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【114回受験生】医師国家試験予備校ビデオ講座(ほぼ)ALLレビュー&比較

2020年記事の再投稿です

どこにどれほど影響があるかとか、そもそも誰も見ないんちゃいますかとか
そういうことも考えましたが、書いていこうと思います。


こちらの記事はMACを除くMEC・TECOM・medu4・QAの講義それぞれについてほぼすべて書いていく記事です。

以下書く前の注意書きです。



①エビデンスレベルの記載
一応書いてる人は割と動画を見ましたが動画によってはすべて網羅していない講義もだいぶ含まれます。
ので、各講義ごとに以下の項目にそってエビデンスレベルも記載させていただきます。
1 全部見た
2 それなりに見た
3 1コマ〜数コマ見た
4 知り合いから聞いた or 話を聞いた



②おすすめ度の記載
おすすめ度は一応★☆☆☆☆~★★★★★で記載しますが、あくまで今年の配信の場合であればの基準になります。また、個人で決めたものなので参考程度にお願いします
ちなみに場合によって★★★☆☆~★★★★☆とかありますがだいたい以下の例のような数値なると思ってください
★★★☆☆~★★★★☆=3.2
★★★★☆~★★★☆☆=3.8



③この記事は主にn=1の所感です
一番大事なことですが、当然ながら多くは自分の主観になります。n数は1です。主観なので当然ですがこれが全てでは有りません。
参考にしながらこれはどうかなと自分で考えてみてください。


④来年度のカリキュラムが出ている場合はそれにそって書きます。ので来年度以降存在しないものなどは省く場合があります(例えばMEC小児科は来年からDr.KSRではなくなるようなので省略)


⑤コマ数について
コマ数を書いていますがばらつきがありますが基本的に1コマ60分~70分だと思ってください
そうでない場合(TECOMのメジャーやQAなど)は適宜注意書きを入れます


⑥個人的に長所っぽいと思ったものは赤字、短所っぽいと思ったものは青字にしています


⑦国試合格1日前に作った記事ですが、書いてる人はちゃんと国試受かってました


必修93.5%、一般臨床83.6%です。そんな高くもないと個人的に思ってますので、そういう人が作ってると思ってみてください。




では早速やっていきましょう。

今までレビュー記事を書いた講義もすべて記載していきます


MEC

医師国家試験対策といえばこれ@2000年代後半~

Dr.KSRを筆頭にDr.TKHS・Dr.WTRが有名。

特にサマライズを筆頭とした後期講座が強いイメージ
というか当てに来る予想のイメージ。

基礎から予想までとりあえずこれやっとけば全部やってくれる印象は強い。

114回はコクたまメール(医師国家試験前日や当日に配られる予想メール)が振るわなかったことであんまり予想あたらないじゃないか説もなきにしもあらずではあるが112回では死ぬほどクリティカルで当てた模様。


また、重要なポイントとしては現時点で医学部生が最も採用している予備校ということ。


赤信号みんなで渡れば怖くない、人と同じことを同じようにできれば受かる(=大多数が受かる)試験だと仮定すると非常に有効な気はする(ただし、最終的にどこでも教えることは方法は違えど方向性は一緒なのでそれがメリットとなるかどうかは個人的にはなんともいえないところ)

来年以降のコクたまメールはただの怪文書にはならないでほしい。

テキストはすべてA4、各講座基本的に1冊形式になっています


ちなみに現在MECは電子黒板を使っていませんが、今年の必修対策講座の先生は電子黒板を使っていましたのでそっちにシフトするのかも。どうでもいい情報ですが。


MECの各講座のサンプルはこちらから見ることが可能です
来年度からテキストのPDF配布を始めるっぽい?

以下、各講座について説明していきます


病態生理講座 おすすめ度★★★☆☆

エビデンスレベル:3 1コマ〜数コマ見た
担当:Dr.孝志郎 コマ数:27


Dr.KSRが内科疾患の病態生理を詳しく説明してくれる講義。
確かに聞いてみるとなるほど、そう考えればいいのか、頭はすっきりする。
のでおすすめといいたいところではあるけど、これ個人的になぜ存在しているのとかよくわからない。
なぜなら病態生理やるなら臓器別で一緒に説明してくれたほうが時間短縮にもなるはずだし、もっといえば黒板に書いた図、サマライズでみかける。

ので、臓器別で基礎固めしてそのあとサマライズで図で確認してもいいような気がするのが率直な感想。KSRもなにか考えがあってこういう順番にしているのかもしれないからMEC勢で他に手をつけないMEC一筋ならありかも。


臓器別講座 おすすめ度 ★★★☆☆

エビデンスレベル:3 1コマ〜数コマ見た
CBT対策講座はわりと見たりしました。というかCBT対策講座見るほうがレアな気はするけれど
担当:Dr.渡 コマ数:101


とても聞き取りやすい声で丁寧に説明してくれる印象。ゴロもわりと言う
「なに?文2にはブスがいっぱい」とかいうゴロはDr.WTRの講義で覚えた。
昔はHZMがここをやってたらしくひゃくとんさんのブログなどを見ると、最初はそのテキストを使っていたようだけど今はそんなでもなさそう(完全な主観)

図があって説明があって十分な余白があって下に○×形式の問題があったりする感じ(多分MECのテキストはほかもそんな感じだとは思うけど)

講義自体はまだmedu4を知らないころもmedu4を見終わった後もチラ見はしたわけですが、最初は勉強手探りだったときに見たときは「んー、わかりやすいのかわかりにくいのかよくわかんない!!」とか思ってましたが、やはり見返してみるとさすがプロといった印象を受けました。非常に説明は丁寧でわかりやすいと思います。

臓器別については最終的に学ぶ部分は一緒っちゃあ一緒なので全然これを受けるのは悪いことではないと思います。

あとはそれぞれ選ぶ人がその予備校の先生を長時間見続けていられるかどうかに尽きるとは思う。

産婦人科講座 おすすめ度★★★☆☆

エビデンスレベル3 1コマ〜数コマ見た
担当:Dr.榎本 コマ数:20

個人的な印象ですが産婦人科講座はどこの予備校もわかりやすい(わかりやすくなった)気がします。
どうわかりやすいかという切り口は違う気がしますが、どこでやってもちゃんと点数まで近づく気はします(他の講義に関しても同様のことが言えるとは思いますが)

Dr.榎本は自分の記憶が間違っていたら大変申し訳ないんですが(ここ大事)現役の産婦人科医であるとともに国試産婦人科の問題で落としてもう1年とかになった経験もおありのようです(違かったら即変えますので誰か気づいたら教えて下さい)
ということでそういう経験も踏まえて丁寧に講義をしている印象。
他でも言えるっちゃあ言えるんですが道具なども用いてわかりやすく説明はしていると思います
ので「いやーだめだわこれ」なんてことはなく、産婦人科講座はそれぞれの予備校の好きな先生を見てもOKでないかという感想であります。

小児科講座(担当講師来年度から変更のため評価なし)

マイナー対策講座 おすすめ度★★☆☆☆

エビデンスレベル3 1コマ〜数コマ見た
コマ数:39
担当は以下の通り
精神科:Dr.孝志郎
皮膚科:Dr.渡
整形外科:Dr.渡
放射線科:Dr.松喜
泌尿器科:Dr.渡
眼科:Dr.高橋
耳鼻咽喉科:Dr.渡辺

それぞれ説明しようとも思いましたが、個人的におすすめできないのでふわっといいます。
Dr.KSRは神経内科医ということや出る問題数が多いということで精神科をやっている模様。これはエピソードもたくさんありますしで楽しいとは思います。
ほかももちろんDr.高橋も公衆衛生ですがもともとマイナー科を目指したようなのでそっちのには詳しい模様?だし、他のDr.松喜もDr.渡辺も専門の先生だと思いますし、しっかり説明していると思います。Dr.渡も臓器別やってくらいだし当然

