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モノづくりのまち三条市

前回フィールドを中山間地気にしたというお話をしました。
まだ記事を読んでいない方はぜひ読んでいただけると嬉しいです。
今回は、12月に訪れた新潟県三条市のことについてお話できたらと思います。

三条市

12月初め、一泊二日で新潟県三条市に行ってきました。簡単に三条市についてお話したいと思います。人口は10万人程度で三条市はモノづくりが盛んです。1000社以上の工場があり、工場見学や体験を積極的に行っているところであります。また、移住してくる人も年間2000人以上いてアクセスがいいことや初心者にも暮らしやすいことから「初心者向けの田舎」として移住者が多くなっているそうです。そして、観光客も増加していて四季や自然が豊かであることから年間200万人訪れるそうです。

BLANC

まず、燕三条駅に着いてからコーディネーターさんと会い、「BLANC」というコミュニティカフェに行きました。ここは商店街で”誰かのやりたいことをかなえる場所”というコンセプトをもとに地元の人達とコーディネーターさんが様々なイベントを企画、運営しています。私たちがお話を聞いているときにも地元のお年寄りの方が訪れてきて、商店街の中で必要とされている場所ということがわかりました。また、お母さん世代も利用しているということを知りました。このスペースがたくさんの方のコミュニティの場として活用されているということを目の当たりにし、商店街の可能性を感じました。すたれているといわれている商店街ですが、たくさんの方が利用する場所として商店街があたたかい場所であってほしいと感じました。

若い職人さん

SUWADA製作所で私たちは工場見学をさせていただきました。そこには分厚ルーペや見たことないやすりがたくさん置いてありました。私たちにはなじみのないものがたくさんでついつい見入ってしまいました。みなさん職人さんと聞くとどのような方を思い浮かべますか?私は、50代~60代くらいの男性を想像します。匠の技を難なくこなし、素早くきれいに作業しているイメージです。これこそ熟練の技!と思いますよね。しかし、この工場の方たちは若い人や女性がとても多かったのです。私の想像をはるかに超える若い人の数に驚きを隠せませんでした。しかし、皆さん鋭いまなざしで真剣に作業しているのがとても印象的でした。若い職人さんのかっこいい姿が頭から離れません。さすがものづくりのまち三条市ですね!

日吉舎

三条市で地域おこし協力隊の方が運営している古民家を改装して貸しスペースとしている場所です。ここで私たちは一泊しました。温かい照明や畳の部屋がありとても居心地がよかったです。古民家の再生は私も興味のあることだったため一日過ごすことができたのはとてもいい経験でした。また、宿泊中さ日吉舎周辺を案内していただきました。川が近くにありとてものどかな場所でした。河川敷からは遠くに大きな山がみえ、12月に訪れたので雪が積もっていたのが見れました。静岡県出身の私からしたら雪が積もっている山を見るのがとても新鮮でした。

日吉舎はとてもきれいに整備されていましたが、改装途中の古民家も見せていただきました。とても味のある古民家で周りには田んぼがあるとても開放的な場所でした。そして、改めてリノベーションの難しさを目の当たりにしました。

様々な場所に案内していただき道中でもたくさんの発見がありました。新潟県で豚肉が有名な理由はとても印象的でした。皆さんは知っていますか?ぜひ、考えてみてください。そして、お昼に食べたとんかつはとてもおいしくてぺろりと食べてしまいました。

最後に

いろいろな地域に行くと自分の小ささを感じます。知らない世界がたくさんあり、わくわくが詰まっている地域はどこも魅力的です。知らないことを知ることや新しい発見をすることの楽しさをこれからも忘れないで飛び込んでいこうと思います。

案内してくださった皆さん、見学・体験させていただいた工場の方々本当にありがとうございました!


今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。次回もお楽しみに!


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