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いのち

桜の咲く頃が苦手になったのはいつからだろう。

桜は日本に住んでいると、春のシンボリックなものとして多くの人は心待ちにしている花である。

寒い毎日が終わりを告げ、土の中のものが命を吹き返す。

生きるということを目に見せてくれる季節だ。

お花見として、たくさんの人が集いワイワイやっている。

楽しく。

この「生」が重いのかもしれない。
耐えかねるものなのだ。

だからか、花びらが散る頃が待ち遠しい。

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