ですが、やはり講座によって先生が分かれるのはよろしくないと思います。
それぞれ一番その科に詳しいのかもしれませんが一科目ずつ人が変わるのは見る側にとってはばらつきを感じてつらいというのが個人的感想です。
のでMEC勢ならやって十分いいのかもしれませんがMEC勢でもQAやmedu4に浮気しても全然いいのではとそう思うところです。

MEC公衆衛生講座 おすすめ度★★★☆☆

エビデンスレベル2 それなりに見た
担当:Dr.高橋 コマ数:19

おすすめ度3にしたけど自分は好き。
詳しい人となりについてはさっきも紹介したこちらを
www.icrip.jp

各項目に関してまとめも用意しており、解説も丁寧&講義の例が非常にわかりやすいので自分は好き。
MEC勢ならmedu4推しでも最終的に見てたのはこれになったのかもしれない
が、おじいちゃんっぽいとかなんか文字ばっかりでヤダーとか特に女子とかは言ったりのようなのでおすすめ度は3にとどめておきます。
でも、わかりやすいとは思う。ずっとQAやmedu4が台頭する前まで公衆衛生といえばこの人のイメージだったし、それだけのわかりやすさはあるとは思う。

必修講座 おすすめ度★★☆☆☆

エビデンスレベル3 1コマ〜数コマ見た
担当:Dr.貴山 コマ数:24

関西の先生?らしい。MECで電子黒板を使っている講義を見たのはこの先生が初めて。
必修の必修らしいところだけ説明するのかと思って電子黒板だし淡い期待を持ってチラ見したんですが、症候など必修に含まれるすべて説明する講義でコマ数:24と尋常じゃない長さなのちょっとおすすめはできかねるといった感じ

講義自体は悪くは無いのかもしれないけどそれだったらmedu4の必修特講なら必修たる部分は6コマで終わりますのでそっちやったほうがいいと思います。
しかも開講も遅かったような気がするのでこれはMEC一筋でも他の講座に浮気したほうがいいかも
申し訳ないけどkysw先生の二番煎じ感を少し感じた



臨床対策:救急講座 おすすめ度★★★☆☆

エビデンスレベル3 1コマ〜数コマ見た
担当:Dr.孝志郎 コマ数:6

救急の講義をDr.孝志郎がする。ERもよくやってるようなのでエピソードも豊富。聞いてて飽きない。
やって損はない講義とは感じた。
ただし次に書く症候論と合わせて、やはりKSRの講義の根幹はサマライズにありといった感じで重複した内容があとあとサマライズでまた見られたりする(この講義は全部見てないので症候学より顕著ではないかもしれないけど傾向はある)
といっても他に浮気する必要はない気もするから評価も難しいところ。
MECでもQAでもmedu4でも好き好きでやってねーといった感じ。

臨床対策:症候学講座 おすすめ度★★★☆☆(2.5くらい)

エビデンスレベル1 全部見た
担当:Dr.孝志郎 コマ数:10

こちらの記事で自分は書いていますが、この時点で自分はサマライズを見ていないのでこんな評価になっています
www.no-try-medical.com
こちらの記事の引用になりますが
緊急性の高い疾患、頻度の高い疾患、よく見落とされる疾患の3つを挙げ、それらをどう診断していくかとかそれぞれの疾患の特徴を説明し、過去問改変問題などをとりあげて臨床力をつけるような感じです。
というかそういうページが各セクションの先頭ページに書いてあります。で、そのエピソードとか関連問題とかレジデントコレ知ってるとええかもよとか書いてる感じ。

これ単体で受ける分には優秀な部類に入ると思いますが先の救急講座で書いているようにサマライズと内容が重複している印象を受けました。もちろん全てではありませんがサマライズ聞いてるとああそれ症候学で聞いたんだけど...また言ってますやんここから引っ張ってきたのねみたいなのがだいぶ

のでサマライズやるならいりません。という結論です。
また世の中には症候学の本はいい本たくさん出回っているはずですのでここでやらなくてもといったところで他の予備校メインでやってて追加でやるという必要性も感じないところです。

国試サマライズ メジャー おすすめ度★★★★☆~★★★☆☆

エビデンスレベル1 全部見た
担当:Dr.孝志郎 コマ数:61

2000年代後半から多分国試受験生界隈では一番有名な講義。
病態生理から予想までメジャーのすべてを網羅する後期講座。
もはやMECの根幹を担っている講座でしょう。

後期講座ということもあり臓器別をしっかりやっているとかなり勉強になることは間違い有りません。
またKSRの話は面白く話から自分は受かるぞと謎の安心感も生まれます。これは多分他の予備校講師ではまだできない技でしょう。

ちなみに114回でも多数とまではいいませんが、あーこれ確かにみたから解けたわーという問題は散見されました。
講義は回数別以外(KSRが設定しているのは3年以内)でどの問題を見直せばいいのかも提示しており、これをちゃんとやればあとは回数別3年分以外はいらないだろうというのは率直な感想です。
病態の説明も国試の直前期のタイミングで聞くと自分の知識が補完され、非常に有用かと思います。

しかしながらコマ数は61と10月、11月からスタートとすると人により不完全燃焼になる可能性は否めません。
加えて、当然後期講座ですので一部は詳しい説明は省かれますし、臓器別でやったものをすべて網羅するわけでもありません。

ので、前期講座で精一杯の人間がそちらを捨てて、こっち覚えればええんや!っとシフトするような講義ではないと考えています。
夏模試などで偏差値50を超えないようであればやらないほうがいいのではないかと思うところです。
予想もめっさ入っていますのでそれに本番惑わされる可能性が高いです。

114回のような傾向が続くのであれば受験生に必要なのは皆が覚える知識を当然自分も覚えていること、端的に言えば基礎固めだと自分は考えています。

もちろんこちらの講義は復習も兼ねていてかつKSRの講義はわかりやすいので後期講座として適正であるとは思いますが、これをすべての受験生において1st choiceに!という講義とまでは現在の状況では言えないと自分は考えます。


少しネガティブなことをいいましたが、予想をうまく処理できる、また全部やりきれるというのであれば未だ非常に良い講義だと思います。
それにまだこちら受講する国試受験生が多いのは事実でしょう。予想も来年はもっとカチッと当たるかもしれないし。

国試サマライズ マイナー おすすめ度★★★★☆~★★★☆☆

エビデンスレベル1 全部見た
担当:Dr.孝志郎 コマ数:11

基本的な方針はメジャーと変わりませんし、感想についてもメジャーとほぼ一緒ですがこちらは構成がメジャーと異なります
前編が救急外来、後編が直筋の国試マイナーの問題の解説です。

こちらもメジャーよろしく予想も入っています。
まぁメジャーもやるならマイナーもやってねといった感じです。
後編のマイナーの国試の解説はこれ出たから次はコレ出るかもねといった予想的な話も含まれます。

合わせて71コマ。これを処理できるかどうか、もしできるのは選ぶのも一つかと

ただし高い(仮に後期講座のプラン(来年有るかどうかわからんけど)なら6万円?くらいだったかな)のでそれなら別のもので代用できない?というのが率直な感想です。

こちらサマライズを自分はやりましたが別にやらなくても全然国試解けたという印象でした。

Dr.孝志郎の必修予想講座 おすすめ度★★★☆☆

エビデンスレベル1 全部見た
担当:Dr.孝志郎 コマ数:6

名前の通り必修予想。
今年(例年は知りませんが)めちゃくちゃ英語の問題が入っていました。
今年の受験生の講座のうち英語対策するなら多分この講座だったのでは無いかと思う(ただ今年の問題は蓋をあけてみれば対策しなくても解けた
その他必修の予想問題も当たったのか?って感じ(なんか当たったの知ってる方いたら教えて下さい)

