出力があります。返しこそ低いものの行きは相当なパワーが出て、これらに踏まれないためには返しに8500〜9000以上のパワーラインを要求されます。これを満たすのは正直なかなか難しいです。

現実的なところだと虹が咲の"楽しいを分かち合うステージ 宮下 愛"が8500を出せてかつ特徴応援も無理なく採用出来るので9000を3面用意することが出来ます。あとは8電源デッキでよく採用される1/1/7500になにかしらの1000パンプのキャラを用意してあげると8500になります。ただこちらは9000にするのは難しいのでD_CIDE側に特徴応援を用意されてしまうと倒されてしまうのが懸念点です。

また、海神を回避するためにリバースされないキャラを使うのも有効な手の1つかと思います。ただこれらはどれもCXコンボであるので、ある程度連打出来るような工夫が必要です。

なのでどちらかというとレベル2以降で割られないようにするのがそこまで構築に無理がないのかなと思うので、次はレベル2帯のパワーラインを見ていきます。

"最高のアイドル ありや"→ありや
経験達成している"夢見る高校生 蘭堂"→蘭堂A
経験達成していない"夢見る高校生 蘭堂"→蘭堂B
"ミステリアス転校生 える"→える
"古堅 蘭堂"→FN蘭堂
経験達成している"海神の力 える"→海神

※上記のカード達は"→"で指定した名称で表記します。

・9500
FN蘭堂(+ありや+対応CX)
海神(+ありや+CX)

・10000
蘭堂B(+CX)

・11000
ありや

・11500
蘭堂B(+ありや+CX)
FN蘭堂(+ありや+える+対応CX)
海神(+ありや+える+CX)

・12000
ありや(+CX)
蘭堂B(+える+CX)※状況として少ない

・12500
蘭堂A(+CX)

・13000
ありや(+える)

・13500
蘭堂B(+ありや+える+CX)

・14000
ありや(+える+CX)
蘭堂A(+ありや+CX)

・14500
蘭堂A(+える+CX)

・16000
蘭堂A(+ありや+える+CX)


※レベル2帯での話なので蘭堂ABどちらもCX込みのパターンのみしか書きませんでした。また、今回はD_CIDEに踏ませないという目標設定を前提のもと話をしているので、相手のありやを行き又は返しで倒す想定をしているため、ありや2枚が絡むパワーラインは割愛しました。


じゃあ割られないというのはどのパターンまでを想定してデッキを構築または選択すればいいのか…この判断基準は難しいと思いますが個人的には1番状況として多そうな、ありや(+CX)の12000を意識した方がいいのかなと感じました。ただどこまでのラインを意識したいのかはもちろん人それぞれだと思いますので、デッキを組む際は上記のパワーラインを参考にしてみてください。

敗戦の理由(2)

先程の話から12000以上のパワーラインを多面出来るデッキを考えて、ご用意致しました。

このヘンテコなデッキはなに?
その言葉、心に(ry

このデッキを簡単に説明すると、レベル2で2000応援と2種類のパワー10000の登場時回復持ちのキャラを少ないリソースで早出し多面展開で軽めの面制圧+回復耐久しつつ最後は雑に連パンするデッキです。本当なら12500以上を多面出来ればありやに触られることも少なくなるんですが、12000でも最低限ありや(+CX)と同値で居座られることはないですし、再展開も容易なのでこれでもいいかなと思いました。12000なら蘭堂Bに触られづらいのも◯。ドラも多くて打点量でも引けを取らないのもいいですね。

さて、8月に出たCSにてこれを使ってD_CIDEにまたもや0-3。今度はなぜ勝てなかったのか…

1つはレベル0〜1の間に相手のキャラが倒せないことがあったことかなと思います。このデッキは手札を整えるためにレベル0〜1でパワーが500や1500のキャラを登場させることが多いので、それらのキャラがD_CIDEのキャラを倒せずに相手に余裕を与えてしまったことは少なからずあると思います。

