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【#8 株式会社かまいしDMC】

地域産品のブランディングから企業研修のプランニングまで幅広く展開し、釜石市の観光をリードする「かまいしDMC」さん。
「オープン・フィールド・ミュージアム釜石」の実現に向けた取り組みや、代表取締役である河東さんの経歴についてお聞きしました。


会社概要🗺

会社名:株式会社かまいしDMC
設立年月日:2018年4月
所在地:〒026-0012 岩手県釜石市魚河岸3-3
釜石只越オフィス(旅行業登録):〒026-0021 岩手県釜石市只越町1-1-9
東京オフィス 〒100-8228 東京都中央区日本橋1-13-1 3階
代表取締役:河東  英宜  
公式HP:DMO/DMC | 株式会社かまいしDMC (kamaishi-dmc.com)

管理施設

・釜石魚河岸にぎわい館「魚河岸テラス」  
〒026-0012 岩手県釜石市魚河岸3-3     
・鵜住居駅前地区公共施設「うのすまい・トモス」     
〒026-0301 岩手県釜石市鵜住居町4丁目901番2     
・根浜海岸観光施設「根浜シーサイド」     
〒026-0301 岩手県釜石市鵜住居町第21地割23番地1外          
・箱崎白浜漁村宿泊施設「御箱崎の宿」     
〒026-0303 釜石市箱崎町第三地割六番地一     
・ワーケーション施設「Nemaru Port(ねまるポート)」    
〒026-0021 岩手県釜石市只越町1ー1ー9 

インタビュー:代表取締役 河東 英宜さん


かまいしDMCの代表取締役 河東さん。
釜石市出身で、旅行系出版社や人材会社を経験した後、2018年にDMCを立ち上げた。

インタビュー🙋

Q1 かまいしDMCの事業に共通していることを教えてください。

基本的には、釜石市の総合計画に従い、あるべき姿に向けて、少しでも実現できるような案件を事業化しています。細かなところは昨年は41回開催した会合で調整を行っています。市民アンケートの回答も重要なよりどころです。

Q2 事業をしている中で一番達成感を感じた瞬間は?

達成感を感じることは無いです!マラソンを走ってゴールというわけではなく、常にやり遂げた感じはないですね。
しかし、最近は周りからの評価のおかげで仕事が増えてきており、嬉しく思っています。いつか達成感を味わいたいね…(笑)

Q3 これまでの経験で今も活きていることはありますか?

出版社での経験は、非常に今でも活きています。
文章を分かりやすく書く力や、文章が相手にうまく伝わるように書く力は、出版社に勤めていた時代に培いました。
企業研修など外部の方を受け入れる際は、コミュニケ―ションが大切であり、文字や言葉で地域の魅力を伝える際にこの経験が活きていると感じます。

Q4 今でも大切にしている考え方はなんですか?

釜石でできること考えるという点です。釜石市には観光スポットが少ないため、場所に焦点を当てるのではなく、「人に会いにいく観光」を実現しています。いわゆる観光地は一度限りが多いと思いますが、釜石にしかいない「人」にスポットをあてることで、何度も足を運ぶきっかけになります。
「人に会いに行く観光」は必ずオリジナリティが生まれます。

Q5 今後の展望を教えてください!

縦(国・県・市)、横(地域間)の連携を強めていきたいです。
この2つの連携を大切にしており、DMOが成功しているアメリカと比べ、日本はこれらの連携が足りてないと感じています。
今後はその連携を強めていき、釜石を含めた関わりやつながりを大きくしていきたいです。

記者の感想🤔

釜石市の観光事業の目的が観光地を巡る事ではなく、釜石市の人に逢いに行く事をメインにしていて、観光のあり方を考えさせられるインタビューになりました。
つながり人口を増やすために釜石市に必要で、釜石という土地というマーケットでできる観光に焦点を当てている印象でした。
かまいしDMCさんは釜石市を細かく分析し、仮説を立てながら事業を行っています。この分析が丁寧かつ正確であることが成功の秘訣なのだと感じました。
改めて、河東英宜さん今回は取材協力ありがとうございました。

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