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「大道」と「けもの道」と「アンパンマンマーチ」と

名詞を「と」で3つ繋ぐ際、最後にも「と」があると篠原涼子さん、無いと平松愛理さん、が想起されるのは自分だけでしょうか。(タイトルの話)

カーナビとGoogle Map

先日、夏休みをとって香川へ行ってきました。

現地での移動手段はレンタカーで、フェリーに車ごと載せて小豆島や直島を満喫しました。

レンタカーにはもちろんカーナビが付いていましたが、日頃からスマホでGoogle Mapを使用しているということもあり(慣れている)、また、香川は2回目でしたが、車移動は初だった為、今回はカーナビとGoogle Mapを併用してみました。

すると、特に島では、カーナビとGoogle Mapのルートではヘタすると15~20分くらい平気で移動時間に差があるものが表示され、おっとっと、と。

その差の理由はご想像の通りですが、カーナビは大きな通りをメインにムリのない正攻法コースを出してきているわけですが、他方Googleさんは時になかなか険しい道を含むコースを出してきていたわけでした。

標識に「農業道路」と書いてあったりして、つまり、その周りは農地で、肥料などを運ぶ農業車が通るための細い道でして、観光で来た人間が恐る恐る通るような道ではないわけですね。

ですが、Googleさんは「目的地に行くにはこのコースが最も早いよ(最適だよ)」ということで出してくれてるわけですよね。
間違ってはないですし、事実かなり早く着いたのですがw、まぁ乱暴に言ってしまうと"けもの道"すら選択肢に含んでるだろと。

まとめると、カーナビさんが示すは大道、Googleさんが示すは"大道+けもの道"、だったなぁと。
・大道 → 幅の広い大きな道
・けもの道 → 野生の動物が通ることによって自然にできる山中の道

データ分析に関わる人のキャリア

先日上記テーマのイベントに参加したのですが、その中でキャリアとして「大道」か「けもの道」か、といった話が出ました。

内容について詳しくは書きませんが(書けませんが)、前述のカーナビとGoogle Mapの出来事を思い出しながら聞いていました。

生存競争や、「何のために」的な。

詰まるところアンパンマンマーチ

データ分析という行為においては「どこで、なんのために、なにをするのか」、データ分析をする人のキャリア改め人生においては少々大袈裟ですが「なんのために生まれて、なにをして生きるのか」かなと思う次第です。

後者はアンパンマンの生みの親、やなせたかしさんがアンパンマンマーチの中で立てた「問い」、答えの無い「問い」で、私が人生において非常に重要だと思っている問いのひとつです。

仕事だけの話ではなく、自身の人生において、どう在りたいか。そのために、なにをするか、なにをして生きるか。

死ぬ直前に「アレやっとけば良かった」「あそこ行っとけばよかった」「なんであそこであの選択をしちゃったんだろう」などなど、建前はともかく、本音でまったく後悔しないということはよっぽど無いと思いますが、「すっっごく後悔している」という状況はできるだけ避けたいので、「まだやりたいこともあるし、やらなきゃよかったと思うこともたくさんあるけど、総じて幸せだったかな」と思えるようにありたいです。

自分は昨年からそんなことを真剣に考える時間が増え、ひとつの三角おにぎりを何度もニギニギし、固まってきた感じです。その先についてはまだまだ解像度低いですが。

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