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流星杯優勝 ゼクス解説

どうも〜、テッチャンです!
4月からは公式で転醒杯も開催されてどんどんバトスピが盛り上がってきますね!
非公認大会や公式のでかい大会やバトラーズがたくさん開催されるとバトスピユーザーの人口の増加や競技志向のプレイヤーもたくさん増えることでしょう。
僕の高校時代の友達も先日バトスピを始めてかなりハマってるみたいです。
こういった人口の増加はとても嬉しいものです。
バトスピってどうしても遊戯王デュエマポケカに比べて人口が少なくyoutubeなども他に比べて情報が少ないんですよね。
バトスピがもっと盛り上がって、いつか3大TCGの人口に追いついて欲しいです😊


はじめに

今回紹介するのはゼクスです!
僕もかつてゼクスを握っていて、パワーもアーキもイラストも全部大好きなデッキでした。

ただ…

ウルトラハイパーマジキチ最強マヌケパワーネクサスであるオワリノ世界が温泉にいってしまった…


オワリノ世界の制限はゼクスに対してはかなりのダメージで大幅な弱体化を喰らってしまい環境で戦えるかどうかがかなり不安ではあったのですが、依然としてパワーはまだ健在していました。

大会前に名字選手(Twitter: @myooooooooooozi)と共にデッキ作成と調整を行い、先日行われた流星杯で名字選手が使って8-0(11-1)で見事優勝いたしました!
かなり完成度が高いものが出来ましたので、記事にさせていただきました!


デッキレシピ

イチバンスピアー×3
ロクテンヘイ×3
ロクテンヘッド×2
天魔王ゴッド・ゼクス-零ノ型-×2
天魔王ゴッド・ゼクス-影ノ型-×2
選ばれし探索者アレックス×3 
天魔王ゴッド・ゼクス-地ノ型-×3 
天魔王ゴッド・ゼクス-終ノ型-×3
紫の世界×3
オワリノ世界×1
オワリノセカイ×2
氷刃血解×3
マントラドロー×1
ストロングドロー×3
ノヴァドロー×3
(流星杯の使用リストはノヴァドロー1枠→ロクテンヘッド)

採用した各カードの解説

・イチバンスピアー

言うまでもないと思うが、一応ということ

効果は0コストで1シンボルを立てながら地ノ型のコストを下げる。
盤面形成を容易に行いながら大型フィニッシャーにまでサポートできる強強カード。
0から展開するこのデッキと相性が抜群に良い。

装甲が刺さる対面には雑に立ててもOK。


・ロクテンヘイ

これも言うまでもないと思うが一応。

ゼクスにおいての最強シーカー。
ゼクス着地の為のコンボパーツのサーチかつ0から展開する為のスタート地点にもなる。

序盤はサーチ後半はコンボパーツとして使うがコンボパーツとしては絶対に使いたいカードである為、サーチとして運用する時のタイミングはハンドと応相談。


・ロクテンヘッド

以前よりはバリューが低くなったカード。

元々はオワリノ世界を持ってくるカードであったが、制限改訂によってオワリノ世界が1枚になった事によりロクテンヘイよりもサーチ範囲が狭くなってしまったのが弱くなった原因である。

自身のシンボルが全色になれるかつ信長の神託の対象になれる所は唯一無二な為、採用をしているが3枚確定のカードではないと考えている。

今回は枠の都合上2枚採用とした。


・天魔王ゴッド・ゼクス-零ノ型-

現環境でかなりの激アツカード。

環境上位のデッキである赤白・覇王・光導が全て起幻なしの創界神を核にしているデッキである為、かなり通りが良い。

実際このカードはメタカードであるので刺さりとしては上であげたデッキ以外ではバリューが低いカードであり、終ノ型で使い回すことが可能なので今回は2枚採用とした。


・天魔王ゴッド・ゼクス-影ノ型-

こちらもオワリノ世界制限によって被害が出たカード。

かつてはオワリノ世界から次ターンで影ノ型でドローするのが主流であったが、オワリノセカイがシンボルにならない為早いターンでドローが厳しいものになった。
今の影ノ型の役目は召喚時を使わない終ノ型の入れ替え先や天魔王への耐性付与が主である。

リソースになりずらいカードなので今回は2枚採用。


・選ばれし探索者アレックス

防御札かつ0コストで多色シンボルを確保するカード。

コアもドローもなんでも出来ちゃう強すぎるカードである為、3枚採用。

※このデッキはメタを貼らないデッキである為、アルパラのアレックスに比べて貫通されやすい。
なので基本は素出しが多いが、アレックスがほぼ確実に刺さる対面(氷姫・機竜など)ではバーストとして伏せる。


