チャレキャラ反省会(チーム開発編)
このブログでは6ヶ月に渡って行われた「九州アプリチャレンジキャラバン2019」(チャレキャラ)を振り返り、自己反省をするとともに今後参加される人の参考になるような記事をテーマに分けて書かせてもらいます。最終回は初めてチーム開発で学んだことの反省になります。
まだ書くんかい!と思った方、これで最後ですので安心してください
1.チーム開発に使ったツール
Scrap box
チーム内でのアイディアや確認事項、ミーティングでの議事録の整理に使いました。自由に意見をまとめることができ、書いたことがすぐに同期されるのでリアルの場にいないメンバーもすぐに確認することができて、とてもスマートに話し合いが進みました。
こうして振り返ってブログをかけるのもScrap boxのおかげです!!
Zoom
僕たちは違う大学に通うメンバーもいたので、毎週顔を合わせることが難しかったです。
また、悪天候で移動が難しかったり、ミーティングの日に県外のカンファレンスに参加していたりと、定期ミーティングに参加できないメンバーがいたのでこのZoomを使ってオンラインでビデオミーティングを行っていました。
っと言っても非常時に使う程度で、基本的には現実世界で話し合うことの方が効率的に話し合いを進めることができました。
Slack
もはや説明不要かと思うくらいですが一応...
リモートで作業している時の疑問点を解決するために作業報告用のチャンネルを作りました。コードを貼ってレビューしてもらったりしたので迅速に問題解決ができて作業が捗りました。
Scrap boxと並びメンバー間の連絡と情報共有には欠かせないツールでした。
Git Hub
これも、もはや説明不要かと思うくらいですが一応...
バージョン管理に使うのはもちろん
イシューをふんだんに使って進捗を確認しました。お互いの進捗をいつでも確認できるので動いていないイシューをお互いでカバーしあうことができます。
2.チーム開発の進め方
チーム開発に精通した我々のCTOに手取り足取り導いていただきました!
1 インセプションデッキ
まず始めたのはインセプションデッキの作成です
(言葉すら聞いたことなかった)
ここでまず、アプリのコンセプト、何を作成するのか、課題、必要な技術をざっと洗い出しました。また、諦めないといけないことは何か を決めておくことで後からどうするか迷わないでいいようにしていました。
そして何よりも重要なのが
いつまでに何をやるのか期限を決めて予定を立てること
これを定めて作業を始めるのと始めないのでは大きな差がでたと思います。やはり期限を決めて、それに間に合うように自分の仕事をしないとチームメンバーに迷惑をかけるという意識が出るので、モチベーションの意地と予定の立て方にも余裕が出ました。
2.ミーティング
毎週火曜日の19時から21時にミーティングをすることを予め決めておきました。そもそも僕たちのチームはこの時間帯に集まってブロックチェーン について学んでいたので、特に変わったことはなかったのですがチャレキャラが始まって以降は週に2回集まったりしました。
やはりリモートで作業をする時間が大半だとはいえ、顔を合わせて話し合ったりコードの修正をみんなで確認する時間は必要だと思います。
自分はこのミーティングの時間が1週間の中で一番リラックスできる時間でした。
3.チーム開発を通じて学んだこと
1.生活面
今回のチャレキャラを通して、Bitpickersのメンバーにはチーム開発の手法に限らず人との接し方や円滑なコミュニケーションの取り方、チームを良い方向に持っていく方法など、これからの人生において大切な部分をたくさん学ばせていただきました。
期間は限られている上に各々が学校、イベントの管理、自社の開発だったりと忙しい中で開発していくのは本当に大変でした。毎日、自分の時間を削って夜な夜なコーディングや知らない技術の勉強に時間を割いていました。時には他のコミュニティの活動に参加できなかったり、遊びにいく機会を伸ばしてもらったりと、チャレキャラ以外の部分に時間を割く余裕がありませんでした。
しかし、チャレキャラが終わったいま考えてみると、エンジニアの生活ってそんなもんなのかな?っと思ったりしています。
エンジニアになると最新の技術にキャッチアップするために勉強会に参加したり、時間をかけて何かの実験をすることは本業以外でも必要だと思っているので、チャレキャラに参加していたからと言って他のコミュニティと距離をおくのではなくどこに行っても活躍できるような心の余裕がほしかったと思います。余裕はなくてもキツキツな面を見せないような努力は要ると思います。
あと、自分の生活を管理できないと元も子もないなと思います。
タスクや日程調整に追われると、何から手を付けたらいのかわからなくなって混乱してしまいます。さらに、急に遊びに誘われたり、バイトのヘルプに出たりすると予定が狂ってしまいます。自分はそういうのがすごく嫌なので人の時間を奪うようなことはしないように心がけて生活していました。
2.ホウレンソウ(報告、連絡、相談)
ホウレンソウできないとチームがうまく回らない
ってことを再確認しました。
チャレキャラの後で他のチームの人に「Bitpickersは円滑にコミュニケーションが取れていてすごい」と言われて驚きました。その人のチームでは返信が遅い人やそもそも会話の内容を確認すらしない人がいたそうです。
そういう人がいるとチームの方向を考えると不安になるし頼りないですよね。チームの精神衛生を整えるためにホウレンソウという言葉はあると思っています。
部活や会社でも一人の連絡と報告が遅れると上が突っかえるような状況が想像できます。また、組織の中で相談ができる環境を作らないといけないと思いました。何よりも一人一人の不安を取り除く作業をすることが大切だし、不安がある人はすぐに悩みを打ち明けれるような雰囲気を持つべきです。そのためにも人の意見を聞く姿勢、わかりやすい言葉で説明することをこれからは磨きたいと思います。
技術的にわかることよりわからないことの方が多かった僕にとってすぐに質問できたり、連絡が取れるBitPickersはすごくいいチームだったと思います。
4.まとめ・感想
初めてのチーム開発でとても頼りになるメンバーと一緒になることができてとても楽しかったし、励みになりました。技術面でも向上させたいことはありますがコミュニケーションやチームマネジメントの部分で自分を見つめ直すいい機会になりました。
一言でまとめるのは難しいですが
メンバーの性格や忙しさ、能力にはばらつきがあるのでそこを認め合った上で一人一人が活躍しやすい環境を作るように意識することでチームは良い結果を出せると思います。
これから、いろんな場面で人と人の間に立つ機会はあると思うので意識しながら生活して行きたいです。
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