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まるちゃん、もしかしたら千賀かもしれん!

 こんにちは、ざき、です。最近モンハンライズの動画を見ることにハマってます。太刀、めちゃ強いですよね。別にライズやってる訳じゃないですけど、なんか見ちゃうんですよね。あ、ちなみに私は最近になってモンハンXXを買いました。ブレイブ太刀強すぎて、もう楽しいですよ。と、まあ無駄話はここまでにして、今回はまるちゃんこと「ニコラス・アンドレス・マルティネス」についてのnoteです。思いつきで書き出したので内容は酷いと思いますが、お許しください。

1、まるちゃん、千賀説

 いきなりぶっ込みますが、ホークスに移籍してマルティネスをじっくりと見て思ったことがありまして。「千賀じゃね?」と。いや違うんですけど「千賀じゃん」と。最速156km/hのストレート150km/hに迫るカットボールとツーシーム、抜群に抜かれるチェンジアップブレーキの効いたナックルカーブ。う〜ん、やっぱり千賀だよね?違うけど。ストレートの平均球速も151.2km/hぐらい出してますし何より”決まった時”の「カットボール」の球速や起動にどこか「千賀み」を感じるんですよね。これは完全に私の「体感」なんですけどね(笑)まあ、ようするに「千賀が居なくなったと思ったら、千賀みたいな球を投げられる奴が来た」と言うことです。

2、今年のまるちゃん

 移籍後初登板となった5月1日のオリックス戦を見てまず思ったのが「球はやすぎん?」でしたね。日本ハム時代のマルティネスはどちらかと言うと「カットやツーシーム、チェンジアップを軸に140 km/h後半のストレートを相対的に速く見せていた」と言うようなピッチングをしていた印象でした。ですが今年のまるちゃんは「カットやツーシーム、チェンジアップが軸だった投球にAVG150km/hのストレートが加わりその両方で勝負できている」と言うようなピッチングを見せていると私は思います。本拠地初登板となった5月8日の西武戦では、ストレートは32球平均球速は151.4km/h、空振り4つ(空振り率12.50%)とかなり高い数字を残しているのではないでしょうか。(計算ミス等があったらすいません)

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マルティネス投手の5月8日西武戦のスタッツ(データ提供:悟さん)

もっと詳しいデータを取り扱っている悟(@bb_satoru)さんに使用の許可を頂きました。ありがとう御座います。見てもらえると分かりますが「Whiff%(空振り/スイング)」26.67%と高い数字を残していてますね。ストレートをスイングすると約4球に1球は空振りしていることです。すなわちこれは「打者がカッターやチェンジアップを意識している」と言うことの裏付けなのではないでしょうか。ちなみに初登板のオリックス戦では15.00%の数字を残していました。ストレートの被打率も.143(オリ戦).182(西武戦)と安定していますね。また変化球を見てみるとチェンジアップも驚異的(と言っても良いぐらい)な数字ですよね。西武戦でのWhiff%はなんと「100%」でスイングはかけてきた打者はみんな空振りをしていると言うことです。ゾーン内でもスイング率80%とかなり有効な球になっていますね。ちなみに、実際に試合の映像を見ていましたがチェンジアップは腕の振りがストレートとほぼ変わらないので多少高め(ゾーン)にいってしまっても「球速の落ちたストレート」のような球になっていましたし打者も「なんや、今の球」と言うような反応をしていました。これもストレートの球速アップの恩恵だと思います。まだ2試合ですし積極的に振りに来る西武打線ということもあってか数字が伸びている可能性もあるので「こうだ!」と断定することは避けますが、年間通して上記のような安定した数字は見込めると思います。

3、なんでそんな球速上がったん?

 まるちゃんの球速が上がったのは何故なのか。おそらくですが「ドライブラインによるフォームの修正がやっとものになってきた」だと私は考えます。

>ステップした左足が着地した際、右腕がトップの位置まで上がりきっていないことが分かり、ボールに力が伝わりきらず非効率だと指摘された。「股関節が閉じ気味で腕の振りが遅れていた。そこを改善している」

効率よくボールに力が伝えられるようになったために最速156km/hまで上がったのでしょう。テイクバックが小さくなったのもそのためでしょうね。

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左:2020年 右:2021年(パ・リーグTV YouTube動画より引用)


4、まるちゃんにも、課題はある

 ここまでまるちゃんにとって良いデータしか並べてきませんでしたが、もちろん課題はあります。それは「カットボールの修正」です。オリックス戦ではそこそこ決まってましたが西武戦では被打率.500と打ち込まれていました。具体的にどう修正するのかと言うと、周りの方々が言われているように「もう少し球速を落として曲げる」です。特に左打者に対してはもう少し曲げてくれたら…と思っています。今の所はこれぐらいです。

5、最後に

今回は思いつきで書いたので内容はそこまでではないと思います。日本ハム時代から好きな投手だったのでこうやって贔屓のチームにきてくれて嬉しいですね。私の中では千賀投手が離脱した中でまた「千賀投手」が現れた感覚です。これからのさらなる活躍を期待しましょう。


*データ、記事引用

・悟(@bb_satoru)さんのツイートより引用

・パ・リーグTVのYouTube動画よりクリーンショット引用


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