2020年ジュビロ前半戦を振り返る

twitter に書き込んだものの再編集まとめです。

ジュビロ磐田 前半戦21試合中(7勝5敗9分)の内訳
得点0…6試合(3敗3分)
得点1…3試合(1敗2分)
得点2…10試合(5勝1敗4分)
得点3以上…2試合(2勝)

失点0…6試合(3勝3分)
失点1…7試合(4勝1敗2分)
失点2…7試合(3敗4分)
失点3以上…1試合(1敗)

今年の前半戦のジュビロは…
・得点を2点以上取れないと絶対に勝てない
・2失点以上した場合は絶対に勝てない

っていう勝利条件で、結論としては…
・勝つには2得点以上して、1失点以内に収めなければ勝てない

っていう「勝ち幅の異常な狭さ」が今の順位の原因なんだよね。これをパッと見たら「そんなんアタリマエやろ、言わんでもわかっとるわ」って思う人も居るかもしれないけど、この現状の勝利条件で最大の問題って「1-0、もしくは3-2では勝てない」ってことなんだよね。

要するに終盤で同点で点を取りに行かなければならない試合が勝てていない。ってことは、結果だけ見ても「狙って1点取れるチームではない」と言いきれる。だから「戦術は高度、選手層は厚い」と言われるけれど「守り切れるほど守備が強いわけでもなく、攻めきれるほど攻撃が強いわけでもない」状態に陥ってる。周りのチームとの比較をしたときに総得点も総失点もそんなに悪くないのに、それが勝敗に影響してないんだよね。笑えないけど、ちょっと面白い状態。これをどう改善するんだろう?

で、私の考えとしては…

1点差の負けを引き分けにする 3試合:勝ち点+3
1-1の試合を勝ち切る 2試合:勝ち点+4

増加合計+7

これなら勝ち点37で4位の福岡と並ぶから、上位を伺うには悪くない順位だった。ってなると「1点を取りに行くか、1点を守りに行くか」の戦略、割り切りが足りてないんだろうね。追加して3回あったスコアレスドローで1点取れればさらに+2。水戸か町田なら上位は混戦、もし長崎であれば今のジュビロと立場が逆転していたかもしれない。って考えると話は早くて、後半は今回落とした勝ち点9を拾いつつ、さらに想定分を獲得する必要がある。前半より+18、勝ち点48が最低の合格点。

21試合で取れる最大勝ち点が63だから76%の勝ち点が必要になる。これで合計勝ち点が78だけど、J1に上がる基準として良く上がっていた数字が勝ち点80だからそれよりは低くなる。しかし上位を意識して狙って叩けば可能性が生まれる勝ち点になってると思う。

なので前半戦の結果から勝ち点18を追加するっていうと一見無茶な数字にも見えるんだけど、実際の内容は「前半戦より6試合だけ1点多く取る、失点1を6試合減らすだけ」だから、難易度は見た目ほどでもないかもしれない。逆に言えば、たったそれくらいの違いだけでここまで大きな勝ち点の差が生まれるわけだから「リスクを犯して1点を取りに行く」もしくは「リスクを切って1点を守り切る」と言う割り切りは、特に後半戦では無茶苦茶重要になるってことだろう。

そうなるとフベロさんの選択や戦略にも変化が必要なのは間違いない。けど、その辺りの修正を私はキッチリしてくると信じて、今後もDAZN観戦だけどしていこうと思う。

ということで考察終わり。長いこと読んでくれてありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?