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「なんか偉そう」な私が、敬語人間になった日。タメ口と敬語の切り替えが難しすぎる問題について

こんにちは、フリーランス広報のつぶあんです。

人と積極的に会うようになって半年ほど経ち、いろいろな方から

「つぶあんは丁寧だよね〜タメ口で良いよ〜♡」
「私の方が年下なんで!全然タメ口で!」

と、めちゃくちゃ言っていただけるのですが、なかなか敬語を崩すことができずちょっと困っています。

それについて、「心の距離の問題ではないんです!!すみません!!」などという言い訳をちょっと書こうと思います。

私が敬語人間になった日

私は家族を除いて、ほぼ全員に敬語で話しています。年下でも後輩でも幼児でも、なんなら犬猫でも全員等しく敬語です。

関係値によってくだけた話し方や言動になるものの、敬語や呼称はあまり変わりません。敬語なのに発言内容だけカジュアルになっていくので、ふしぎな距離感。

そもそも私が全員に敬語を使うようになったのは、夫の一言が原因でした。

コロナで外出禁止になり、強制リモートワークになった時期の話。自宅でZoomを使い、上司・後輩・私の3人で打ち合わせをしていました。

なんの打ち合わせだったかもう記憶もないのですが、打ち合わせが終わりイヤホンを外して一息ついた時のこと。私の打ち合わせの言動を聞いていた夫に一言

「なんか打ち合わせ中、めっちゃ偉そうだったね」

そう言われたのです。このときの衝撃は今でも覚えています。

よく言えばハキハキしている、悪くいえば語気が強い。その自覚はあったものの、後輩のいる場でそれってマズくない?

目上の人であれば、多少偉そうに私が発言したところで「生意気なやつだ」と思われて終わり。私の印象が悪くなろうとも自業自得、仕事として(大きくは)問題ありません。

けれど、自分より発言しにくい立場の人がいる環境で、私が「偉そうに」発言していると、その人が意見しにくい場を作りかねない。だって逆の立場ならやりにくいじゃないですか。

それはチームとして良くないなと思いました。どれだけ経験があろうとも、知識を詰め込もうとも、しょせんは一人の人間。立場問わずブレストしていける環境を作ったほうがいいに決まっている。

知識や経験はアイデアや意見と掛け合わせて初めて意味をもちます。それを潰すようなことことをしていれば、トータルでマイナスじゃない?

そう思った私は、その日からどんな相手であっても敬語を使うようになりました。どれだけ仲が良くなっても、年下であっても敬語を使う。

「あなたをリスペクトしています」
「あなたの意見を尊重します」

そんな気持ちをこめて。

単純に切り替えられないよね問題

チームとして〜〜〜などと偉そうなことを言ったのですが、そもそも私があんまり「空気を読む」や「切り替える」を得意としていないこともあります。

Aさんには敬語、Bさんにはタメ口、Cさんにはちょっと砕けた敬語

みんな無意識にこういった口調の使い分けをしていると思うんですが、これってめちゃくちゃ難易度高くない?

私がどんなに仲良くなったと思っても、向こうはそうじゃないかもしれないし。「私たち、そんな仲じゃないよね?」なんて言われた日には、半年は泣き暮らします。

あと単純に、AさんとBさんとCさんが同じ場にいるとき、め〜〜〜〜ちゃこんがらがる。うっかり相手を間違えてタメ口を使ったら、関係値によっては大事故じゃないですか。

多くの人が自動で切り替えているこれが、私はできない。だったら事故が少ない全員敬語のほうが運用が楽なんです。申し訳ねぇ。

だから全然タメ口で話しかけてほしいし、つぶちゃんでもあんちゃんでも、ラフに接してほしい。贅沢ながらそう思っています。

少しそれますが呼称については既存で

  • つぶあん

  • つぶちゃん

  • つふさん

  • あんちゃん

  • つぶあん氏

  • つぶあん先生(※ジョークニュアンスです)

  • つぶあんさん

  • 粒衣さん

などクライアントさん含めてお好きに呼んでいただいております。名乗り始めて1年も経っていないのですが、バリエーション豊か。

呼称がバラつくのはブランディングが〜などと考えるとあんまり良くないのは重々承知ですが、一番しっくりくるように呼んでほしいなと思います。

以上、ひさしぶりnoteでした。


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