復習にはなると思いますのでやってもOKとは思いますがやらなくてもOKだったというのが率直な感想。

MEC直前予想講座 おすすめ度★★★☆☆(サマライズやったなら必須)

エビデンスレベル1 全部見た
担当:Dr.孝志郎 Dr.高橋 コマ数:6

サマライズの復習+サマライズの内容の追加(扱っていない産婦小児など含む)+Dr.高橋の公衆衛生予想(1コマ)
サマライズをやったのならよい復習になります

ただし逆に言えばその程度です。公衆衛生は今年はたしか当たってなかったような

そもそも存在の認知も微妙なようなのでこの程度の感想しか...
他の予備校の人が追加でやるような講義ではなかったイメージ。

ラストメッセージ おすすめ度★★★☆☆

エビデンスレベル1 全部見た
担当:Dr.孝志郎 コマ数:4

直前にネット配信&ライブ配信
今年は営業が囲い込みを狙った模様
www.no-try-medical.com

2万円前後で安心感がほしいなら見てくださいという講義。
受ける前サマライズのまとめって感じかなーと思ってたんですが、その役割はMEC直前予想講座が担っていたようです。

こちらは必修にターゲットを絞った予想問題でのみ構成されているようです。

来年以降どうなるかはしりませんが、今年はこれをやったことで有意差は多分出ませんでした。やったからとれた的なものはなかったように思います

ただし上記のように安心感はもらえますしライブならKSRと握手等々できるようです。ミーハーなみんなはぜひ。

逆に言えばKSRに会いたくなければ必須ではないです。これは断言していいレベルで。
これをやらない人がヤバいんです的なニュアンスのことを講義中都度言いますが、それが講義受ける人は安心して受けるような配慮かもしれませんが、これをやるぐらいなら究極MAP1日で覚えられるだけ覚えたほうが今回の国試は取れた可能性が高いのが事実です。

MEC受講生でなくてNET配信なら1日前配信なようでこれは悲惨です。そんなことしなくても国試は取れます。東京会場のような1月下旬にやるならまだしもね...
来年以降も圧倒的な人気を誇っているように見えますがツイッター界隈をみてもわかるように取らなくても合格ライン超える人は死ぬほどいますのでわざわざ万単位のお金出すなら自分の好きなアーティストのライブいったほうがメンタル的にはいいでしょうと思うのが個人的意見です。



以上、MEC。ちょっと営業感が強めなのは否めません。ただしこれ一筋で十分受かるのは間違いないでしょう。
ネット界隈でなければこちらが未だ国試受験生にとって王道であることも変わりないでしょう。


TECOM

老舗です。
聞いたところによるとKSRが受験生だった当初受験の際最後の予想講義はMTMの講義だったよう。
MECも沿革を見ると1982年に設立はしているようですが、TECOMは1974年には予備校を立ち上げています。
ほんとの50代あたりの先生に聞いたりするとTECOMで~みたいな話もちょくちょく聞きます(自分のまわりだけかもしれませんが)

方針としてはMECと似ているとは思います。当然ちゃんと最初から最後までやれば国試は合格できるはず。同級生でもこちらをやって成績が高い人はたくさんいます。

テキストは基本的にB5。
SELECTに関してはまとめノート、問題集、解説の3冊構成。その他は2冊構成だったはず(まとめノートと問題&解説)(違かったらだれか教えて、処分しちゃって手元になくて...)
その他のテキストはあるものについては1冊構成
今年度からPDFで積極的に配布するようになったみたい

しかしながら2000年代後半になるとMECの台頭、ここ数年だとmedu4やQAの登場により端っこに追いやられているイメージは否めません。

一方で瘧師先生や笹森先生など新しいわかりやすい先生がここ1,2年で出てきたことによって今後が期待されるところもあります。

これからがんばっていただきたいところです。
講義自体の評価はしっかりやっていきます。


病態生理講座 おすすめ度★★★☆☆

エビデンスレベル3 1コマ〜数コマ見た
担当:Dr.瘧師 コマ数:45(一コマ45分なので60分換算の場合約34コマ)

自分がテコムをやっていた頃(4年生後半なので2019年1-3月あたり)ではDr.酒井という人がやっていたのがこの先生に変わったようです。
SELECTとつなげるという意味で存在しているようですがMECを同様個人的にはあまり存在意義がわかりません。臓器別でまとめてやればいいじゃんというのが率直な感想。
ですが、MTMと比べるとわかりやすく(声は大きいので最初音量注意だったりする)、ゴロも適宜放り投げてくれる&病態生理もそれなりに必要なぶんだけという感じで、大きく悪い印象はありません。のでMECの病態生理講座同様おすすめ度3に設定しています。

まぁ時間あればですね。個人的には病態生理やるくらいならもう瘧師先生がメジャーやればいいんじゃないかと思ったり思わなかったり....

SELECT 臓器別講座・小児科講座・産婦人科講座 おすすめ度★★☆☆☆~★★★☆☆

エビデンスレベル2 それなりに見た
担当:Dr.三苫
コマ数は以下の通り
臓器別講座:144コマ(1コマ30分なので60分換算の場合72コマ)
産婦人科講座:22コマ(1コマ30分なので60分換算の場合11コマ)
小児科講座:19コマ(1コマ30分なので60分換算の場合9.5コマ)


ずっとメイン講師を務めている三苫先生の講義。
三苫先生は東京医科大学で講師をやってる専門は神経内科の先生。口調がオネェっぽく感じる
考えない!覚える!が口癖。筆圧が強くてときどきチョークが吹っ飛ぶ。もしくは投げ捨てて彼方へ消えていく
ので、見てるだけで面白いといえば面白い

が、おすすめ度2にしてしまったので個人的に思うこの講義のデメリットをまずあげていきます
1.テキストの分散が手間
上述のように書き込み用のノート+問題集+解説書の3冊構成になっていて、講義もうーんじゃあ問題ねー解説ねーと切り替わります。いちいち止めるのが苦でなければもしかしたらいいのかもしれませんが、机の幅も取るしで自分的にはマイナスポイントでした。復習のときそうすれば問題だけやれるじゃんってことでそうしたのかもしれませんが、それだったら1冊構成のやつだったら問題のページ開けばいいだけだし荷物も増えるしってところ

2.初学者に優しくないイメージ
これは本当に個人的意見なので異論はあると思いますが、ちょっと0スタートだったらとっつきにくいかなぁという印象。もちろん十分説明してくれるんですが、ものによっては???からスタートする講義もありました(自分がなにも知らんでやってたからかもしれないけど。その印象が強かったのは循環器)。だから全体にはすすめられないとのことでおすすめ度2~に設定しています。

3.SELECTノート(要はまとめノート)の構成がよくわからんかった
文章が書いてあって一部表やイラストなどを受講者が書き込む欄があるという構成になっているんですが、中途半端に感じました。
昔はこれがなくすべて自分でノートを作ってそれに書いていく方式だったようですが、それだと他の流れについていけない!ってことでこれにしたみたいです。自分は改悪かなぁという印象。
結果文章も大事なところには線をひいたりするので、あとで図をまたかけるようにすればなんとかなるわなと選んだ当時思っていましたが当然ながら書き込み欄だけでは足りない足りない!となったのが自分です。
MECのテキスト形式を真似したのかもしれませんがMECに比べてこっちはここ書けばOKくらいの全面推しだったイメージだったので(それにのったのが自分)、ちょっと選択ミスったかなぁとあとあと思いましたとさ。

