見出し画像

カレッジフットボール準決勝SugerBowl 3Texas vs 2Washington展望

 間に合っているかは、知りませんがSugerBowlの展望を書いていきたいと思います。

Texasのレギュラーシーズン

 TexasのレギュラーシーズンはTrue FreshmanのPeyton Manningの甥であるArch Manningと伸び悩んでいる元世代No1QB Quinn Ewersの先発争いから始まりました。まぁ正直なところ、Ewersで決まりだろみたいな感じではありましたが、エンタメの一貫としてみんな楽しんでましたね。ちなみに、タレントはかなり揃っていたので下馬評自体は高かったです。後は、Ewersがどこまでやれるかといった評価でした。そして開幕後、Week2でAlabamaに勝利して、一気にPO候補に躍りでましたが、Week6でライバルOklahomaに敗北してしまいます。そこからは、多少苦戦した試合はありましたが何とか1敗を保ってOklahoma StateとのBig12のチャンピオンシップゲームに進出します。その試合でEwersは452yのパスを投げて49vs21で快勝し、SEC移籍前に有終の美を飾りBig12を制覇。さらに、BamaがUGAに勝ったことでの相乗効果で3位にランク付けされました。

Washingtonのレギュラーシーズン

 今年のWashingtonは強かったです。この一言に尽きます。だって、Oregonに2回勝ってるんですよ。
 WashingtonもTexas同様に、シーズン前の下馬評はかなり高かったです。理由としては圧倒的なオフェンス力です。去年ブレイクした、QB Michael Penix jrに、OdunzeとMcMillanの超カレッジ級WRコンビと恐ろしいパスユニットを擁していました。シーズン開幕後、下馬評通りに圧倒的なオフェンス力で対戦相手を粉砕していきました。そして、絶好調の状態を維持してWeek7の鬼門Oregon戦を迎えます取っては取られての手に汗握る展開が続きますが、3Q 序盤にWashingtonが2ポゼ差のリードを奪います。しかし4QにOregonが逆転。しかし、残り1:38に再逆転して勝負あり。36-33でプレイオフレースにおいて重要なOregon戦を制しました。そこからも、無傷の12連勝でPac12のチャンピオンシップゲームに駒を進めます。しかし、シーズン序盤から中盤にかけて絶好調でハイズマンレースのトップを走っていたPenixが終盤にかけて調子を落としていました。そして迎えたチャンピオンシップゲーム。相手はあの宿敵Oregonです。Oregonがめちゃくちゃ調子を上げてきていたこと、Penixが調子を下げていたことが要因で下馬評はかなりOregon有利に傾いていました。この試合は、Washingtonが3位、Oregonが5位にランク付けされていたことで、他の試合と関係なく、勝ったらプレイオフ、負けたらシーズンエンドとまさに天王山の戦いでした。前半有利を取ったのはWashington。20-10で試合を折り返します。もちろん、Oregonもただでは終わりません。3Qに14点を取り逆転します。このままの流れで、Oregonが勝つと思われましたが、4QにWashingtonが再逆転、さらに残り2:44で追加点を加えて、10点差をつけます。Oregonも意地を見せて1本取り返しますが、オンサイドキックをWashingtonがカバーして勝負あり。見事全勝で、実質的に今年で解体となるPac12のカンファレンスチャンピオンに輝きプレイオフに進出しました。

Texasの注目選手

 前述したように、Texasはタレントが豊富です。その中でも#Oと#Dそれぞれのトップ選手を紹介します。

WR Xavier Worthy

 2年前にTrue Freshmanながらシーズン981yを記録して以来TexasのエースWRをはってる2024ドラフト1巡候補WRの一人です。大型ではないですがクイックネスが素晴らしくRACがうまいです。特にリターナーとして入ってビッグリターンを決めることがとにかく多いです。今年は、74yのリターンTDを決めています。おそらくクイックネスだけではなく、視野が滅茶苦茶広いです。レシーバーの成績だけ見ると、絶対的エースみたいな感じではありませんが、ビッグプレイを生み出して、戦況をひっくり返すことができるのでTexas#Oのベストプレーヤーといっても差し支えないでしょう。

