「最悪」という時のメンタル

我が家の娘(小学生)が入学以来、事あるごとに
「最悪!」
と口にしていました。

その度に問いかけます。
「本当に最悪なの?
お父さんにとっては君が死んじゃったり家族が死んじゃったり
お父さん自身が死んじゃったら最悪だけど
それ以外の事なら何とかなると思ってるよ。
今の君は本当にこれ以上ないくらい『最も悪い』の最悪なの?」

すると娘は
「うーん、そうでもない。最悪ってわけでもないかなぁ」
と考え直してくれます。


人の心理としては
「今、最悪だから私はなにもできない。何もしたくない。しなくていい。」
という形で自己防衛に走っているのかもしれません。

しかし実際は「最悪」と口に出すことで
脳にも「状況は最悪なんだ。どうにもならないんだ。あー駄目だー!!」
と刷り込まれてしまい、自分で解決法を探すことに壁を立ててしまいます。

とはいえ、マイナス言葉を今から今日から封印するのは非常に難しいでしょう。
そこでスーパーブレイントレーニングでは3秒ルールを実践します。
『マイナス言葉が出てしまったら3秒以内にプラス言葉で打ち消す!』

例えば
「最悪!・・・って訳でもないなぁ」
「無理!・・・と思わずやってみる!」
「もう!何やってんだ!・・・そうきたか(ニヤリ)」
「ヤバッ・・・くない。大丈夫。」

まず、発言(行動)でハッタリでもいいから
脳に「八方塞がりじゃない、大丈夫、なんとかできる。」と刷り込めば
心はそれについてきます。

心がそれについてきたら行動もプラスに働きます。
そこからは正のスパイラルです。

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