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中山間地域との出会い

皆さんこんにちは。前回、私の興味関心、マイテーマについてお話しました。今回は、私のフィールドを”中山間地域”とした理由について書いてみようと思います。

静岡県藤枝市

大学1年11月初旬、藤枝市を訪れました。まず、藤枝市ってどんなとこ?と思いましたよね?簡単に説明していきたいとおもいます。藤枝市は、静岡県の中部にあり、スポーツ、自然、文化、食など豊富な資源に囲まれています。また、東海道五十三次の”藤枝宿”、”岡部宿”に当たる場所もあり歴史深い地域となっています。一方で、昔ながらの町並みを残しつつ、今はICTを駆使した最先端の都市でもあります。そんな藤枝市の課題として、高齢化や都市部と山間部の格差があげられるのではないかと思います。このように、藤枝市はとても幅広く、都市部の町並みも山間部の自然も楽しむことのできる場所であります。

滝沢

私は、都市部とはかけ離れた、滝沢という自然にあふれた場所に行ってきました。いわゆる中山間地域です。高速道路を降り、15分ほど車を走らせると「ここが最後のコンビニです」と書かれたところにつきました。そこで次の日のご飯を買い、宿舎まで再出発しました。またまた車で15分。。。車から出るともうそこは真っ暗。少し肌寒く自然のにおいと星がきれいに見ることができる場所でした。そして、この環境は私にとって懐かしさを感じる香でした。

「あつい」人たちとの出会い

この場所で4泊5日しました。何をしていたかといいますと、お茶農家さんの苗木のお手伝いをしてきました。また、泊っている宿舎で”一品持ち寄りご飯会”を開催してくださいました。前日に決まったことなのですが、15人ほどの地域の方が集まりました。この方々がほんとに経験豊富な方達ばかりでお話するのに夢中になっていました。聞きたいことが山ほどあり、18時ごろから始めたご飯会は24時になっていました。一般企業に就職した人がアフリカに行って藤枝で古民家を営んでいる人、広島から藤枝に移住して有機栽培をしている人、ヴィーガンのレストランを開いている人などほんとに様々な人と出会うことができ、私は興奮が止まりませんでした。

マルシェ

そして、最終日には地域で行われているマルシェに行ってきました。小さなマルシェではありましたが老若男女たくさんの人でにぎわっていました。そこには、自分の子供ではないけれど私がみるよ~という感じで助け合いを見ることができ、これこそ理想の会話だと感じました。お店を出している人も積極的にコミュニケーションを取ってくださりとても楽しむことができました。前日に”一品持ちよりご飯会”で知り合った農家さんたちにもお会いすることができ、実際にお土産で買って帰りおいしくいただきました。

人と人のつながり

そして、なぜこの経験がフィールドを中山間地域にした理由につながるのかということをお話したいと思います。

小さい集落ですが人のつながりが深いと感じました。これは、上記に書いたようにご飯会を開くから来てと声をかければ多くの方が集まったり、マルシェを開けば子供たちもたくさん集うにぎやかな場所であったり私の興味関心テーマである”コミュニティ”という面でとても刺激的な場所でした。
このような中山間地域のつながりはどの地域でも同じなのかということ、過疎といわれている地域では人のつながりはどの程度あるのかということにとても興味を持ちました。
これは私の一方的な考えですが、昔からいる人が多い地域であるため、お互いの信頼関係によって人のつながりを作りやすいのではないかと思っています。
一方で、過度なつながりになっていないのかということも興味があります。
このように、実際に中山間地域で活動し、様々な刺激を受け、自分の中で考えれば考えるほど中山間地域と自分の個人テーマを掛け合わせたいと感じるようになりました。

以上が私のフィールドを”中山間地域”とした理由です
うまくまとまっていないですが何となく知っていただけると幸いです。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。


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