DT T’Vondre Sweat

 1にでかい、2にでかい、3に速いです。
 体格は、6’4の362ポンドなので約2mで164㎏です。巨人です。今年のTexasは全体的にDLがでかくて強いのですが、その中でも一際目立ってでかいです。そして、並みのOLじゃ追いつけないほど速いです。得意技は異常なでかさと強さで相手をセパレートした後に繰り出すシェットです。カレッジレベルじゃ一対一で抑えるのは無理ですね。どこまで、Penixにプレッシャーをかけられるか見ものです。

Washingtonの注目選手

 Washingtonは控えめに言って全米最強のオフェンスを擁しています。なので、みんな知っているPenixを除いたオフェンスのトップ選手を紹介します。

WR Rome Odunze

 この選手もかなり有名ですね。去年は1145y、今年は1428yを記録していて2024ドラフトではMHJに次ぐWR2の評価を受けています。違う年のドラフトだったら余裕でWR1です。
 特徴としては、6'3 と恵まれている身長を持つ大型のWRです。これでもって、リターナーができるほど足が速いうえに、競り合いにも鬼ほど強く、Penixの50/50のロングボムを必ず取ってくれます。もちろんRZでも存在感があり今年は13TDを取っています。Texasがどのようにして、この選手を止めるか楽しみです。

RB Dillon Johnson

 やはりWashingtonといったら、Penix、Odunze、McMillanのパーフェクトパスユニットばかりに注目が行きがちですが、このJohnsonはランで1113y稼いでいます。やはり、パスだけでは
限界が来るのでJohnsonのランを織り交ぜてきます。そして、Johnsonのウリは決定力。大型のRBなのでRZでの仕上げでよく使われます。今年は14TDを記録しています。パスを止めるだけではなく、このJohnsonのランも止めないといけないTexasはどうするのでしょうか?

展望

Texas#D vs Washington#O

 圧倒的にWashingtonが有利でしょうね。だって、1試合平均の獲得ヤードが469yですよ。このWashingtonのオフェンスを真っ向勝負で止められるディフェンスなんて存在しません。唯一狙えることは、PenixにプレッシャーをかけてPenixがやらかすのを待つということぐらいですかね。。Penixがノープレッシャーで気持ちよくプレーしてる限りは一生点を取られると思います。今シーズン調子を落としていた、Jalen McMillanもOregon戦で大復活を遂げましたし、ちょっと止まる未来が見ませんね。

Texas#O vs Washington#D

 これは、Texasのほうが有利だと思います。理由としては、Washingtonの#Dがざるだからです。全く止められないわけではないですが、Texasの#Oを止められるチームではないです。注目選手では書きませんでしたが、Washigton#Dの中心選手はBralen Triceです。今年は5サックと成績を下げてしまいましたが、去年は10サックを記録していてTexasの脅威になるでしょう。ただ、Quinn EwersがOklahoma State戦の調子を維持できていれば#Oは問題なく進むでしょう。

総合

 なんか、Texas有利と予想する人が多いんですよね。オッズも4ポイントTexasが有利とされています。何でですか?個人的にはTexasが勝てる要素があまりにも見つからないんですけど。なんか、チャンピオンシップのOregon戦の時もというか、今年のWashingtonが過小評価されすぎです。何度でも言います今年のWashingtonは鬼強いです。Oregonに2回勝ってます。13連勝してます。どんなに苦戦してようと勝ち切っているというのは評価に値します。ということで普通に俺は全米制覇すると思っています。#Dが弱くてもそれ以上に点を取ればいいんです。今年のWashingtonはそれができるので強いのです。

スコア予想

ということでスコア予想は
Texas 41- Washington53
でWashingtonの勝ちだと予想します。
まあ、どちらが勝つにせよハイスコアリングゲームになりそうなので見てて楽しい試合になりそうです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?