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あいさつが出来ない

2022年8月より5歳児の女の子の委託を受けました。
仮名をイチコとします。

2022年11月19日は、学童の面談でした。
夫が就学前健診で説明を受け出来たので、夫の都合で面談の希望日を出していました。
しかし、突然、会社へ行かななくてはいけなくなりました。
幸い、わたしのメンタルは回復していたので苦ではありませんでした。

とはいえ、イチコは挨拶も受け答えも出来ないだろうなと思うと少し憂鬱感はありました。

イチコは学童へ行くことに抵抗はないらしく、足取りは軽く楽しそうです。

道中
『挨拶はしっかりしようね』
とイチコに言うと、少し頷いた様に見えました。もしかしたら、歩きの揺れだった様な気もします。
イチコは、すぐ違う話をし出しました。
わたしは、話を戻すことはしません。

学童につき、案の定、イチコは挨拶はしませんでした。

席に着き、先生が今日の流れを説明しくれて、まずはイチコと話をします。

先生《お名前は?》
イチコ「・・・」
先生《何歳ですか?》
イチコ「・・・」
先生《どこの幼稚園、保育園に通ってますか?》
イチコ「・・・」
など

わたしは
『すみません。初めての人には固まってしまって』
と謝罪をしました。

先生はイチコとの会話を諦めて、わたしと話をする事になりました。

イチコが里子だという説明をして
まだ、子育てに不慣れなところもあり、イチコのことも分からないことが多い旨も伝えました。

先生は同じマンションから学童希望の子が何人かいると教えてくれて、少し安心しました。

学童の流れや子供たちの様子なども教えてくださり、子育ての悩みはもちろんそれ以外の悩みなど気軽に相談していいですよと仰ってくださって
心強いなと感じました。

わたしが面談に行ってよかったと感じました。

友人の子が通っている学童は、面談の時に
「人数が多くてスタッフが少ないので見ることが出来ないのでそのつもりでいてください」
と言われたと聞いていて、通いはじめてからも良くない話をしていて、仕事を調整して来年から辞めさせるに至るぐらいなので、ドキドキでした。

こんなに違う物なのだとビックリするぐらいでした。

イチコはわたしと先生が話している間、学童が用意してくれたぬり絵をしたり、学童のおもちゃで遊んでいました。

言葉を発さないだけで伸び伸びした様子で遊んでいました。
どう言う心理状態なのですか不思議です。

この夜、スーパーで馬刺しが並んでいるのを見つけました。
わたしも夫もこういう好きなのです。

早速、購入して、お酒のつまみにしました。

イチコも食べたいと言うのであげると好きな様で、もっと食べたいとせがみます。
「また買って欲しい」
というので
『マンションの人とすれ違った時に元気よく挨拶できたらね』
と言うと黙りました。
(うちのマンションはどの子供たちもみんな元気に挨拶してくれるのです)

なぜ挨拶をすることが出来ないのでしょうか?
こういうものでやる気を出してくれたらと思ったのですが、難しいようです。

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