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【#03 株式会社青紀土木】

地域の建設会社として地域に貢献するため、当たり前の日常を支える縁の下の力持ち。今日までに至る社長の想いと入社3年目若手社員の昆さんに働き方や実際の現場のことなどを聞いてみました!!👷


会社概要

株式会社青紀土木
■住所|〒026-0301 岩手県釜石市鵜住居町第6地割20番地1
■設立|1987年11月6日
■従業員数|38名
■主な業務|公共工事・鉄道土木・民間工事・森林管理等
■Facebook|https://www.facebook.com/aokidoboku/?fref=ts
■Instagram|https://www.instagram.com/aoki_doboku/

社長インタビュー:青木健一さん

現場で安全管理について説明する青木社長

Q1:事業内容を教えてください。

公共工事や鉄道土木、民間工事を行い、あたりまえの日常を支えています。例えば、身近なところでは、青葉通りの復興工事や釜石線のメンテナンスなどです。さらに、個人宅のお庭の整地や豊かな森林を守る森林管理事業など幅広く行っております。


Q2:幅広く事業を行なっているのはなぜですか?

お客様からの要望に1つ1つ必死に応えていたら、色々なつながりができてだんだんと裾野が広がっていきました。自分たちがやらなきゃいけないと思ったらまずチャレンジする、その姿勢を大事にしてきました。


Q3:情報発信に力を入れている印象があるのですが、それはなぜですか?

地域に貢献していることを知ってもらいたいからです。弊社は地域のみなさんの生活を支える仕事をしていますが、地域の皆さんに伝え切れていないのが現状です。そこで、ホームページやSNSを通じて、地域を支えたいという強い想いを持って活動をしていることを知ってもらえるよう努力しています。日々の業務だけでなく、ごみ拾いや植樹などの慈善活動、小中高生の職場体験の取り組みについて発信しています。


職場体験にて、アートラッピングバックホウを見せている様子

Q4:社員が働きやすい環境を整備するため取り組んでいることはありますか?

男女関係なく働きやすい職場にするための取り組みを行っています。例えば、子育て世代の社員のため、時間単位で有給を取得することが出来ます。また、チャレンジ精神旺盛な意欲ある社員のため、資格にかかる費用全般を援助し、社員がスキルアップできる環境を整えています。


Q5:今後の展望について教えてください。

今後、公共工事は減っていき、建設業界を取り巻く環境は変化しています。しかし、弊社は民間工事の割合が高く、多くのお客様に支えられているためそのような状況においても前向きに頑張っていきたいと考えております。弊社の挑戦する社風を大切にして、土木工事以外の事業にも取り組んでいき、地域から必要とされる企業であり続けたいです。


社員インタビュー:昆夏樹さん

今年で入社2年目を迎えた昆夏樹さん

Q1:入社のきっかけを教えてください。

ハローワークの説明会で初めて青紀土木を知りました。出身が鵜住居で、地元に貢献したい・役に立ちたいという気持ちがありました。土木の知識が全くありませんでしたが、「一から頑張ろうという気持ちがあればできるよ」と青木社長が背中を押してくださったので、応募しようと決めました。


Q2:青紀土木の入社前と後のイメージを教えてください。

正直、建設業にあまりいいイメージはありませんでした。夜遅くまで長時間仕事をしたり、厳しい人が多いイメージがありました。しかし、定時で帰ることが多くクリーンで、みなさんとても優しく、当時抱いていたイメージとは違いました。


Q3:なにか「優しかったな~」と思うエピソードありますか?

重いものを持とうとしたら、周りの作業員の方が荷物を持ってくれたことです。自分は力がない方ですが、周りの作業員の方は自分より年上なので最低限自分で重いものを持てるようにしようと思い鍛えています!!


Q4:肉体労働のイメージがありますが、体力面はどうですか?

その日の疲れは一日寝れば取れます!しかし、同じ現場でもそれぞれに役割があるので、必ずしも力仕事だけというわけではありません。また、仕事をしていくうえで現場を管理する立場になると、現場全体を考えることが必要になるので、体より頭の疲労の方が大きくなります。


Q5:建設業の魅力を教えてください。

ものを作れば長年残るというところです。また、みなさんの生活のあたりまえを作ることに少しでも関われることをとても誇りに思います。


記者の感想

取材をした学生記者(左から河東望結、千葉真人、北谷昂生)

今まで街中で、なにか工事をしているのを見かけることは多いけれど、実際にそれがどういう作業なのか、どのような意義をもっているのか知る機会はあまりありませんでした。しかし、今回青木社長から土木業の存在意義やそれを伝えていく重要性を学びました。
一つ一つひたむきに誇りをもって働き、さらなるスキルアップのために自己研鑽に励む姿がとてもかっこいいと感じました。
街で見かけたら心の中で「ありがとう」と伝えたいです。

今回、取材にご協力いただいた青紀土木の皆さん、本当にありがとうございました。


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