餅花の由来

一月十四日から十六日は小正月と呼ばれ、その年の豊作を祈ったり、収穫を占ったりする行事が行われてきました。この小正月に五穀豊穣の祈りを込めて作られるのが「餅花」なのです。葉のない枝に丸くついた餅は梅の蕾を思わせますが、細い枝が餅の重みでしなる様子は、豊かに実った稲穂をあらわしているそうです。

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