ですが、逆にCBTの時点でそれなりに完成していれば話もついていけると思いますし、MTMの発言、特に病態生理などにあたる部分などについてはこの講義じゃないと知らなかった、なるほどはぇーとなる点は多くあったように思えます(なんでメロンの皮様になるとか)。
また、周りの話を聞いているとTECOM選んでいても常に上位にいる人は多くいますしやっぱ合う合わない、使い方次第なんだなというところです。

ただ全体としてはすすめにくいという判断でこのおすすめ度。ご検討ください
小児・産婦についても雰囲気一緒です。産婦に関してはDr.笹森に担当が変わらないのであれば自分なら別の予備校に浮気もありだなぁと思います(実際これ書いてる人はmedu4に浮気した結果その後TECOMからmedu4に完全移行した経緯あり)

マイナー講座 おすすめ度★★☆☆☆~★☆☆☆☆

エビデンスレベル3 1コマ〜数コマ見た
担当:いろいろ(MTM+α) コマ数:55(一コマ30分なので60分換算の場合約27.5コマ)


TECOM選んだ人には申し訳ないけど、これは浮気したほうがいい。自分はそう思う。
いまは変わったのかもしれないけど、マイナーは1冊(正確にはvol1.2)にまとめられて+書き込みノートの構成になってまして、あぁマイナーはその程度の存在なのかと思いました(ただの感想です)
放射線科とかやったときにおばちゃん先生が出てきたあたりであぁだめだ...やめよ...浮気しよ...と思ったところです。
MECのマイナー同様やはり一部担当講師が変わるのは受験生にとってストレスになると思ってます。
もちろん聞けばわかりやすかったのかもしれませんが、メジャー産婦小児同様、テキストが分かれるのも疲れるしなんとも言えません。
全体に対しては他の予備校に浮気しよ...?というアドバイスしか自分はできかねます。よろしくどーぞ

必修の罠講座 おすすめ度★★☆☆☆

エビデンスレベル3 1コマ〜数コマ見た
担当:Dr.三苫 コマ数:18(一コマ45分なので60分換算の場合約14コマ)

MEC同様ガイドライン網羅系。
ガイドライン網羅系やるくらいなら臓器別の知識を増やして必修の必修たる部分だけコンパクトにまとめるほうが楽な気がするというのが個人的意見ですので他に行くべきと思う。
実際あんまり見てないが事実なので評価もふわっとしてて申し訳ないけどまぁそんな感じ。

公衆衛生講座 おすすめ度★★★☆☆

エビデンスレベル3 1コマ〜数コマ見た
担当:Dr.瘧師 コマ数:24(一コマ45分なので60分換算の場合約18コマ)

瘧師先生の前の先生の講義は見ていませんが(そもそも前の先生っていたっけ?)わかりやすいと思います。
上述したような気もしますがゴロも適宜出してくれるのでまぁ覚えるのも少し楽になるかなぁといった感じ。
公衆衛生はどこでやっても今の段階だったらちゃんとやれば取れる科目となったと思います。どこの講師もわかりやすいイメージです。あとはいかに頭に入れる仕組みがいいか、これに尽きるかと。

症候別プライマリ・ケア講座 おすすめ度★★☆☆☆~★☆☆☆☆

エビデンスレベル3 1コマ〜数コマ見た
担当:覚えてない コマ数:21~28

うーん。いるこれ?
って講義。
見たけどpowerpoint+問題のテキストがある感じで、特にまとめるテキストがあるわけでもなく講義は進む。
どのくらい人が見たのか不明。先生もあまり印象に残ってませんすいません。
症候学に関しては一律に本でまとめたほうが手っ取り早いような気がします。

SHIKETAI おすすめ度★★☆☆☆~★★★☆☆

エビデンスレベル3 1コマ〜数コマ見た
担当:Dr.三苫 コマ数:28(一コマ45分なので60分換算の場合約21コマ)

後期講座の一つ。
MTMがgoodnotesを使い出してびっくりした講義。チョークふっとばしが見れなくて寂しい

記事のとおりですが少し見た限り各問題(必修、一般、臨床)の症候などに対してどう考えればいいかとかそんな話&その対応問題から始まる感じ。

感想は記事の通り「臓器別で確認できてたらそれでよくね??」が率直なところ。
やるならTargetだけでいい気がする印象です。

TARGET おすすめ度★★★☆☆

エビデンスレベル4 知り合いから聞いた or 話を聞いた
担当:Dr.三苫 コマ数:20(と書いてるけど今年は33コマだったっぽい)

初手謝罪から入りますが、こちら国試前に見る余裕がなかったので国試翌日に見ようと思ったら見れなかったためツイッターから情報を頂いた形になります。よろしくおねがいします

SHIKETAI同様、MTMgoodnotes方式。マイナーまで網羅。
予想というよりは(QBの1周目問題でないものも含めて)過去問ベースでアウトプット、「国試既出問題の重要ポイントの出題パターン」を一気に総整理というイメージ。
過去問を解きながら考え方をハッキリさせてくれたので基本的な疾患をしっかり抑えてくれた、という意味では114回国試に効いた印象でMECのような突拍子のない予想はそもそも見受けられなかったとのこと。したがっていやー予想多くね?で不安になることはなかったみたい。
SELECTと違い既に図なども綺麗に纏められた教科書に書き込んでいける所と解説ページと問題が同じ冊子で纏まっており、また、講座では取り扱われていないが一般問題対策の一問一答や解剖・生理がまとめられたページもあり直前の見直しでも役に立った。

ただしデメリットとしてMTM先生の言い間違いや解説と言ってる事の相違がたまにある。訂正も多い。(自分で考えて疑う力が身につく??)。逆に別予備校ではTARGETの時期により発展的な?(突拍子もない)内容の講座も始まるから不安にはなる。(結果的に受かるためには必要のなかった印象)。

どうでもいいけどMTM先生の字が汚いのは日本語字幕でなんとかなってるらしい。

予想はReview forやラストVなどが担っている印象。

以上、ツイッターでお聞きした内容をできるだけそのまま引用した形です。



Review for シリーズ おすすめ度★★★☆☆

エビデンスレベル3 1コマ〜数コマ見た
担当:Dr.瘧師、Dr.笹森(産婦人科) コマ数:覚えてないです、すいません。産婦小児で8~10コマだったはず

今年から新しく追加された講座。
メジャー、マイナー、産婦・小児全部網羅。
大事なところを説明&予想する講座。

悪くないです。
今後TECOMで一番発展を期待している講座。
TECOMのサマライズのコンパクトverのイメージです。
もちろんコマ数もサマライズより少ないので大事なところだけとはなりますが十分説明してくれますし、他社にはない全科目網羅なので汎用性は高いイメージ。

特にここで初めて見ました笹森先生、わかりやすいです。もっと全面に押し出してほしい。産婦苦手なら4-5コマ程度ですし、直前期見てみるのも悪くないと思っています。

ただし見たところ予想はありますがサマライズより予想はだいぶ控えめな印象。
おい、予想をバシッとくれ!とか思うなら他をあたるべきかと。

114回の傾向が続くのであればそんな必要性はあんまりないとは思いますけどねー。

ものによっては病態生理から予想まで教えてくれますので模試の点数がぁ...という人は見るといいことあるかも。
それより臓器別の復習やったほうがいい気もしなくもないですが。

