四谷シモン人形館

画像1 四谷シモン人形館へ行く
画像2 お天気も良く、風もない。 瀬戸内海を渡り香川県坂出市に向かう。人形作家四谷シモン氏の作品を常設展示している淡翁荘へ行くために。
画像3 四谷シモン氏を知ったのは随分前に映像で俳優としてがはじめでした。その後、作品としての人形を作っているのを知るのでした。それが、なぜこの坂出の地に?それも鎌田醤油とどういう関係があるんだろう?謎は深まるばかり。
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画像5 この建物は鎌田醤油の主人が迎賓館として昭和11年に建築した鉄筋二階建の洋館。調度品などに昭和の初めにしてはセンスのいい、現代にあっても通用する物などがあり、当主の趣味をうかがい知ることが出来ます。その建物の中に四谷シモン氏の作品が常設展示されており、これもとても建物にマッチしているのです。 少し重たい扉を開けると、受付があり白石加代子さんに似たご婦人がおられます。この方がとても親しみやすくオドオドと入ってくる初めての入館者を温かく迎え入れてくださいます。ササっと館内の説明とシモン氏のあらましを。
画像6 館内の作品の撮影も可能で、個人で楽しむ為ならとSNSもアップしてよいとのこと。m(_ _)m
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画像9 建物内に流れる、シモンの名前の由来になっているニーナシモンの音楽がこの人形たちを癒しているかのようにみている私をも静寂の中に連れていってくれる。無表情で淋しげででも、ここの場所に居ることでそれが軽減されているように思われる。受付係のご婦人がおっしゃっていたように、一日中おられる方もおいでですというのが、納得いく雰囲気で。また訪れる場所になる予感です。
画像10 四谷シモン氏は状況劇場に参加し、あの頃の静かで妖艶ななんとも存在感のある佇まいが私の目をひいた。唐さんの芝居やあの頃の訳のわかんない何だか荒廃した世の中のシュールな感じの流行りのお芝居をよく観ていた。状況劇場繋がりで小林薫氏もいい役者さんだなと思ったのもこの頃。そういやシモン氏の本名も小林だし、いま、興味関心のある人物は小林タカ鹿氏だし、不思議なコバヤシループにハマっているのかもしれない。。。

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