りんかい線とみなとみらい線〜共通点多し ベイエリアの第三セクター〜

みなさんこんばんは。更新6?日目のウエです。(自信がない)
勉強にやる気も出ず沈んでいる日々を過ごしております…みなさんいかがお過ごしでしょうか?

さて、今日は完全に趣味の鉄道のお話です。
私は新設された第三セクターやAGT(いわゆる新交通システム。首都圏ならゆりかもめやシーサイドライン、日暮里・舎人ライナーなんかがそれ)が好きですが今日はそんな話について…

みなとみらい線とりんかい線

みなとみらい線とりんかい線。首都圏にお住まいの方なら一度は耳にしたこと、ありますよね?

前者のみなとみらい線は横浜〜元町・中華街のみなとみらいエリア、後者りんかい線は新木場〜大崎のお台場エリアの路線です。両線ともに埋め立て地を活用した臨海新興都市の導線を担う第三セクターの路線となっています。

第三セクターというのは、民営会社と市町村等の公的な団体が出資してできた会社で三セク等と呼ばれます。上記のような新設路線もありますが、JR線末端部などの採算のとりにくい路線が三セクに転身する場合もあります。

さて、本題へ戻しましょう。
みなとみらい線とりんかい線、少し説明しただけでも類似点が多いですよね?
これ、調べれば調べるほど奥が深いです。
そもそもみなとみらい、お台場両地域も類似点が多いので都市としての比較もおもしろいのではないでしょうか?

両線の運営会社

みなとみらい線の運営会社は横浜市、東急電鉄、その他が出資する「横浜高速鉄道」
一方のりんかい線の運営会社は品川区、JR、その他が出資する「東京臨海高速鉄道」
が運営しています。

りんかい線は「乗り換え案内がおもしろい」ということが鉄道ファンの中では有名ですよね。なぜか車内自動放送の乗り換え案内で「東京臨海高速鉄道りんかい線」とアナウンスするのです。英語放送もあるのですがそのまま「Tokyo Rinkai kousoku tetsudo Rinkai line」とされます。しかも高速に…謎です…
みなとみらい線はシンプルに「みなとみらい線」とアナウンスされるのですが、なんの意図でこのような放送がされるのでしょうか…
ちなみに「駅メモ!」というゲームアプリ(詳細は割愛)でもりんかい線の路線名はなぜか「東京臨海高速鉄道」、みなとみらい線は「みなとみらい線」とされています。なにか会社の方針なのでしょうか?

ちなみにみなとみらい線の「横浜高速鉄道」は東急こどもの国線の第三種鉄道事業者(路線と車両のみを保有する)となっており運営業務に関しては東急(こちらは第二種鉄道事業者)に委託するという形になっています。みなとみらい線ではみられませんがこどもの国線では車両の前面に横浜高速鉄道のロゴがついていたりします。

(ちなみに第一種鉄道事業者もあります。こちらは運営や路線・車両保有など全てを行う鉄道会社です。普通の鉄道会社ですね。)

話を戻しましょう。
それぞれの路線は出資している鉄道会社へ相互直通運転を行っています。
みなとみらい線は東急東横線、またその先の東京メトロ、西武、東武のいわゆる「五直」へ
りんかい線はJR埼京線、川越線へ
相互直通するため、かなり遠い土地でも各社の車両を見ることができます。
なお接続駅である横浜駅(みなとみらい線-東横線)と大崎駅(りんかい線-埼京線)はそれぞれの運営は直通先の会社が行っています。(もともと直通先の駅ですし)

現行路線名は愛称だった!?

実は先ほどから何回も繰り返しているこの「みなとみらい線」と「りんかい線」それぞれ正式な名称ではないのです。あくまで愛称なのです。

りんかい線は「臨海副都心線」が正式名称で2000年からこの愛称が利用されていて、
みなとみらい線は「横浜国際港都建設計画都市高速鉄道第4号みなとみらい21線」が正式名称ですが、こちらは開業時より「みなとみらい線」の愛称が利用されています。なお、みなとみらい線敷設計画時には「MM21線」などと呼称されることもあったようです。

路線の世界作りのこだわり

みなとみらい線は全線が、りんかい線は大井町〜国際展示場が地下区間の両路線。
それぞれ各駅ごとのテーマや、駅名標等のデザイン部分など、こだわりが非常に強くなっています。
地上駅では行いにくい壁部分への装飾も注目です。

写真がご用意できればよかったのですが、全駅分ないのと記事量的にもここらへんで…

おわりに

まだまだ説明足りない部分は多いですが投稿時間的にも危険なのでここらへんでおわりにしておきます。
明日もお楽しみに!

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