2日で分かる!公衆衛生 おすすめ度★★★☆☆

エビデンスレベル3 1コマ〜数コマ見た
担当:Dr.瘧師 コマ数:10

公衆衛生のサマライズといって差し支えないです。
むしろそれ以外の感想がない...
公衆衛生のサマライズがほしいならこれを受講しましょう。
予想問題もそれなりに。大事なところを教えてくれるので別の視点から復習したいと思う人にはいいかも。
上記の公衆衛生のところでもいったようにゴロもたくさん教えてくれますしね。

ラストV おすすめ度★★★☆☆

エビデンスレベル1 全部見た
担当:Dr.三苫、Dr.瘧師、Dr.笹森 コマ数だと判定しかねるので1週間一コマずつ配信と思っていただければ(ただし日によって120分の配信あり)

1月下旬に1週間配信。去年までMTMがいなかったみたいだけど今回は復帰。
全科目大事なところを予想メインで教える感じ。もっと端的にいえば国試究極MAPとラストメッセージの中間。

メジャーがMTM、産婦が笹森先生、その他が瘧師先生ってわけですが、個人的にはMTM先生以外のところが非常にわかりやすかった印象。
多分今年の予想系講義で一番的中ぽかったのが笹森先生の講義での胎児の推定体重測るやつ。しかも重要だからと推していたので多分やった人は確定で解けたんだろうねって感じ。

公衆衛生は少し量が多くて処理しきれてなかったイメージなのでもっとコンパクトにしてほしい。

予想は今年はラスメに比べてラスメよりも当たってたような印象ですがいかんせん量が多いのは否めないので、費用対効果としては微妙かもしれない。

最後にMTMの声が聞きたいんです!!ならあり。そうでないならナシでいいかと。



TECOMは以上。
他に追随したく他の予備校のいいところをとってこようという意気は感じられていいんですが、あくまでそれは二番煎じであってコピーじゃ他には勝てないと思います。

ぜひなにかオリジナリティのある新しいものを出してほしいところ
ニューフェイスの先生方に期待しています。

※必修問題予想、国試SELECT講座については書いてる人の気合が足らず、視聴できませんでした。大変申し訳ありません。



medilink動画

2年前くらいから本格始動した病みえ、クエスチョンバンクで有名なメディックメディアさんが作っている予備校動画。
メイン講師はDr.清澤とDr.盛永。かっこよかったりとってもいいこといったりするので特に女性人気が強い印象。
男性からの人気も根強いイメージ。というか相対的に好感度が上がっていく。

medu4が打ち出したデータでの配信形式と似た感じ。

というわけでPDFはデータ配信となっている。どうでもいいけど各講師で多少用紙のサイズは異なったりするみたい。

QAのポイントは以下の通り

1.Dr.清澤の講義を中心に各動画が疾患ごとに区切られている
1動画10分程度(かなりバラつきはあり)でまとめられているため、自分の苦手なところ確認したいところだけというのが一番しやすいのがポイント。

2.病みえを持っていることによる圧倒的図の豊富さ
病みえさんがバックにいらっしゃることで、多分どの予備校より一番豊富なイラスト素材を持っています。視覚情報への訴え力は最強でしょう。

3.QBと連携
各疾患に対して問題が設けられていますがその対象になっている問題をQBonlineでそのまま解くことができます。
シャッフルとかもできる。すごい。

また、すべての動画ではありませんがサブプリントなる穴埋めも用意しています。メディックメディアはレビューブックなるCBT・国試向けの穴埋めで覚えることもできる書籍も出版していますがそちらよりコンパクトにまとまっている印象です。


端的にいえば圧倒的素材を持ってして出てきた予備校といった感じ。
講義が疾患ごとに別れているためメインでこの予備校を取ることはもちろん、サブで買うことも可能なのも魅力。


さらにQA primeというサブスクリプションのタイプの料金だと初年度28000円で必要な動画をすべて見ることが可能ですので、値段としては業界最安になります。
informa.medilink-study.com


という感じ。

じゃあ講義別に書いていきます。



QA内科・外科  おすすめ度★★★★☆

エビデンスレベル2 それなりに見た
担当:Dr.清澤、Dr.盛永(感染症など) 全動画数1046(1コマ10分と記載がありますが大幅なばらつきがあるためコマ数換算はしないことにします)


まず清澤先生担当の感染症以外について
上記の通り主に疾患ごとに動画が区切られているため復習がしやすいです。
また、個人的にはこの記事で挙げている予備校各社の中で一番総論が丁寧に作られているイメージです。

バックの病みえさんのおかげで豊富なイラストも存在し、非常にわかりやすく頭に入りやすい印象です。
これは本当の主観になって申し訳ないんですが適切な位置でボケが入るためなんとなく他の講座より楽しい印象(QAの動画は総じて)。
自分の「その疾患わからねぇんだけど」を尽く解消してくれたイメージです。


盛永先生担当の感染症について
当然これ一本で感染症対策ができますが内容はやや臨床よりのイメージです。ので研修医になっても印象づけやすいのはここかもといった感じ。こちらも動画がわかりやすく区切られているため復習がしやすいです。
ただ、他の予備校でこれ扱ってるけどこっちでは解説してないなぁ(まぁ出ないんだけど)と思ったことはときどきあったかも。


おすすめ度4にした理由は知りたい情報がすぐ手に入る簡便さ、また一度で印象づけられる豊富なイラストなどの素材、またあきさせない講義内容からです。


デメリットとして挙げるとすれば、改訂できる順が決まっているので科によってはまだ最新の国試向けにupdateされたないないなど多少のばらつきがあること、メインテキストとおぼえる用のテキストが分かれていることぐらいですかね(個人的には一緒のほうがいいと思うだけで他の人は違うかも)



QA小児産婦 おすすめ度★★★★☆~★★★★★

エビデンスレベル2 それなりに見た
担当:Dr.清澤 動画は小児科が約13時間、産婦人科が約21時間?


つよい。特に産婦でそう思いました。

産婦はイメージがつきにくいというのが個人的なイメージなんですが病みえからなるイラストのおかげで一番イメージしやすいのはこのQA産婦だと思っています。
もちろん産婦に関してはここで挙げている予備校各社すべてわかりやすくなったイメージです。が、イラスト及びエコーなどの画像の豊富さにおいてはここに勝てるところはないと思います。
また分類もわかりやすく分娩のあたりは特に目次を見るだけでなんとなく流れがつかめそうな感じもします。

小児科については総論のあたりで清澤先生のお子さんの写真が出ますのでかわいいです。かわいいだけで勉強進むので悪いことはないかと。
かわいいんだからおすすめ度高いんかよーと言われかねないので釈明しますが、
個人的に小児科で特にわかりやすかったと感じたのは先天性心疾患とてんかんです。

先天性心疾患の術式のイメージ及び雑音などの解釈はここが一番わかりやすかったと思っています(今年ほぼほぼ先天性心疾患出なかったけど)

てんかんに関しても覚えやすかったイメージ。medu4よりこっちのほうがわかりやすかったというか印象づけしやすかったというのが感想です。


しいてデメリットを挙げるとすれば特に産婦のほうでちょっと細かいかなーと思うところがあったかもといったところですね。
そこまで覚えるのかーと思った印象があります(medu4見たあとの感想)。
逆にこっちじゃないとわからんかったーがあったのも事実ですので、そこまでデメリットとなるかといればそうでもない気はしますが。

QA乳腺 おすすめ度★★★★☆~ ★★★☆☆

エビデンスレベル2 それなりに見た
担当:Dr.奥野 動画は約1時間


乳腺専門の人らしい。こちらサブプリントはありません。
基本的に空白に書いていく方式ではありましたが、専門ということもあり非常にわかりやすかったです。

特に乳癌の治療の説明はわかりやすかった印象。
乳腺疾患自体、「あーはいはい針生検、マンモねー」くらいのベタな感じが問題にも多く国試で出る範囲はかなり少ない印象ですが、なんとなく不安やーって方はほかからでも浮気しても見ていいと思います。

