のんすとっぷらぶ

痛いよ、痛いよ

他でもない一番近くから
もれ出すうめき声

周りを暗くしてる
周りを疲れさしている

どうしようもない
現実
突きつけられる
事実

あぁ、
自分にだって
美しいところは
こんなにもあるはずなのに
なぜか
大事な人には
伝わらなくなっていく

もがけばもがくほど
誰かを傷つけているような
気がしている

もっと軽快に
歌いたい
もっと朗らかに
歌いたい
あぁ
でも
それでも
私のこの苦しみは
存在してはいけませんか?

この
あふれ出る涙は
あなたにとって
醜い何かでしょうか?

クリスタルのように
流れ落ちる
悲しみの結晶が
ただ
ただ
認められることを
願っている

ねぇ
神様
確かに悪いことしてきたけど
確かに人を傷つけてきたけど
私もいっぱい傷ついてきたよ
私もいっぱい
心から
血を流してきたよ

ねぇ、仏様
なんで世界は
思い通りにならないの?
生きてる時間の内
100あったら
99くらい喜びでも良いじゃん
俺は甘い方が好きだからさ
1/100くらいちょこっと
苦味がある
抹茶アイスみたいな
そんな人生が良いなぁ

今の人生は
苦味が強すぎるし
一番大事なところが
苦いから
全ての味が
苦くて
涙で
塩辛くなって
おるんやって

あぁそうか
他でもない
俺自体が
流れる涙の
美しさを
知らなかったのかも
しれない

流れる涙の
大切さを
知らなかったのかも
しれない

この流れる
悲哀の価値
この流れる
失敗の宝物

あぁ僕が
一番
自身の悲哀と
あなたの悲哀を
あるがままに
受け入れることが
できなかったのかも知れないね

よくよく
この
悲しみってやつが
何を求めているのか?
何をすることが
もっとも
自然体で
癒されるのか

知る必要が
ある
そして僕は
また一つ
君との愛の歴史を
世界との愛の歴史を

刻んでいく

酒を吞むように
また僕らの
魅力に
酔っていく

世界の
止まらない愛を
受け止める自分に

降り注げ
心に

愛の深さを

愛していくから

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