夏休み〜
あっっつううううううい。
まじこのクソ暑い夏休みに某ウイルスのおかげで予定のよの字も無い。ていうか夏休み感すらあんまり無いよ!?9月には卒業試験という予定があるけど。しくしく。私は某ウイルスのことを某ウイルスと呼んでるんだけど、昨日東京事変熱愛仲間の可愛い後輩とやりとりしていたら某ウイルスってなんか某都民を彷彿とさせるなとか思ってしまった、やめようかなこの呼び方。
8月になると思い出したかのように神聖かまってちゃんの夏の曲を聴く。まあかまってちゃんはめちゃすこなので実際8月じゃなくても割と年中聴いてるんだけど。歌詞に特定の季節とか地名とか入れたらそれに該当しない人達が共感しにくくなるから入れないよってアーティストもいるけど、私は曲に出てくる特定の季節や土地に触れた時に得られるアハ的な体験が好きだなあ。
ただ神聖かまってちゃんには夏の曲が多すぎて毎夏アハ体験の大渋滞になる。夏コンプでもあるんかの子さんは。絶対めちゃめちゃあるに決まってるな。
神聖かまってちゃんのソングライターギターボーカル、の子さんのことはうっかりしてたらガチ恋するぐらいには好きだ〜〜イケメンで優しくて賢くて面白くてお金を持っている人が好きなのだ私は。
私が人生で最初に聞いたかまってちゃんの曲は26才の夏休みだった。高1の春頃に動画サイトで椎名林檎のライブ映像やPVを漁っているとオススメにその曲が出てきて、26才の??夏休み???って題名の違和感に興味をそそられ見てみたんだけど全くピンと来なかった。中学時代ブラックな部活を死ぬ気で頑張ってて休日が1日しかないみたいな夏休みしか味わってなかった当時の自分にその曲の意味が分かるはずもなかったわ。
やっと私も来年26才になるのに、26才の夏休みを聴いては所詮この街も自分も時代に流されて変わっていく儚い存在だと思い知り、自分を保っていた虚勢や見栄が剥がれ落ちてセンチメンタルになって泣くくらいの精神年齢になったのに、の子さんはもう来年36才なのまじ泣ける本当にふざけないで頂きたいこれじゃ一生追い付けないじゃん(当たり前)。
めちゃめちゃ暇かつ気が向いた時にの子さんのツイキャスを見たりする。何年か前、深夜で人も少ない時間帯のキャスをふと見てみたらの子さんがクラシック好きって話をしていたので、グレングールドのバッハ好きですってコメントしたらグレングールド良いよねって返してくれて、それがめっっちゃ嬉しかったのを覚えてる。グレングールドとか知ってる人いる??ってなった(超失礼すぎてごめんなさい偉人ですまじで)。グレングールドって誰ですかってなってる他のリスナーをよそにの子さんはあいつ鼻歌歌いながらピアノ弾くよなw とか話しててそうそう!!って画面越しにめちゃめちゃ熱くなった。あの時はの子さんと2人で会話してるような錯覚に陥ってたな〜幸せだったあ。
グレングールドは偉大過ぎるピアニストだしバッハの曲もとても好きだなあ、全曲聴いたわけではないが、、バッハ好きな人にはセンスが良い人しかいないという偏見さえある。サカナクションのバッハの旋律を夜に聴いた曲とか素晴らしいもん最初聴いた時バッハについての解釈がど一致過ぎてえええこの人と友達になりたい〜〜って思ったよ。
バッハの曲は色々あるけど私はとりまイタリア協奏曲、特に第3楽章とかキャッチーで聴きやすいと思うので推しときます本当すこ。第3楽章まず開幕2小節がもう余りにも気持ち良すぎるでしょ〜そしてその爽快さから息つく間も無く豊かな情緒の波に乗せられる、最初の2小節はキーフレーズとなって形を変えつつしつこく登場し様々な展開へと引っ張りあげていく、3分が濃厚過ぎるし何回聴いても終始ぴょんぴょんしてしまう、最高〜〜
どうでもいいことかもだけどイタリア協奏曲って曲名何その愛の無い名前!?ってなりませんか!名前っていうかイタリア風の協奏曲ってただの曲の形式だからねそれ、この曲にどんな思いが込められてるのか1mmも把握出来ない、、だからこそなんのバイアスもなく聴いたまま解釈出来るってのはあるな、そういう目的??この曲の背景はまじで何も知らない分からない勉強するか、、生きた時代が違いすぎるから私の解釈は作者の意図するものとはかけ離れてるだろうとは思う、バッハもまさか2020年にこんな小娘にぴょんぴょんされてるなんて想像だにしていなかったであろう、ウケる。
クラシックは大体めちゃめちゃ情緒不安定(だと私は解釈している)なのになんかバッハは心にスッと入ってくる、無限に聴いてしまう。こちらの心をがっつり乱しにくる系のクラシックも良いけどね〜ショパンとかね
全然かまってちゃんの話じゃなくなってて草。無理矢理話を戻すか。そうですね。26才の夏休みも収録されている8月32日へという夏夏したタイトルのアルバム(言うてそんなに夏の曲多くはない)名盤なので全員全曲聴いてください。雑に勧めているようだがまじで全曲良すぎるんだよ〜〜精神的な病みとは無縁な人生送ってる人には響かないかもしれないが、、歌詞を理解しながら音楽を聴くという行為に専念してほしい、かく言う私も最近は音楽鑑賞を広く浅く片手間にしがちになってるから改めて真面目に聴こう〜ジャンキーな音楽も嫌いじゃないけど、、少なくともこのアルバムは命を削って生み出されたに違いないと思うので。
真摯な音楽に真摯に向き合っていつかまた自己表現が出来るその時まで精神を尖らせて生きていく!
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