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個室群住居 もっと個人が自由に暮らす間取り

家の間取りは、通常は夫婦二人に子供が二人が想定のように

作られていく

家族は同居したり、独立したり

人数は増えたり減ったりする

子育ての子供がいれば

家は、就寝、学習、浴室、団欒などはアタリ前で

一緒にいることを前提とつくる

ママやパパが好きなので

家にいるときは、皆一緒にいる

これが、成人が同居する家だと

仕事もあり、趣味も違うのがあたりまえで

生活の仕方や、寝る時間や起きていく時間

食事の時間もまちまちとなるのは当然で

コロナの巣ごもりのように

家にいるときは、自分の部屋に自分の好きなことをして

好きな食べ物を自由な時間にとることになる

誕生日や正月、年忌、年の暮れなど

家での約束には集まるかもしれないが・・

だんだんそれも、自分の都合を優先していくはずである

(そうでない、ママの料理が好きで、食事には集まる家族は私はすきですが・・・)

間取りは3LDKとか4LDKとか

不動さんが斡旋するために、つけた名前の

食事をするところ、さらには個室の数 という

表現では、大人達の家は収まらない

とにかく、勝手に好きなことをする人が

集まっているのだから

アパートかマンションの同じ階・・違ってもいいが

近くに住む・・・近居の人々・・と考えると

間取りが認識しやすく

風呂や洗面や台所はあってもいいが

なくても、生活はできる・・そんな家族だろう

トイレと寝る所、さらに趣味としての物が置ける場所は

関心事となる

(無尽蔵に増える趣味の物は、いつしか、自分の居場所を失うが・・)

部屋があり、農家のような離れで暮らしていると

考えると、さらにわかりやすく

資金が湯水のようにあればいいが

限られているのだと、部屋の四隅の壁に棚を上から下まで

窓があるないにかかわらず、つくり、そこに趣味のもの

個人の生活のすべて必要なものを置き

カーテンをその壁の内側に4面回して

真ん中にベットを置き、

必要なものは、そのカーテンの向こうに

有限であるが、かなりのものがおける

友達もくるかも知れないが

外部にでていくこともあり

通常のリビングだとか食堂みたいなところでなく

欧州のカフェのような椅子とテーブルを屋外において

屋外ではあるが、外部の人がはいってこない

ホテルの様なプライバシーがある

博報堂の調査で1992年から30年の経過でなにが変わったかの調査では

2020年の調査ではコロナすごもりを経過して

独りで過ごす時間・・自由なことをする・・それが望まれるのだという

1980年あたりだったか

建築家 黒沢隆さんが「個室群住居」という本で将来の家を予測していた

家は家の人数の個室があり、それが集まって家となっている

これは4人の一般家庭ではないが

もうパパ・ママ・子供二人の家の間取りから脱却してもいいのかもしれない


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