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「お社がある」だけが神社じゃない。



神社=本殿や社務所がある

って昔は思っていたんです。
(恥ずかしながら)

でも違うんですよねぇ(*´ω`*)


皆様ご存知の通り、島根県はものすごく田舎です!!!

山と川と海があって自然という自然は全て揃っておりますが、近代化という意味では地方ならではで「イオン」と「ゆめタウン」しか遊ぶところはないですw

それでも歴史は満載なので、神社や遺跡などは大小問わず沢山存在しています。


最初にも述べたのですが、今まではお社のある神社を巡り巡っていたのです。
(沢山ありすぎてまだ全てを巡ってはいないのですけどね)

でもある日突然、行ってみたのです。


出雲市平田町の【立石神社】へ。
はっきりとした住所もないのですが、出雲市坂浦町にあります。

島根県には立石神社が2つありますが、今回は平田(坂浦町)の立石さんをご紹介します。


感想から述べます。

ヤバい…


山の中に突然看板が現れて、道路脇から山道を下りるのですが、本当に山道です。

手作り感しかないこの看板がまたなんとも!


ただただ下っていきます。

下りていくにつれて、空気が冷たくなって長袖でもひんやりしました。

修験道のような山道なので、オシャレしとったら歩けん道です!w
長袖長ズボン、長靴もしくは登山靴とリュックをオススメします!

平田町には武蔵坊弁慶が修行していた話も残っているので、もしかしたら本当に山伏たちが歩いていたのかもしれません☝️

そうやってトコトコと下っていくと、広場に出ます。

そう、神事が行われていたであろう場所です。

大っきな大っきな2つの岩に囲まれた祭壇らしきもの。

言い伝えによるとこの大石は多伎都比古命(タキツヒコノミコト)を祀っているそうです。
雨乞いの信仰だったとか。

目の前に現れた瞬間、思わず息をのみました。


色々な神社へお参りしてきたのですが、ここは違う。

空気が冷たくピーンと張り詰めていて、まさに静寂。
悪いもの全てが浄化される。


気温が低いというのもありますが、違う意味で身震いし涙が出ました。

もう言葉が出ない。
言葉なんか必要ないというぐらい。

何度も何度も手を合わせて、自然と一体化しました。

あぁ、これが本来のスタイルなんだな。
これがお社の原型なんだなと実感しました。


自然が豊富な島根県だからこそ巨石信仰が発達して、昔はもっと沢山存在していたんだと思います。

↑山陰中央新報さんのこれ買いましたw


自然の力を感じて自分を浄化したい!
という方にはぜひ足をお運び頂きたい神社です♬︎٩(ˊᗜˋ*)و

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