QAマイナー おすすめ度★★★★☆~★★★★★

エビデンスレベル2 それなりに見た
担当:Dr.盛永 精神科はDr.瀬嵜、一部Dr.清澤 動画は234個あるらしい


特に整形外科、皮膚科、眼科は一番おすすめしたいところです。
イラスト&Dr.mrngの説明でいやーわかりやすい。整形外科なら筋肉やデルマトーム、皮膚科なら症状の写真や病理、眼科なら眼底写真。

あとはQAメジャー同様総論がわかりやすい印象です。耳鼻科や眼科の総論はこちらが一番わかりやすかったように思います。

欠点としてはメジャーと比べ各動画の区切りが疾患ごとではない場合があるということ。疾患一つ一つの掘り下げ方が少なくなるのでしょうがない気はしますがそれにより検索窓からの疾患からの検索はしづらくなっている印象です。

精神科のDr.瀬嵜はUSMLEで有名な精神科の先生です。
やや臨床よりの解説をしてくれるため印象づけはしやすい感じです。
Dr.mrngやDr.kyswじゃないと女性が離れていくのではーとか思うかもしれませんが、講義自体は非常にわかりやすかったように思います。QAの人、これだけ浮気するとかそういうのはしなくていいと思います。

QA救急中毒 おすすめ度★★★★☆~★★★★★

エビデンスレベル2 それなりに見た
担当:Dr.盛永 動画は約4時間24分

Dr.mrngは臨床系が強いイメージなのでそのイメージにぴったり当てはまった感じの講義。
特にショックの講義は秀逸でした。これやればショックの循環動態はバッチリなはず。
その他初期対応についてもわかりやすいです。

救急で一つ講義選ぶならこちらを選びます。是非に。

中毒に関しては他に比べてマイナーな項目の扱いが少ないような気はしますが大きい問題はないように思います。

QA老年(来年から担当講師がかわるという触れ込みがあるため評価しません)

QA輸液 おすすめ度★★★★★

エビデンスレベル1 全部見た
担当:Dr.盛永 動画時間約1時間16分


このページで多分2,3個しかつけないおすすめ度5単体をつけました。
輸液に関して名がついている講義はこれとmedu4しかないのでほぼ2択なのでおすすめ度というのもアレかもしれませんが、聞いて頭に入るという意味ではこれが一番だと思います。
というか臨床系の講義はDr.mrngが強いです。
輸液のまず入門の話であればこれ1時間で終わりますからこれやりましょう。
112回で新登場以降鳴りを潜めていますが、どうなるかわかりませんので。

公衆衛生講座 おすすめ度★★★★☆

エビデンスレベル3 1コマ〜数コマ見た(ただし自分が見たのは無料公開だった頃)
担当:Dr.盛永 コマ数:20*40分

Dr.mrngがいってたわ、だから解けるわ!がしたいならこれ。
やった記憶が少し前なので少々記憶が古いかもしれませんが、Dr.mrngはそのひとコマでその分野の問題が怖くなくなる、そんな講義スタイルのような感じがします。

多分他の講師より問題解くとき答えが輝いて見える感が強い...? そんなイメージがありますが自分だけかもしれません。

あとさ最初の数コマの法律一覧が他の追随を許さないレベルでよくまとめっているように思います。
はじめの一コマ無料公開中みたいなんでぜひ見て考えてみてください。

冬期講習 おすすめ度★★★★☆~★★★★★

エビデンスレベル1 全部見た
担当:Dr.盛永、Dr.清澤 約17コマ*50分前後

コマ数もコンパクトで値段もお手頃(1万円台後半)、サマライズやるならこれやっといたほういいよって感じです。

一番のおすすめは薬です。これで薬の大事な話は穴埋め形式ですんで覚えられます。

TECOMのreview forに比べても更にコンパクト(多くても各科目2コマ)、予想もこちらのほうが多めです。

直前期に予想のある講義をみたいというならこれ1択でしょう。回数別の演習もある時期に膨大な量をやるのは万人にとっていいものではないかと。


惜しむらくは今年はすべての講義の公開が12月末になってしまったことと、産婦小児やマイナーなどの講義が存在しないこと。
来年もう少し出すの早くしてください。って思いました。

にしても6万とか出してサマライズ買うよりはめちゃくちゃコスパいいと思うよ。

必修予想講座 おすすめ度★★★☆☆

エビデンスレベル1 全部見た
担当:Dr.盛永、Dr.清澤 約6コマ*50分前後

これはちょっと今年は遅かった。年が変わる前にだしてほしかった。
来年からそうなるのであれば買ってもいいとは思います。

禁忌はよかった印象が強いです。100個箇条書きにして書いてあってあーこれちょっと確認たりんかったなーができたイメージ。
必修は網羅ではなく予想なのでご確認を。

しかしながら直前に見るDr.mrng、Dr.kyswは安心感があるのは事実です。ファンなら問答無用で買おうね。

直前assist おすすめ度★★★☆☆~★★☆☆☆

エビデンスレベル1 全部見た
担当:Dr.盛永、Dr.清澤 約4コマ*50分前後


結果的に今年はあてていたところ色々あった印象ですが、にしたって新しい予想知識が多くかつ配信が国試4日前?でそこに新知識を入れられるのはちょっと....って感じ。

1月下旬までに来年出るならあり。やすいし。
来年そうなるのであればラスメやラストVよりおすすめします。


※夏期講習(回数別)は見てないです。お許しください。あと人工呼吸器もあるらしいけど、こっちは話を聞いた程度。良さげらしいし、話聞く限り人工呼吸器の設定一番詳しくやってそうなイメージなのでいいと思われます。ぜひに。


以上、QA。
シェアは確実に伸ばしていくと予想されます。まだまだ単体でこれで合格したというn数は少ないかもしれませんが、ポテンシャルは非常に高い印象です。これ一本で行けば一番安いはずです。
今後も学生目線でやっていく期待しかありませんのでまずは一考してみてください!


medu4

約3-4年前に予備校業界に新しい風を吹かせた予備校。medu4の登場により勢力図が大きく変わった印象。
現在すべての講義はDr.穂澄が担当しています。
Dr.穂澄はもともとMECで臓器別講座を担当していた講師になります。

こちらの登場によりもともと大学で一括購入しないといけなかった講義を個人単位で購入できる&個別で購入して十分安い値段で購入できるようになった&PDFを利用したデジタル受講の推奨と今までの医師国家試験界隈の常識を打ち破った形になります。
ある意味破竹の勢いなんだろうか...  そんな講座です。HPも非常にシンプル。
しかも100回以降の医師国家試験過去問は無料で演習可能(解説も見れる)という太っ腹ぶり。

そんな感じの予備校です。

じゃあ講義別々見ていきましょうか。

あたらしいシリーズ おすすめ度★★★★☆

エビデンスレベル1 全部見た
担当:Dr.穂澄 
コマ数は以下の通り
メジャー 102コマ
産小老 34コマ
マイナー 36コマ
救中麻公 28コマ



medu4の一番のポイントは穴埋め形式のテキストによる、圧倒的な復習なしやすさにあると思います。
上記の講座はすべて穴埋め形式のテキストが採用されています。

まずはそれを覚えるだけ。マジで覚えるだけでそれなりに点数が取れるようになります。
合う合わないは人によりけりなのは重々承知で、講師の話し方がちょっと...とかの人もいるようですが、万人に臓器別をすすめるなら自分ならとりあえずここやっとけというだろうというのが率直な感想です。