・天魔王ゴッド・ゼクス-地ノ型-/天魔王ゴッド・ゼクス-天ノ型-

このデッキのフィニッシャー1。
令和のマグナマイザー。

耐性で盤面を固めるデッキ横に並べるデッキ白晶で受けるデッキに対してはこのカードで詰めにいきたい。

裏側レベル2のアンブロ効果は自分全てのスピリットが対象なので忘れないように。
※六天転醒で5色以上の時のライフバーンが強制な点は注意したい。


・天魔王ゴッド・ゼクス-終ノ型-

このデッキのフィニッシャー2。

氷刃やアレックスで受けるデッキ相手の盤面に触れにくいデッキに対してはこのカードで詰めにいきたい。

入れ替えで運用が殆どだが、終盤は素出ししてリーサルを取ることもある。
※入れ替えで運用する際は先に相手にフラッシュがあるので除去札には注意。


・紫の世界/紫の悪魔神

こちらも言うまでもない。
紫最強初動・足場・打点全てになり得るカード。

表面だとビートデッキへの遅延、裏面で立てて置くと地味に処理がめんどくさい打点として活躍する。

相手が盤面を触りまくるデッキの場合はこれ一枚立てて残りは手札に抱えて揃った瞬間に一気に投げつけるのが理想。


・天魔信長

こちらも言うまでもない。
全色シンボルネクサス、一面除去、+神域で六点連鎖の条件を自身2色で満たすなど強いことしか書いてない。

赤白紫のシンボルから4色目のシンボルを立てるのに最も適したカードである為、ロクヘンヘイと同じくコンボパーツとして起用する事が多い。

ロクテンヘイ1体で全ての軽減を満たして1コストで貼れるところは宇宙。


・オワリノ世界/天魔王ゴッド・ゼクス-焉ノ型-

ウルトラハイパーマジキチ最強マヌケパワーネクサス。
もう全てがバケモン。

軽減満たせる、裏返ったら1面除去かつ神割り出来る、終ノ型と入れ替えられる…
卍最強卍

公式が許さなかったせいで1枚しか採用できません😭


・オワリノセカイ

オワリノ世界の2・3枚目。
効果は同じだが、採用しているスピリットの軽減を満たせない
相手のデッキがネクサスを狙ってくるデッキであったり、手札がカツカツでディスカードの際に勝敗に響いてしまうような手札の場合は即座に貼らずに決めに行くターンに貼りたい。

レベル2の効果はあってないもの。


・氷刃血解/ミブロック・バラガン・オリジン

現環境最強防御札。
このデッキを大幅に強化してくれた要因。
殆どのデッキに確定防御しながら1シンボル立つ動きがこのデッキとマッチしすぎている。

ゼクスは氷刃血解を抱えながらコンボパーツを集めてバラガンが立ったタイミングでフルカウンターするデッキであるので氷刃が引けてない時がかなり致命傷になりやすい。
このことから3枚確定。


・ストロングドロー/マントラドロー

このデッキのドローソース。
最小1コストで3枚デッキを掘ることができるスーパーバリュー高いカードだが、ディスカード1枚間違えると命取りになる可能性があるのでディスカードの練習は常にしておいた方が良い。 


・ノヴァドロー

追加のドローソース。
このデッキをさらに強くしてくれたカードでもある。

赤白紫のシンボルを主としているこのデッキにおいて軽減が満たしやすく、追加で赤白やイザイザに対してメタを貼れるところが非常に強い。


立ち回り方

序盤: 初動を出して相手のデッキタイプや様子を伺う。

中盤:ドローソースを利用して防御札を構えながらコンボパーツを揃える。
相手が殴っできたところを引きつけて防御札で耐えたあと、コンボパーツを一気に投げつけてフルカウンター。

0からフィニッシュまで展開するのに最低必要なコンボパーツが

ロクテンヘイ→天魔信長(神託1必須)→オワリノセカイ→ゼクス零or影→入れ替え終ノ型

この5枚かつ総コア数7個が必須となってくる。
※地ノ型プランだと+イチバンスピアー・地ノ型・コア1個が必須

なので、コア8個で盤面0からあらゆるリーサルプランを取る事ができると理解して置く事がとても大事。

またこのデッキは初動が多いデッキではあるが脳死で出してはいけない。
特に後攻を取ってしまったとき。
相手が盤面に触ってくるデッキの場合、後手1でヘイを出すと高確率で除去されてテンポを取られてこちらは展開できずに負けることがある。
すぐに初動は出さずにその対面で割られにくいネクサスやドロソを使って防御札を探し、カウンター狙いを目指す。


対面知識

vsイザイザ
7:3で有利

イザイザはネクサスに触れてこないアーキなので、早めに信長や紫の世界を引き込んで足場を固めつつ氷刃からフルカウンター。

イザイザは氷刃ケアの要求値がかなり高いので、1枚抱えて置くだけで十分な防御が可能。
ノヴァドローは脳死で撃たずに手札のドロソやパーツが十分であれば、1枚抱えておいて相手の展開を阻害する札として使用する。

