THE BOY FROM OZ短歌
THE BOY FROM OZ千穐楽から一年が経ちましたが、まだ昨日のことのようにわけるし今日も観劇したいです。
そんなわけで短歌を詠みました。 OZにおいて赤と青って象徴的な色だし、中の人のメンカラとも一致するのであえて使いました。
-単純じゃない君を見たあのときにキューピットの矢が俺を射抜いた
私も誠也くんに出会った瞬間をキューピットに射抜かれたと思ってるので、ピーター仲間だねと心の中で握手していました。あんなにかっこよくてかわいい魅力的なひとに出会っちまったら人生も狂うってもんだよな、わかるよ(だれ?)
-演出も衣装も俺に任せてよマフィアにコネもあるんだからさ
ディーが「誰かマフィアにコネのある奴はいないのか!」と叫んでグレッグが「あるよ」とニヒルに口角を上げるのがかっこよくてたまらなく好きでした。あと"いい仕事"だった広告屋を辞めて、愛するピーターとの仕事を選んだグレッグの愛も好きです。
-見たくない、知りたくもない、だってもし言われちゃったら現実になる
グレッグがエイズであることから目を逸らし続けていたピーター。観劇中はあーあーもうーあーせつねーよーみたいな気持ちだったんですけど、愛する人が弱っていく様を受け入れることは難しいよね、と一年経って思います。画像を作ってから「しまえば」もあったかな、と思ったんですが「ちゃった」のほうがピーターの幼い部分が出てる気がするのでおっけーにしました。
-わかってよ、と簡単に言えないのは愛していないわけがないから
グレッグって生きてる間に愛してるよって少なくとも作中では言ってないんだよな、の感覚で作りました。
-最愛の君からの最期のキスは投げつけられたスープボウル
一番お気に入りです。グレッグが亡くなった後、スープボウルを投げられたと話すピーター。私はそれをグレッグのプライドなのかなと思っています。食べることは生きること、というのもあり。ピーターと対等に、生きていたかったのかなあ、みたいな。最後と最期で迷ったんですけど、最期かな。
-「愛してる」なにかを変える気はないけど言いたくなったから言わせてよ
困らすつもりはないし〜なにかが変わるわけでも〜ただ〜どうしても言い〜たくて〜こんなチャンスは〜あまりないから〜I Love youこめて〜。いまだにそらで歌えます。生きてる間は「愛してる」と伝えていないグレッグ。私はこのシーンのグレッグは幽霊になって現れたんだろうなと思っています。神さまが一度だけチャンスをくれて、ピーターに会いにきたのかな。そんなロマンチックなことを考えています。
2023年下半期の目標は短歌が上手になりますように、です。
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