というかまとめちゃったね、すまんね。他社の講座のように分けたほうがいいのかもしれないけど、全部同じ先生がやってるからいいかなと思ってまとめてしまいました。

デメリットとして挙げるとすれば、ほんとに詳しく知りたい人はえーほんとにこれだけでいいのー?とちょっと物足りなさを感じる可能性があること、今年度は増えたようですがQAなどと比べイラストや画像が少ないというところです。


物足りなさに関しては、medu4の方針として国試で出る範囲を覚えればいいが鉄則である以上、よそをあたってくれって感じは見て取れます。もっと詳しく知ったほうが頭に入る!という人は他を当たるべきでしょう。
しかしながら、各講座の中でコンパクトという言い方があってるかどうかわかりませんが一番各項目がうまく配置されているなという印象は強いです。要は整理しやすい感じ。


自分が今別の予備校の講座をやっててなかなか点数が取れないなんてまだ5年生になる前の人がいたら十分一考の余地はあると思います。
一つだけでも購入可能ですので検討してみてください。



ちなみにこの穴埋め、覚える範囲をまとめるべき科目ほど輝きます。この中ではマイナーが一番輝き(ただしイラスト的な面で言えばQAのほうが頭に入りやすい印象)、臨床的な判断能力が問われる救急などは十分これで点数が取れますがこの中では優先順位としては低めかなといった印象です。

ですが、そうであってもトータル的にみて本当によくできたテキストと講義内容だと思っています。
特に点数が低いひとなんかは食わず嫌いせず一つだけでも見てみることをおすすめします。

あたらしい公衆衛生 おすすめ度★★★★★

エビデンスレベル1 全部見た
担当:Dr.穂澄 コマ数:13


公衆衛生は他の予備校各社の講義でも十分点数を取ることができますが、このmedu4の穴埋めテキストの真価が発揮される講義だと思っていますので、特にお金に余裕がない、一本でいこうなどなどなければこちらが一番だと思います。


公衆衛生の範囲は膨大です。ですんで、覚えればキリがありません。それをこの講義の内容&穴埋めテキストのおかげで、ここは数値をはっきり覚えるだとか、ここは流れだけ覚えておけばいいとか、それらをきれいにまとめてくれます。

他のあたらしいシリーズでも同様な話になるかもしれませんが、線引きが非常によくできている印象です。

これさえやれば50問以上含まれる公衆衛生の問題に十分対応できるでしょう。

特講シリーズ

エビデンスレベル1 全部見た
担当:Dr.穂澄

medu4の後期講座の一つ。
臓器別の知識に補完する形の講義。ちなみに穴埋め形式のテキストではありません。
こちらは講義ごとに評価する形を採用します。

全体を通して言えることはぜひにという講座と国試~初期研修医への橋渡しにもつながる講座とそれぞれの役割が少しずつ異なっているような印象を受けました。


特講シリーズ、一つだけいいたいのはテキストがあんまり好きじゃないってこと。
内容はすごくいいと思うんですがいかんせん、問題のすぐ真下に答えを配置するのは自分は好きじゃないです。
だって答え見えるから。テキストで再度復習したいってときちょっと嫌だなとは思います。過去問DBで復習しろってことなのかもしれませんが。

輸液 おすすめ度★★★★☆

コマ数:2

個人的にはQAのDr.mrngの講義のほうが好きですが、こちらでもOKだと思います。
QAの講義は臨床的な流れでいかにも問題に対して使い分けの方法という感じですが、こちらは生食、乳酸リンゲルなどと各輸液の種類によって項目立てて説明されています。
あとで復習するならこっちのほうがわかりやすい印象です。
どちらでもお好きな方を。

酸塩基 おすすめ度★★★☆☆~★★★★☆

コマ数:2


自分は結果的に受講する前に知ってる内容が多かったかなという印象でしたが、酸塩基に関してなんもわからねーよこえぇよ...って方はやるべきでしょう。
要は〇〇性〇〇ーシスがうまく分類できないならやるべきです。
発展的内容まですべて網羅しています。

抗菌薬 おすすめ度★★★☆☆

コマ数:2


抗菌薬のまとめ、レーダーチャートを使っているので見れば一目瞭然&横切りの復習なのでGood。
ではありますが、どちらかといれば初期研修医への橋渡し的な意味合いが強そうな印象。
ですんで、やらなくても大きな影響はなさそうな感じです。
やったら気づきはありますし、勉強にはなりました。余裕があるならやろうねってのが感想。

栄養 おすすめ度★★★☆☆~★★★★☆

コマ数:2


栄養特講は栄養の投与方法やその経路などとまた褥瘡についての講義です。
特に褥瘡に関してはmedu4においてここでしか解説していないと思うのでこれでやるしかないでしょう。

昨今対応を聞かれる問題が増えていますからこれと判断評価は確認という意味でやってみてもいいかもしれません。

判断・評価 おすすめ度★★★☆☆~★★★★☆

コマ数:2

患者に対して適切な処置をどう選ぶかの講義
個人的にはいらんかったなーと思う反面、114回もそういう問題が多かったなーという印象ですので、やっておいて損はないでしょう。上で紹介した記事ではいらんかもーとだけいって優先順位低めですが、今後の国試の方向性を考えると重要度合いは増していると思いますのでこのおすすめ度で。

必修 おすすめ度★★★★★

コマ数:6

必須。
必修対策は他社講座をメインでとっていてもこれを選びましょう。というかこれだけでいいんです。
他はガイドライン網羅ということで10コマは当然超えているような感じですが、そんな必要性は感じません。

これをやれば他で網羅されていない必修のみで聞かれる内容はすべて確認できます。あとは臓器別を真面目にやれば十分合格点達成できるはずですからそうしてください。

他の予備校にこういうのないんだよね。だからこれ一択。



禁忌 おすすめ度★★★★☆~★★★★★

コマ数:3

禁忌対策単体講座はこれだけ、なので相対的に価値はあがりますがそういう意味じゃなくてもこれは有用だと思います。
過去問を取り上げそれに対する禁忌選択肢を選び確認するという内容になっています。

禁忌を選ぶことはKSR曰く、その問題のテーマがわかることにも繋がり点数UPにもつながるとのこと。そういう意味でも問題ベースのこの講座は有用だと考えます。
もちろん確認した限り他社も他の講座(主に必修の講座)に禁忌を入れていますが、それよりも内容の理解という意味ではこれがいいような気がする。目次を見るだけでも勉強になると思います。

計算問題 おすすめ度★★★★☆~★★★★★

コマ数:2

どうでもいいけど、自分はこういうオリジナリティがテコムにほしいと思ってる。こういう他にはない講座をテコムさんがポンと出せば人は戻せると思うんだけどなぁと。

講義内容に話を戻しますが、これやっといたほうがいいと思います。
特に計算不安な人は。予想問題もありますのでこれを1回やってまた直前期に間違えたところだけでもやり直せば計算問題は安心して解けると思います(今年は簡単めだったのであんまり効力なかったけど)

ただ1問1問計算なので進みは遅い印象です。自分が予習するときのね。でも絶対力になるとは思いますので、また他にはない講座なので他の予備校の方でもぜひこちらやってみてください

症候論 おすすめ度★★☆☆☆

コマ数:6


現時点では優先度は特講シリーズの中で一番低いかなと思っています。
横切り的な考えで確かに復習にはなりますが、果たして6コマで横切りで確認しなおしたところでその費用対効果はどうなのかと考えると微妙なところです。
この6コマやるくらならその時間で臓器別復習したほうが力になると思います。
shadow modeと呼ばれる文章問題の最初の方のみで疾患を想起する問題が増えればもう少し価値は上がるとは思いますが...