こいつらを倒せるレベル0が5枚しかないため
それを引けないと苦しい

踏みつつ踏ませないって言ってたのにこれじゃあダメですよね…レベル2では優位になれるかもしれないけどレベル0〜1でもちゃんと踏まなきゃいけません。


もう1つは自分の山がそこまで強くなく、L3蘭堂のCXコンボの4点や本体の3点が簡単に入ってしまうことかなと思います。

1周目は1連動を撃てると、レベル1のクロック後半、ストック5〜6枚、手札5〜6枚、盤面4枚、で戻りCX枚数が約7枚、みたいなそこそこのリフレッシュが出来るんですが、2周目は早出しを多様するためにストックを大量に消費するので、1周目よりも2周目のリフレッシュの方が山が弱くなることもままあります。

そこに目をつけられ、面を諦め点を入れることに動きをシフトしたD_CIDEにやられてしまう、ということが起きてしまったわけです。


〜言い訳タイム〜

や、ゆーてもこの前の0-3の内、1つは上のカードを引きすぎてしまって何も出来なかった試合で1日に1回あるかないかでこういうことが起きてしまうのは仕方ないと思ってて割り切ってる、それが起きたときの対面がたまたまD_CIDEだったってだけで…

もう1つはレベル2の中盤から蘭堂の詰めを耐えてくれと自分の3周目の山に託したが耐えれなかった試合。もう1つは逆に自分が詰めにいって山越しで止められてしまった試合。相手視点ではどうだったか分かりませんが、自分視点では割とどっちが勝ってもおかしくないと感じていて、この段階で"D_CIDEに対して五分"を達成出来たので個人的なデッキ構築目標はクリアして納得はいったんですが、残念ながら結果には結びつかず、これはトリオのCSの話なので組んでくれたメンバーには「すいません…」しか言えませんでした。


敗戦を踏まえて(2)

というわけでD_CIDEに勝つには踏みつつ踏まれず自分の山もある程度強くある必要が出てきてしまってそれって一体なんなんだよー!!ってなってます。でもこれらを綺麗に満たすデッキってきっと無くて、多分あったら今頃そのデッキ大活躍してると思うんですよね。だからどこかを妥協してその中で上手くD_CIDEと付き合っていく必要があるのかなと、この段階で半ば諦めの気持ちも出てきました。

ここまで考えてきて、宝扉の冴カノが結構いいんじゃないか?と思いました。レベル0での相手のキャラを踏めるかどうかという点と、デッキ内のドラの総数が若干少ないという点に目を瞑れば、かなりD_CIDEに対して戦っていけそうな気がします。

宝連動による海神の拒否、ある程度の思い出による山の強さの主張、"別れ話 恵"(ガッツンダー)や"一緒にお出かけ 詩羽"(早出しCX回収)によるありやの処理方法の継続的な供給、魅力的な要素が詰まっているように感じます。

最近自分はありや+蘭堂を牽制する意味で
どのデッキにも早出しメタ助太刀を採用したいと感じる


構築についてあまり深く言及するつもりはないですが1点だけ、以前枝宝の冴カノを使った際に"裏切りと別れ 詩羽"(中学生)と、"戦いの朝 出海"(オカ研)を使用して自傷点を重ねすぎてしまったのもよくなかったと感じたので、今回"二人の夜 詩羽"(控えレイア)は不採用にしました。

このデッキはまだCSにて使っていないので、また近いうち検証しようと思います。

あとがき

やはり考えれば考えるほどD_CIDEは強力だなと感じさせられましたね…。それほどまでに強力なD_CIDEなら使う側に回ればいいじゃないかと、もちろんそれでいいと思います。
今回なぜD_CIDEを使ってD_CIDEに勝つ方法を考えなかったのかは、全国的にトリオのCSが多く、組むメンバーによってはD_CIDEを使いたくても使えない事案が多々発生すると思ったからです。

来月にシーズンメンテナンスがあり、色んな予想がされる中、個人的にはシーズンメンテナンス以降もD_CIDEは環境に残ると考えています。今後暫くD_CIDEとは付き合っていかないといけないと予想してるのでこれからもD_CIDEにどうやって勝とうか、日々考えていこうと思います。


フルパワーの内にどこかでやり返したいな



それでは

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?