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海外赴任は流刑地だと思っていたけれど、来てみたらパラダイスだったという話。

知合ったばかりの20代半ばの男性に、「ハノイはどうですか?」と質問してみたところ、、、、、「海外赴任の内示が出た時は、島流しだ、流刑地だーーー!と思っていたけれど、今となってはパラダイスです!もう、日本に帰りたくありません。」との返答。

理由は、日本人コミュニティの繋がりが、とっても楽しいから、ということ。
もともと、何が嫌で、海外赴任を”流刑地”というネガティブなものに捉えていたのかはハッキリ分からないのだけれど、とにかく、日本人が集う場があり、いろいろなバックグラウンドの日本人と密接に繋がるコミュニティが出来ていることが、とっても、とっても、楽しくて堪らないということだった。

生活するうえで、たぶん、困難なことも色々あるとは思うし、仕事だって、現地の人とやり取りするのは簡単なことばかりじゃないと思う、けど、そんなことは、たぶん彼にとっては、なんてことなくて、助け合って繋がれる場が、日本にいるよりも、ずっとずっと濃密にあることが心の底から嬉しいようだった。

まぁ、日本にいたって、生活面でも仕事面でも大変なことってあるもんね。そこを補うだけの人的繋がりがどれだけ大切か、ってことかなぁ。彼にとっては、「居場所」があることが、何よりも心地のよいことなのかもしれない。

日本にいても、それが、なかなか見つからなかったのかもね。
自分にとって、何が大切なのか、何が自分を満足させるのか。
「居場所」があれば、自分が自由でいれる、そんな風に感じたのかなぁ。

って、それは、勝手な私の解釈だけれども。


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