といってもHZMのツイートを見る限りそれはDBのほうに実装される感じなのでどうなることやらといった感じ。

やっぱ総じて症候論は予備校の講義として扱うのは難しいそうだという感想です。
素直に国試後になにかしらのそういう本を読んだほうが正解かも。

裏技・テクニック おすすめ度★★★★★

コマ数:2

必須というか神講座です。
全年齢対象です。今すぐみても問題ないと思います。医学生諸君、今すぐみても問題ない。OKだ。買おう。
いわゆる予備校的な問題の点数を挙げるテクニックすべて書いてます。

見るだけで楽しいと思いますので時間がアレばぜひ購入してください。


テストゼミ基礎編 おすすめ度★★★☆☆~★★★★☆

担当:Dr.穂澄
コマ数:16(ガイダンス含まず)


臓器別の問題集にあたる講義。復習という意味ではGood。
なんだけど個人的には各臓器別の練習問題をやれば十分じゃねと思ってしまってこのおすすめ度。

各科目穴埋めが終わって練習問題だけじゃなくさらにその内容の力がついたか確認したいという人によい適用でしょう。
他の予備校メインでやっていて本当に問題に太刀打ちできるか確認したいという人もやっていいかと。

逆に練習問題まともに手を付けてないとか臓器別復習しきってないなんて人はそっちをやるべきだと思います。
これは科目別に分かれているので各科目終わったごとに復習できるようになっていますので、あとはその人の使い方次第ってところですね。

テストゼミ標準編・融合編 おすすめ度★★★★☆~★★★★★

担当:Dr.穂澄
標準編10コマ
融合編6コマ


特講シリーズと合わせてのmedu4の後期講座。
問題の解き方を問題を通して教えてくれる講義。
去年までは100回以前の問題も採用していたけど、今年からはすべて100回以降の問題を採用している模様。
個人的な意見としては昨今の国試問題は確かに新しい内容も含まれますが、今までの過去問をちゃんとできているかどうかが一番重要なのはまだまだかわらないと思います。
今年は模試も有名なテコムやメックは難化傾向で受験生も大丈夫なんか、模試復習しよう...なんて思ったかもしれませんが、国試の一番の教科書は国試の過去問であることは忘れないようにしてほしいと思います(コウメイ先生の言葉を借りました)
したがって、それを踏まえると国試の過去問で自分で問題が解けるかどうかを確認できるこの講義は予想講義より必要性は高いと自分は考えます。
各セットごとにどのくらい取れれば合格かもわかるので自分の実力もわかります。

予想講座やるくらならまずこれやってみない? が自分の思うところです。

テストゼミ予想編 おすすめ度★★★☆☆~★★★★☆

担当:Dr.穂澄
コマ数:6


テストゼミの完全オリジナル問題ver.
ちなみにたまたま2018,2019verどちらも買ってしまったのでテキスト見比べましたが半分以上は新作問題にかわっていました。
ある意味イメージとしては模試の形に近いです。
今まで見た問題を繰り返すような形になってきてちょっと疲れてくる12月時点での自分の実力を試す方法の一つでもあります。
でもそれよりも模試がその時期はあったりするからそっちだけでもいっぱいいっぱいになる気はするから最終的には余裕がある人だけかなとも思う。
力試しして予想も手に入るとなればいいものであるのは間違いないです。

updateシリーズ おすすめ度★★★★☆~★★★★★

担当:Dr.穂澄
コマ数:各回2コマ


直近の国試の純粋な新知識だけをまとめた講義。
一つ前の臓器別をやった人や、同様な感じの他社予備校受講者が適応。
自分の臓器別は一つ前のやつだったんでこれを自分のPDFの後ろに付け足しました。
113回updateからは新しい年度の臓器別に載るものについてはそのページを提示してくれるようになったので、新しい内容の穴埋めどこ...?どこ...?という謎の不安感は払拭されました


回数別講座 おすすめ度 文章の内容に適応する人ならぜひ

担当:Dr.穂澄
コマ数は以下の通り
113回:14
112回:12
111回:15


適応は一番は「分のように、文字で読むより聞いたほうが頭に入るわーって人
こんなにコマ数あんのかよとはおもいましたが、結果的にQBや過去問DBやるよりこっちやったほうが頭に入った印象です。
あとはもう少しだけ早く出してほしいなぁという感じ。
それだけ払拭できれば解説書買うより安いしなので、アリだと思います。

逆に文字で詳しく解説知りたいって人は見ないほうがいい。
そういう白黒はっきり分かれる感じの講義。

国試究極MAP おすすめ度★★★★☆~★★★★★

担当:Dr.穂澄 コマ数:10


国試のまとめノート。
113,114と一番仕事している講義な印象。
1月以降下手に予想講義に手を出すより、毎日念入りにこれ覚えたほうが絶対合格に近くなる。
しかも一応予想も入ってて今年はびっくり目を的中させる。草。
そういう講義です。
ただし1月という完成の時期であることと、一つの科目を1コマの半分以下で基本終わらせますので、スピードは早いです。
あと文字もびっしり書かれていますのであくまでスクリーニング目的で使うのが正解だと思います。

おすすめ度5にしていないのは、逆にその時点で完成している受験生は知っている話が大半を占めるためこれをやるより自分の選んだ予備校の臓器別のテキストをやったほうがコスパがいいような気がすると思ったからです。

とにかく偏差値50以下の人はまず正しく使えば直前期最強の講義だと思いますので、1万かぁとか思わずに買ってください。
きっと満足できる内容になっていると思います。



以上、medu4。
今後シェアは確実に伸ばしていくと思います。
万人対応ならこれといったイメージ。なにも考えたくないならこれ選ぼう。


付録

1.ビデオ講座じゃないけど紹介

医師国家試験の取扱説明書 おすすめ度★★★★☆~★★★★★


ビデオ講座ではありませんが、医師国家試験の受験生において非常に有用だと思いますので合わせて紹介。
読むと医師国家試験の解き方がわかります。
全てにおいて当てはまる解き方の考え方、また必修・一般・臨床それぞれの解き方の考え方、コンパクトに纏められています。

こちらの記事でも記載していますが、とりあえず前期講座でやるべきことをやったけどまだ問題解くとき自信がないなんてことになりがちな問題演習をメインになっていく時期、すなわち回数別やり始める時期に一度読んでおくととても有用かと


自分にとっては後ろの方にあるエラー集が一番目からウロコーって感じでした。
ぜひ手にとって読んでみてほしいところです。

最後に


終わった...  現時点で約28000字。我ながらよく書いたなと思っています。
このブログのメイン目的はこれだったのである意味一番やりたかったことはできたかなぁとそう思っています。
とりあえずあんまり推敲はできてないので誤字など見つけ次第直していきます。


医師国家試験の対策講座は日々変わっていきUpdateが激しいです。今できるだけのものは解説したつもりですが、このブログの内容も2年もつかな...って感じです。

医師国家試験はたしかに学校の試験の情報が出回ったりするようなものではないかもしれませんが情報戦だと自分は思っています。
ツイッターなどで積極的に情報に対するアンテナをはって今の時点で何が一番コスパというか合格に向かって正しい選択なのかを考え勉強してほしいなと思います(何でも真面目にやれば受かるとはおもうけれど)


この記事はすべての講義を各予備校の垣根を超え対等の立場でレビューしたつもりです。実際は予備校一つでいくぞとか色々あると思います。
ので、まずは全体でみてそういうやつが存在するんだというだけでも確認してみてください。


個人的に思うおすすめの勉強法の選び方については別途記事を作成する予定ですのでお待ち下さい。


この記事が今後の医師国家試験受験生のそのビデオ講座選びの一助になれば幸いです。

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