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隣の空き地で

幸いなことに、隣町の夏祭りの終わりに打ち上げられる花火を、自宅の2階の窓から眺めることができる。

今年も、パーンと、音がし始めたので、2階へと駆け上がった。

今年、初めて見る、花火。
美しい。

しばらくして、子供たちも上がってきた。
3人で眺めながら、わたしが、
「こーんな、ベスポジにあるんだから、人を呼んで、みんなで見たいね〜〜」

「あんたも、彼女とか呼んでさ」なんて話し始め、終いには、ビアガーデンでもして、ってはなしになって。

「すぐ、儲けようとする〜〜」と、子どもにたしなめられながら、冗談とも本気ともつかない話してた。

すると、茶化す弟に、姉が「やめてあげて、いま、かーさんは人生を楽しんでいるんだから。」

親のこと、解ったふうに〜〜

でも、楽しんだモンの勝ち!!

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