透明な魂(詩)

懸命に仕事をしている
君を観ていた
自分のために舞っているのに
それがそのまま
誰かのためになっているのは
美しい宝石を
見るようだ

懸命に歌を歌っている
君の声を聴いていた
まるで君の力が
僕の中に注ぎ込まれるようで
どんな困難も
乗り越えられる気がした

何年も同じ景色を見続けて
形の変わらない
自分のあり方に
肩を落としたけど
少しずつ
僕の意志は
磨かれてきた
君と
皆がいたから

先を生きる者よ
地をはう僕でも
美しくなれますか
あらゆる願いは
いつか
光になる
そんな風に
感じている

あの日描いた
誓いを
僕は
追い越していく
そんな素敵な
未来を
誰がなんと言おうと
つかむって決めたんだ

黄金に輝く
神代のジュエリーの
進化する道に
僕は生きている
あらゆる美しさと
君の輝きを
まとって
僕は
自分の舞台へ
踏み出せる

唯一無二の
熱い心の太陽が
光る
心の芯に
染み込んでくる
愛が
僕を明日へ
突き動かす
力強く

祈りよ

空に

広がれ

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