終ノ型でも地ノ型でも詰めれる為、どちらのプランを取るかはハンドと応相談。
ただし、ターンがかかるほどイザイザ側が有利になるので早いターンでリーサルを出したい。


vsアルパラ
7:3で有利

基本的にはネクサス一面のみ立てておいて氷刃・アレックスで耐えた後にフルカウンター。
一面のみの理由はビャクガロウXによるハンデスのケア。
ゼクスはハンドを狙ってくるカードに対して弱い。
ビャクガロウXは盤面が並んでるほどハンデスの被害が大きくなるのでできる限り並べずにハンドに抱えておく。

召喚時メタを貼られる前に出来るだけ手札に来たヘイやヘッドは召喚時を使ってコンボパーツを回収したい。

シーズのケアはかなり重要。
スピリットが地ノ型のみの盤面にするor終ノ型を立てて置く。
終ノ型は早期着地しておくと相手が終ノ型を除去するカードが少ない為、基本的に触られる事は少ない。
最悪触られたとしても影ノ型があれば一度守る事も可能。


vs赤白
3:7で不利

1ターン目の火山は抗う事ができない為、33%の確率で負けが確定してしまう。
火山が多くなったらネク割り採用してください…

赤白はかなり盤面を触ってくるデッキではあるが、序盤はそんなに触ってこないので2面程度立てて零ノ型を早期着地して神を割って相手にテンポを取らせないようにしたい。

そこから手札を抱えつつ地ノ型で相手の盤面を薙ぎ払いつつフィニッシュに持っていく。

赤白対面では影ノ型がかなり重要。
グランテラスの天照界放は全てのスピリットを対象に取るのでここで影ノ型を提示する事で効果無効や除去から守る事が可能。
これによりアレックスの効果が発動してアタックステップが終了したり、守ったゼクスと手札の終ノ型と入れ替えて高BPで返り討ちにすることができる。
ダイナスティがミラージュで貼られてても氷刃で必ず止まる為、そこからフルカウンターも狙いたい。


vs覇王
4:6で不利

以前はハジメを容易に割ることが可能だったが、ハジメの割りが1ターン遅くなったことから不利がついてしまった。
しかし依然として変わらず練度勝負というところに間違いはない。

このデッキも氷刃が刺さりやすい盤面なので、最初はあまり展開せずに手札に抱えておく。
氷刃で耐えて次のターンにフルカウンター。

この対面はアレックスがかなり刺さりにくいので基本は素出し推奨(召喚時バーストケアしながらリソース稼ぎ)。
序盤は召喚時を伏せられてるのだが、召喚時を使わない立ち回りはその分手札の数枚を損しているものなので、相手が張り替えたタイミングでバーストを読んで召喚時バーストを踏み抜く事も大事。

とにかくフラッシュで盤面に触ってくるので地ノ型で詰めに行く。
終ノ型はどんどんディスカードにして良い。


vs氷姫
4:6で不利

以前は互角の勝負であったが、氷魔神姫の解答であるオワリノ世界の制限やアレックスを剥がすグラフィーラのテンプレ入りにより若干不利寄りになってしまった。

氷刃やアレックスは刺さりやすい方なのでそれらで耐えてカウンター。

相手はブロックに反応する転醒ネクサスや白の世界、白晶での受けをするので終ノ型が腐りやすい。
終ノ型はどんどんディスカードにして良い
基本は地ノ型でアンブロで相手の盤面を薙ぎ払いながら詰めていく。

この対面も影ノ型が重要。
白の世界やアイスパレスでバウンスされやすいが、系統天魔王を対象に取られた際に影ノ型を提示してその時に身代わりする効果を選択すると影ノ型が手札に帰るのでコアが続く限り何回でも天魔王に耐性を付与できる。


vsグランツ
5:5で五分

こちらも氷刃・アレックスで耐えてカウンター。
他のデッキと比べてかなり刺さりやすいイメージ。

シーズが採用されているので終ノ型を立てておきたいが、赤の世界という完全な裏目が存在するのでできる限りポン置きは非推奨。

また、ターンがかかると赤の世界込みの4〜5点の魁やファイズブラスターが飛んできて氷刃を手打ちで打たざるを得ない状況になった時は勝負を急がないと勝つ事ができない為、決めに行くタイミングに注意したい。

ゴッドブレイクの神割り&シンボル消しには要注意。
実は神割りとシンボル消しは要求コアを1〜2個増やされている。
決めに行く時に信長レベル2の状態を2つ立てておくか信長を含めないで6色あるかをよく確認してから殴りたい。


おわりに

ここまで読んで下さり、ありがとうございました!
ゼクスがポテンシャルがかなりあるデッキなのですが、オワリノ世界の制限でリペアが完成するまでかなり悩みました。
安定感を求めるためにいろんなカードを試してついに型になってくれて、このデッキを身内が使って非公認で優勝してくれてこの上嬉しい事はないです。

これからバトラーズカップも開催されます。
4月開催の大会は依然としてまだアルパラは環境にいるので、メタとしてこのデッキを握ってみてもいいと思います!

ゼクスはプレイングを極めればハンドを狙わないデッキほとんどのデッキに対して強く出れるので、皆さんも使ってみては如何でしょうか!
是非組んでみてください!

それではまた!!

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